魅惑のコリアンダー

世界中で愛されるハーブ.
コリアンダー.

英語でコリアンダー.
中国では「香草(シャンツァイ)」.
タイ語では「パクチー」.
ベトナム語では「ザウムイ」.
ポルトガル語では「コエントロ」.
スペイン語では「シラントロ」.

しかしなぜか日本ではあまり愛されないのがコリアンダー.
日本の食文化との相性がよくないらしいのがコリアンダー.
特に日本人男性から嫌われるのが,コリアンダー.
バジルは受け入れられたのに,やっぱり敬遠されるコリアンダー.
葉がイタリアンパセリに似ていて,紛らわしいのがコリアンダー.
欲しい時に手に入らないのがコリアンダー.

私の知人が,昔,
キャンプか何かでカレーライスを作って食べて,
その時,なんとカメムシがカレー鍋に落ちて,
紛れ込んだのを知らずに口に入れて,
「うぇっ」と吐き出すという大惨事に見舞われたそうです.
そのずっと後,あるハーブを初めて食べて,
「これ,カメムシと同じ味じゃん!」と言って吐き出した,
そのハーブの名もコリアンダー.

でも,自分はコリアンダーの香りにやられてしまいました.
こういう状態を軽度の依存症といいましょうか.
実は白状すると,昔はちょっときつくて,「??」と思ったのも事実.
でも今は,コリアンダーなしの人生なんて考えられない,
というのはもちろん言いすぎですが...

本日,世紀の大発見.
それは...




完熟の桃とコリアンダー.^^

これはいろんな要素が絡み合う素晴らしいハーモニー.
ストリングスが奏でる和音のような安心感.

でも.

コリアンダーが苦手な方は決してやらないでください.
せっかくの桃の味が完全にダイナシになりますから.笑

 

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アメリカ食事情

今回のアメリカの旅では,いくつかテーマを持っていたのですが,そのひとつが「食」.日本で耳にするアメリカの食はあまりいい印象が語られません.私の周りで耳にするキーワード.「美味しいものはない.」「金を出さなければ美味しいものはない」「結局,ハンバーガーだ」「遺伝子組み換え作物」「狂牛病」「飛行機で大量に蒔く農薬」「肥満問題」...こんな感じでしょうか.なんとなくいいイメージではなくなっているように思います.ということで,アメリカの食事情について,現場を見て実際どうだったか,その辺を書きたいと思います.

前に書いたとおり,初日の夜のほうれん草とイチゴのサラダに大きな感動を得た翌日,ひとまず肉を食べずには終われないとばかりにステーキハウスへ.こちらは,St Elmo Steak House.こちらで,フィレとサーロインを頂きました.(ひとりで食べたわけではありません...シェアです.笑)



New York Strips 14oz !!!


なるほど,美味しい.いやあ,これは美味しすぎる!!日本のステーキは高級になると油が入りすぎてどうも息苦しくなるのですが,こちらは基本的に赤身.そして,油じゃなくて,肉の味がはっきりするので,「肉を食べています」という満足感が凄いですね.あと,凝ったソースなどではなく,シンプルに塩と胡椒だけで食べるというのも,肉が本当に美味しいから.白いんげん豆のスープも美味しかったし,つけ合わせのマッシュポテトがまた格別.畑の香りがする...

こちらのステーキハウスの天井がちょっと素敵だったので,写真撮ってみました.




次の日はポーク.BBQスタイルでとてもフルーティかつスパイシーな料理を食べました.Baby Back rib,Regional Pulled Pork等のコンボ.Back ribはとても野性的.Pulled porkは,絡んでいるソースが凄く刺激的で,白米とも合いそう,と一瞬思いました.




アメリカではどこに行っても感じることですが,とにかく量が多い.これがアメリカンスタイルなのでしょうけど,ちょっと私の胃袋には限界があります.しかし,周りのネイティブの客も,全部食べているわけでは全くない様子で,食べ切れなかったら持ち帰りできるのがアメリカ式.皆,袋に入れてもらって持ち帰っていました.

ところで,これらレストランは,まあそれなりに値段も高いので,もっと現実的な世界を見なくてはいけません.ということで向かうはスーパーマーケット.いくつかのお惣菜と果物,サンドイッチなどを買って食べたのですが,どれも美味しい.果物はブラックプラムとイチゴを買ったのですが,どちらも瑞々しくて,甘いものでした.それから,「very thin」と注文して切り分けてくれるローストビーフもまた格別,ブルーチーズのコールスローも新鮮な驚きでした.

ひとつのスーパーマーケットに行けば,ほとんどのものが確実に揃うそうです.日本では,大好きなコリアンダー探しに苦労することがありますが,こちらでは,大量のコリアンダーが束で売られていました.まあ,そりゃそうか.日本でコリアンダーはメジャーでは決してないですからね.でも豆腐や醤油なんかも普通にあります.こんにゃくはさすがに無いようでしたが...笑 ということで,もしアメリカに移住しても食に困ることはないと思いました.

最後に.帰りの飛行機の機内で,コカコーラを飲んだのですが,これがぬるかったんですが,すごくマイルドで美味しく,びっくりしました.そう,ぬるかったから,逆に気づけたんです.日本に着いて,成田で即行日本産コカコーラ買って飲んだのですが,やっぱり美味しいとは感じない...そうか,あちらのコークは日本のとは味が違うんだ!とそう確信した瞬間でした.コークの美味しさは前にアメリカに行った時も思ったことでした.そして,その時および今回も途中までは,あちらの料理や気候にこの味が合ってるんだろう,と思っていたんです.しかし,実際は違うようです.ちょっと調べたところ,コークは原液がアメリカで作られて,世界中に輸送され,その土地の水で商品になるのだとか.だから,国によって味はけっこう変わるんでしょう.帰りの出発地はアトランタですから,まさにコカコーラのお膝元でできたコークを機内で飲んだのかもしれません.

 

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フランスパン!

フランスパン,私は大好きなんです.でも,日本ではあまり美味しいフランスパンには出会えませんから,ちょっと残念です.まあ,これは仕方ないのかもしれません.フランスパンは,小麦粉と水と塩とイーストしか使わないので(バターとかは一切使わない),それらの質と互いの相性がとても大切な要素なんだと推測します.気候も重要かもしれませんね.パン生地をこねる時の湿度とか,ひょっとしたらパンの焼きあがりに影響があるかもしれません.もちろん職人さんの経験と技量が最も重要なんだと思いますが.




写真があったほうが雰囲気でるかと思って.^^; 
この写真はフリー素材から.→ s-hoshino.com


最近ちょっと思うことがあります.どうも日本のフランスパンは焼きすぎなんじゃないか??って思うのです.どうなんでしょう.これはもう全く素人の勝手な感想ですが,日本のバゲットはとにかくボロボロと崩れます.そういうのが多い気がするんですが,どうなのでしょうか.専用の窯じゃないと,薄くパリッと,上手に焼けないのかもしれないですけどね.

あともうひとつ気にかかることが.それは何かというと,時より見かける「ジャンボフランスパン」とかいう妙なノリ...笑 もうすでに長くて大きなバゲットなのに,さらに大きくしてどうするんだ!?と突っ込みたくなるのは私だけなんでしょうけど...^^;  これって札幌のデパートでよく見るんですが,札幌だけなんですかねぇ.多分目的は,人目を引くことなんだと思います.最終的には,切り分けて売られています.ただでさえ繊細な類のパンなので,体積大きくして焼いても美味しくないと思うのです.ということで,以前に買って食べたら,予想通りかなりいまいちでした.
(=。=)

ところで,フランスパンの美味しさに衝撃を最初に受けたのは,ポーランド航空の機内食.パリ発ワルシャワ行きの飛行機の中で食べたバゲットが衝撃的に美味しくて,本心から「こんなパンを毎日食べられるなら,マジでご飯と味噌汁いらないかも♪」とさえ思ったくらいです.今もあの感動ははっきり覚えています.パリッという軽やかな音と同時に口一杯に広がる小麦の香りと噛むほどに濃度を増す旨み.食感と香りと味という三要素がパーフェクトだったんでしょう.そしてやっぱりボロボロと崩れないんです.パリッと割れても,皮はちゃんと内側の生地にくっついたまま.

パリでも美味しいパンにはもちろん出会えます.パリの街中で売っているサンドイッチは,バゲットにチーズやハムや野菜を挟んだシンプルなものですが,日本のフランスパンの平均よりはやはりかなり美味しいです.あちらの方々は,昼休みにこのバゲットのサンドイッチを買って,飲み物を飲まずによく食べ歩きしています.最初は「のど詰まんないのかなぁ」と思ったものです.しかし,いざ食べてみると,すごく美味しくて,唾液がどんどん出てきて,飲み物いらないんですよね.なるほど,と思いました.

 

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ガーリック無きイタリアン

なんだかんだ言って,日本はグルメの国だと思います.というのも,新鮮な魚介やだし文化や味噌の話だけではなく,外来の食材でさえ,それなりに美味しいと思えるものが簡単に手に入るからです.例えば美味しい生ハムが欲しいと思ったとして,近くのスーパーに行けば,安くてもまあそれなりの生ハムが手に入ります.チーズだってお肉だってハーブだって香辛料だって,たいていのものは売っているんですよね.最高のものでなくても,それなりの質を保っています.家の近くのスーパーでは,コリアンダーがポットのまま土植えで売られていますが,誰が買うんだろうか....と思いながら我が家が買い占めております.笑 (→ フォー,生春巻きなどになります.^^)食材の豊かさは当たり前のことで気づきにくいですが,他の日本製の商品に比べてそのクオリティはやはり高いと思います.つまり,服とか家具とか家とか家電とか車とかテレビドラマとか,そういういろいろな他の商品と比べれば,食材はかなり豊富でバラエティがあると感じます.

最近,なぜかトマトが美味しいのです.札幌だけでしょうか,理由は不明です.適当に一番安いトマトを買うとあまり美味しくないのが今までの常識だったのですが,最近はなぜかトマトの質がいい.そこで,このトマトを使ってパスタを作り,ガーリックを引き算することに挑戦です.パスタというと,どんなレシピ本を見てもテレビを見ても,オリーブオイルとにんにくからスタートしますが,こういうのを見ていると,引き算してみたくなるのが私の性分です.ということで,テーマは「イタリアンは,にんにく無しでも耐えられるか」.笑 作ったのはトマトのシンプルな冷製パスタです.ただし,にんにくという絶対的相棒を失うため,使う素材はそれなりの良質のものでいきたいと思います.

(↑ 本当の理由はというと...あったはずのガーリックが家になかったのです.涙)

材料(2人分)
・トマト(固くて,甘くて,酸味が少なくて,とにかく美味しいもの)・・・・1個
・オリーブオイル(香りのいいもの)
・イタリアンパセリ・・・・適量
・タリアテッレ(DIVELLA)・・・200 g
・黒胡椒・・・・・粒を用意して挽く
・塩・・・・・カンボジア産・天日塩

レシピ:
・まずたっぷりのお湯を沸かし,安い塩を入れます.
・トマトを1 cm角くらいのサイコロ状に切ります.
・イタリアンパセリを好きな大きさに切ります.
・お湯が沸いたらパスタを投入します.今回は平打ちのパスタ,タリアテッレ.
・茹で上がったら,ザルにとり,冷水で冷やします.今回は冷やすので,温かいパスタよりも茹で時間を少し長くしてOK.
・パスタをボールにとり,乾かないうちにすぐオリーブオイルをかけ,混ぜてなじませます.
・トマトをいれ,優しく混ぜます.
・ここに,カンボジア天然塩,挽きたて黒胡椒,仕上げのオリーブオイルをかけ,優しく混ぜます.分量は好みで.
・イタリアンパセリを散らして出来上がり!


     

     パセリを適当に切りすぎて,つんつん立っとる...笑


非常にマイルド!トマトも塩も胡椒もいいものを使っているので,素材の風味が生き生きとしたパスタになりました.とにかくマイルドです....うーん,ちょっとマイルドすぎるかなぁ...笑 このマイルドさに,ちょっと刺激を加えるのがガーリックなんだなぁ,ということも,このパスタから教わりました.ガーリックという魔法はやはり絶大のようです.

 

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元祖長浜屋

博多に帰省すると,必ず行かねばならない場所があります.それは「元祖長浜屋」.長く食べていないと禁断症状が...(^_^;)

博多ラーメンと一般に呼ばれる中に,特に「長浜ラーメン」と言われるラーメンがあります.福岡の長浜地区は,博多湾岸の海沿いの地域であり,この地区の漁師や魚市場で働く人たちが食べたラーメンのことです.労働の合間に素早く,しかもたくさん食べることが前提のラーメンであったため,麺を細くすることで茹で時間を短くし,また麺のおかわりという替え玉文化が生まれたと言われています.

元祖長浜屋は一般的なラーメン屋とはかなり違っていて,かなりユニークな店です.ということで,元祖長浜屋に行くとどんな体験が待っているか,ちょっと紹介します!




元祖長浜屋入り口


基本編:
・まず,店の前で食券を買います.メニューは基本的に「ラーメン」だけです.他には替玉,替肉などがあります.おかわりを前提とするなら,先に買っておきます.現在,ラーメンは400円!
・店のドアを開けて入店します.すると間髪いれず「いっぱーい(一杯)」と店員の声が響きます.メニューがラーメンのみなので,入店と共に自動的にオーダーされるのです.こちらは一言も発さずともOK.
・席を見つけて着席し,テーブルに置かれているセルフサービスのやかんのお茶を注いでいると,「はい,どうぞ」と早くもラーメンが運ばれてきます.入店からここまでの所要時間は約1分半です.ここで食券を渡します.
・テーブル上には,ゴマ,紅しょうが,胡椒が置かれており,自由に入れることができますが,ここは細麺が急速に伸びていくので,何も入れずにまず食べるのがいいかと.
・一通り麺のコシを楽しんだら,ゴマ・胡椒・紅しょうがを好みで入れます.また,スープの味が薄いと感じたときは(想像以上に薄味であっさりしています),テーブル上に置かれてある「タレ」を入れます.少し入れるだけで,味が濃くなり引き締まります.
・量はさほど多くないので,10分くらいで食べ終わります.よって,店での平均滞在時間はたった10分強です.




これが元祖長浜屋の「ラーメン」.


応用編:
元祖長浜屋では,麺の固さと油の量を自分の好みに調節することができます.麺の固さは,「なま」「かた」「ふつう」「やわ」の基本4段階で,普通の固さが希望なら何も言わなくてOKです.「なま」は数十秒の茹で時間,ほとんど生麺です.笑 次に油の量ですが,こちらは「べた」「ふつう」「なし」で表現され,ふつうを希望ならやはりあえて「ふつう」と言う必要なし.実際注文する時は,「油・麺の固さ」の順で組み合わせて,「べたかた」「なしやわ」のように注文します.さて,問題はその注文のタイミングです.入店と同時に「いっぱーい」と自動オーダーされてしまいますが,それよりも先に「べたかた」と声を発して注文するのがベストです.ちなみに,これら元祖長浜屋用語を知らずに入店し,「麺は固めでお願いします」などと言っても,排他的な空気はないので全く問題はありません.(わざわざ言わないと思いますが...笑) ただ,これらの用語を知っているとオーダーが極めてスムーズに流れます.

元祖長浜屋の特徴は,店の規模に対して店員が多いことです.しかしこれは,このスピードでラーメンを繰り出すために必須の体勢でしょう.たいてい6人くらいの店員がいて,麺を湯に投入する人,スープを注ぐ人,ネギ,肉を添える人,皿を洗う人,ラーメンを運ぶ人,のように完全分業されています.この体勢でもって,どんなに店が混雑していようと入店からわずか1分程度でラーメンが運ばれてくるというシステムは決して破綻しません.そして,24時間営業・年中無休,いつもそれなりに人がいます.これはどういうことかというと,日時を気にせず,食べたいときに店に行けば,すぐに食べられる,ということであり,これが元祖長浜屋のコンセプトなんだと思います.




時間によらずいつも混み合う店内.



食べに来る人は,実に様々です.華やかな姿の女性グループから,作業服姿の人,サラリーマン,やくざ系の人,ガイドブックを持った旅行客,高校生,大学生,老夫婦,若いカップル....誰でも訪れます.そして約10分強の滞在をし,ラーメンを食べて帰って行きます...この店の中は,ある種の平和感に満ちています.ここを訪れる人の多くがここのラーメンが大好きで,店の中にいる間,心底ラーメンを食べることを楽しんでいるようです.そういう類の平和を,元祖長浜屋の中にいると私は感じます.

 

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エビのチリソース

エビのチリソースは,中華料理店にはどこにでもある定番料理ですね.しかしこの料理,ご存知の方もおられると思いますが,ソースにトマトケチャップと豆板醤を使います.豆板醤とトマトケチャップってよく考えたら不思議じゃないですか.そう,実はこの料理,中国には存在せず,日本限定の中華料理なんだそうです.ウィキペディアによると,四川の中華料理人である陳健民が,日本で中華料理を普及させるため,豆板醤の辛さを抑えるために考案した創作レシピなんだとか.なるほど...と,これは雑学です.

ところで私はエビチリが大好物なんですが,自宅でトライしてみて,かなり手の込んだ料理だということを改めて知りました.とにかく,あの食感と味がなるほどこのようにして生まれるのか,と,自ら手を動かし目の前で理解するのはとても楽しいものです.そして完成したエビチリは,冷凍エビを使ったとは言え,まさに立派な本格エビのチリソース!家庭で中華料理店で食べるエビチリの食感を作り出すことは可能のようです!


材料(4人分):

 エビ(無頭・冷凍)・・・20尾(エビの大きさによって調節)
 白ネギ(長ネギの白い部分)・・・1/2本
 酢・・・少々
 サラダ油・・・適量
エビの下味
 塩・片栗粉・卵白・サラダ油・白胡椒・老酒(もしくは日本酒)
チリソース
 生姜・にんにく・豆板醤・トマトケチャップ
 水・鶏がらスープの素・老酒(もしくは日本酒)・砂糖


時系列レシピ:

エビのしたごしらえ
・まずはエビを流水で解凍・殻をむきます.
・エビに塩を降り,軽く揉んで,真水でよく洗います.
・背に切れ込みを入れ,背ワタをとります.
・エビに片栗粉大さじ2,塩小さじ1/2を投入し,(力を入れすぎずに)よく揉みます.
・水200ccを加え,(力を入れすぎずに)よく揉みます.
・エビを流水でよくすすぎます.これでエビの臭みがほぼ取れます.
・エビの水気をペーパータオルなどで完全に取り除きます.
・エビをボールに入れ,塩小さじ1/4,白胡椒少々,老酒小さじ2を加え,よく混ぜます.
・ここに卵白1個分を加え,卵白の塊感がなくなるまでよくほぐし混ぜます.エビとよく絡み,白く泡が立つくらいに.(この卵白がエビチリ独特のエビの食感を作ります!)
・ここで片栗粉大さじ2を入れ,均一に混ぜます.
・サラダ油小さじ2を入れ,優しく混ぜます.これでエビの下ごしらえ完了!

下ごしらえをしたエビを,時間をあけずにすぐ調理開始です.
・フライパンにサラダ油を引き,よく熱し,エビを並べます.
・両面を少し焦げ目がつく程度に焼きます.この時,中はまだ半生でOKです.
・焼いたエビをいったん取り出します.油と水がエビから出てくるので拭き取ります.網付きのバットに乗せて,水油を切るという手も.これは重要ポイント.

ソース作りからフィニッシュへ.
・エビを焼いたフライパンを冷ましている間に,生姜半かけ,にんにく1かけをすりおろします.
・水120ccに,鶏がらスープの素小さじ1/2,老酒少々,砂糖小さじ1,を混合したものを用意しておきます.
・白ネギをみじん切りにします.
・粗熱がとれたフライパンに油を引き,再び弱火で熱し,おろし生姜とにんにく,トマトケチャップ60 g,豆板醤小さじ1を入れ,ゆっくりと炒めます.
・香りが立ってきたら,あらかじめ用意した混合スープの素を入れます.
・煮立ったら,焼いたエビと白ネギを入れ,全体に絡めます.
・片栗粉少々を小さじ3の水を使い,水とき片栗粉を作って入れます.
・全体にとろみがついたら,火を止め,サラダ油数滴,酢少々を入れ,軽く混ぜ合わせます.油は見た目を艶やかに見せ,料理が美しく変化します.酢は,エビチリの香りを洗練されたものに変えます.
・器に盛ってできあがり!





こんな感じです.盛り付けも写真も下手.涙 見た目は冴えないですが,味と食感はまさにエビチリでした.美味しいです.ところで,残った卵黄はどうしたかというと,今回はスープに投入しました.チャーハンもいいですね.かなり忙しくなりそうですが.

 

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フォー・ガー

私は基本的に東南アジアの料理に常に魅了されています.暇さえあれば,すぐにタイのグリーンカレーや前にも紹介したヤムウンセン,生春巻きが食べたくて仕方なくなります.笑 その中でも特に愛してやまないのがベトナムの「フォー」という料理です.「鶏肉のフォー(フォー・ガー)」は,ベトナムでも最もポピュラーなフォーで,原料に米粉・タピオカ澱粉を使って作られたライスヌードルを,鶏ガラのあっさりスープに,山ほどの生野菜,ハーブ類を乗せて食べます.スープにはもちろん必殺のヌクマム(ナンプラーのベトナム版)とライムが加わります.シンプルなガラスープと,魚醤,ライム,生姜,ネギ...ああ,黄金のスープです.誰が発見したのでしょう,この組み合わせ...

材料(2人分):
ライスヌードル・・・・・・・・・・200 g(輸入食材店などでゲット)
鶏胸肉・・・・・・・・・・・・・・・・1枚
ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・4分の1本(青い部分がメイン)
あさつき・・・・・・・・・・・・・・・10本くらい
生姜・・・・・・・・・・・・・・・・・・1かけくらい
水菜・・・・・・・・・・・・・・・・・・1株くらい
コリアンダー(パクチー)・・・好きなだけ
その他必須調味料・・・・・・・ヌクマム,赤唐辛子,ライム

時系列レシピ:
・まず鶏がらスープを作ります...スミマセン.今回は鶏がらスープの素を使いました.約800 cc.(^_^;)
・スープにぶつ切りのネギ,スライスした生姜,鶏胸肉一枚を入れ沸騰させる.
・そのまましばらく煮込む.
・煮込んでいる間,別の鍋でライスヌードルを茹でる準備をする.
・またその間に,あさつきを小口切り,赤唐辛子を輪切り,コリアンダー・水菜を適当に切る.
・火が通った胸肉を出し,冷ましてからスライスする.
・ネギ,生姜をスープから取り出す.ここにヌクマム大さじ2を加える.
・スープの味を見て,塩で味を好みに調製する.
・ライスヌードルを茹でる.
・茹でたヌードルをさっと水で洗ってぬめりを取ってどんぶりに移し,スープを注ぐ.
・ここに,鶏肉と野菜類を豪快に盛り,ライムを搾り,唐辛子を散らす.





具としては,大葉やもやしもよく合います.バジルも合うそうですが,私は試していません.とにかく好きな組み合わせを探すのは楽しいと思います.また砂糖を入れると味がマイルドに.このあたりは好みで調整するといいでしょう.食べながら砂糖を足してみたり,ヌクマムを足してみたりして,味の変化を楽しむこともできます.この感覚がアジアンですね.ちなみに,やや温度が下がっても美味しいのがフォーです.ライスヌードルは,一度水で洗わないとペタペタとくっついてしまいます.ですので,ラーメンのように熱々というわけにはいきません.このへんはヤムウンセンと同じですね.成熟した料理というのは,温度までが最適化されているのかもしれません.

関連記事:ヤムウンセン

 

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豚肉とピーマンのオイスターソース炒め

中華料理といえば,中華なべを手に入れ,火力勝負!しかも油通しや湯通しと手も込んでいて,なかなか一般家庭のキッチンでは難しい...という印象がありますね.いや,ありませんかね.(私だけ?笑)

チンジャオロースのレシピは比較的簡単です.チンジャオロースの素のようなものが日本には売っていますが,調味料の種類さえ間違わなければ,こんな「素」などと比較できないほど美味しいものが出来上がります.チンジャオロースで問題となるのは,肉や野菜を細切りにすること.細切りにすることはこの料理にとってソースとの絡みと食感を考える上でとても重要です.でも細切りにすると,強い火力で短時間に炒めなければ,シャキッとした食感が再現できなくなります.これが意外に家庭では難しいのです...それに,全てを同じ太さの細切りにするのは少々面倒くさい...じゃあ.仮に細切りにしなかった場合どうなるか,という疑問がふと沸いてきました.そして,さっそく実験してみたところ...基本的に細切りにしなくても充分に美味しいものができるということを確認しました!でもこれを「チンジャオロース」と呼んではいけませんね.ここでは「豚肉とピーマンのオイスターソース炒め」という名前にします.

材料(2人分):
豚もも肉(肩切り落としや牛肉でも可)・・・・100〜150 g
ピーマン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4個〜6個
人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピーマンの半分量くらい
筍水煮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 g程度(中1本)
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一片
生姜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニンニクと同じくらいの大きさ
調味料・・・醤油・日本酒・オイスターソース・片栗粉・中華スープ

レシピ:
・ピーマン,人参,筍を適当な大きさに切ります.ニンニクと生姜は微塵切りにします.
・豚肉を適当に切り,醤油(大さじ1/2)と酒(大さじ1/2)をふりかけて軽く揉み,片栗粉(大さじ1/2)をまぶします.片栗粉は肉の表面に白く残らない程度でOK.
・フライパンにサラダ油を引き,弱火でニンニクと生姜を炒めます.
・火を強めて,そこに豚肉を投入し炒めます.
・豚肉に火が通ってきたら,ここに人参と筍を投入し,引き続き炒めます.
・ここに中華スープ(30 cc程度)を投入します.ジュワーといいます.
・ピーマンを投入します.ピーマンは炒めすぎないように最後です.
・オイスターソース(大さじ1)を入れて,炒めます.
・盛り付けて出来上がり! 以上,約15分弱で完成です.

参考までに分量を書いていますが,私の感覚では,中華料理は分量が適当でもちゃんとできるところが凄いところだと思っています.もちろん,味に再現性をとるためにはある程度厳密にやらなければいけませんが,それなりに「美味しい」と感じるレベルなら,適当でもかまいません.それよりもやはり,野菜や肉の火の通り具合に気を配ったほうがいいでしょう.ピーマンがくったりしてしまったら,魅力半減です.私は薄味派なので,このレシピは軽めに仕上がります.味が濃い方が好きな方は醤油やオイスターソースの量を増やすといいでしょう.酒は紹興酒があればいいですが,日本酒で問題ありません.人参は彩りです.チンジャオロースにはあまり入れないと思いますが,特に料理の邪魔にはならないので大丈夫です.もしくは赤ピーマンでもいいですね.

    
    ↑こんな感じでできあがり!!

漠然とチンジャオロースと考えても,どんな味だっけ?となってしまいますよね.でもこのように最初から作ると,「チンジャオロースの味は,生姜・ニンニク・オイスターソースのハーモニーだったんだ」と明確に理解できます.こういうふうに味の成り立ちが解読される過程はすごく面白いです.


 

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豚ロースのバルサミコソース

バルサミコ酢は,日本酒,醤油,みりんなどの日本の調味料との相性が抜群です.この奇跡の出会い(言いすぎですか...笑)を,極めてシンプルに体感できるのがこの一品です.といっても,ソースに使うのはまさに,バルサミコ酢・醤油・みりん・日本酒の4種のみという簡単さ.しかも分量もすべておおさじ1でOKなので,瞬間暗記可能という優れたレシピです.

材料(二人分):
豚ロース・・・・・・・・・・・・・・・・二枚
付け合せの野菜やきのこ・・・お好きなものを!
パセリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
調味料・・・・・・・・・・・・・・・・・・塩・胡椒・バルサミコ酢・醤油・みりん・日本酒

時系列レシピ:
・豚ロースの筋切り.軽く塩と胡椒をふる.
・付け合せの野菜を切る.今回は人参とエリンギをスライスして使用.ここはご自由に.
・パセリをみじん切り.
・フライパンにオリーブオイルをひく.
・人参とエリンギを炒める.塩を軽くふる.
・人参とエリンギをお皿に取り,そのまま豚ロースをフライパンへ.両面を焼く.
・日本酒・みりん・醤油・バルサミコ酢を各大さじ1,フライパンへ直に投入.直でOKです.
・肉をひっくり返しつつソースになじませたら,蓋をして,しばし蒸し焼き.
・お皿に盛り付けて,パセリをちらしてできあがり♪

最近は,筋切り済みのとんかつ用のお肉もスーパーで見かけますね.これを用いれば,全過程約10分で調理完了です.10分でバルサミコ酢と日本産調味料の奇跡の出会いを体感できます.ちなみに,このソースは鶏肉ともよく合います.鶏胸肉を使えば,とってもヘルシーな一皿になりますよ! 

     
      ↑こんな感じでできあがり!!

ちなみに,今回付け合せがなぜ人参とエリンギだったかというと...
それしか冷蔵庫になかったからです.(^_^;) 

 

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ヤムウンセン

魚醤というのは,魚を塩漬けにして発酵させることで抽出した調味料.まあ「魚から作った醤油」のようなもの,かな...魚が持つ豊富なアミノ酸が抽出されているので,素晴らしい「旨み」を伴っています.タイの「ナンプラー」やベトナムの「ヌクマム」が有名ですが,魚を発酵させて作るこの類のものは実は日本をはじめ世界中にあるのだそうです.日本では秋田の「しょっつる」が有名でしょうか.ただ,やはり魚醤と言えば東南アジア.どんな料理にも塩味をつける時には必ずといっていいほど魚醤が使われますし,その旨みを生かした数々の料理がありますね.特に,この「魚醤」と「ライム」それから「砂糖」は,黄金のコンビネーションだと私は思っています.相性の妙といいますか.そして,クセのあるパクチー(別名:香菜・コリアンダー)を最大限に生かす魔法の一皿として,今日はヤムウンセンを紹介したいと思います.

ええ,今日は日本とは全く関係ありません.笑

ヤムウンセンはタイ料理で,まあ名前を付けろと言われれば「春雨サラダ」ですが,なぁんだ,サラダか...などと侮ってはいけません.けっこう作るのは面倒くさいんですよ...(^_^)

材料(2人分):
冷凍えび・・・・・・・・・・・・6尾
緑豆春雨・・・・・・・・・・・・30g
干しエビ・・・・・・・・・・・・ふたつまみ
ニンニク・・・・・・・・・・・・1片
紫玉葱・・・・・・・・・・・・・3分の1個(なければ普通の玉葱)
パクチー・・・・・・・・・・・・適量(思い切ってたくさん入れるのがお勧め!)
キクラゲ・・・・・・・・・・・・適量
赤唐辛子・・・・・・・・・・・・1本(辛くしたければ2本!)
その他の必須調味料:ナンプラー・ライム(もしくはレモン)・砂糖・塩
アクセント:粉末ピーナッツ,レタスやミニトマト

レシピ(時系列で書いていきます):
・ まず鍋にたっぷりのお湯を沸かし始める.
・ タマネギをスライスし水にさらす.
・ ニンニクみじん切り,赤唐辛子は小口切り.
・ 冷凍エビを流水で解凍しはじめる.
・ キクラゲ・干しエビをお湯でもどす.
・ 解凍エビの殻をむき,背わたをとり,塩水で軽く洗う.
・ この辺でお湯が沸騰するので,塩を入れる.量は適当.
・ エビを投入しゆでる.火がとおったら取り出す.冷ましておく.
・ エビを茹でた鍋にそのまま春雨を投入.
・ すぐさまフライパンに油.
・ ニンニク,唐辛子,干しエビ,キクラゲを軽く火がとおる程度炒める.
・ 茹でた春雨をフライパンに投入.茹汁も少し混入させる.
・ よく混ぜて全体になじませる.
・ なじんだら大きめのボールに移し,冷ます.さらした玉葱,茹でたエビも加える.
・ ここで黄金のソースを作る(ナンプラー大さじ2・ライム果汁大さじ2.5,砂糖小さじ1.5).
・ 黄金ソースをボールの春雨に和える.多少熱くてもOK.
・ そのまま少し冷まし,ぬるくなるのを待つ.
・ パクチーを適当に切ってこれも和える.
・ 最後に器に盛って,粉末ピーナッツを添えます.
・ ミニトマトやレタスなどを彩りに...

こうして作るヤムウンセン,正直言って激烈に美味しいです♪ ただし,材料を省くのは危険です.例えば干しエビを入れないと,ヤムウンセンとは全く言えなくなります.かなり絶妙なバランスの上にできている料理のようです.

あともうひとつ豆知識.この料理,ぬるいくらいの温度が最も美味しいんです.これ重要ポイント.冷やしても熱くても,ぬるいときの美味しさには勝てません.熱帯の料理だからなのでしょうけど,こういうところがすごいなぁ,と思います.タイの食卓の温度なのでしょう.東南アジアの方たちは本当にグルメですね.パクチーやナンプラーが苦手な方も一度お試しください.ひょっとしたら好きになるかもしれませんよ(保証はできませんが...汗).


    
    ↑こんな感じでできあがり!!


 


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