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旭山動物園の行動展示 :: 2011/01/09(Sun)

二度目の旭山動物園訪問.前回は6月だったので,冬の旭山は初めて.もちろん目的はペンギン散歩.





散歩コースは全長どれくらいあるのだろうか...たぶん500メートルくらいになるのではなかろうか.そこをペンギンたちがのんびり歩いてくる.だいたい1時間弱くらいかけて散歩する.

散歩は行きたいペンギンだけが出てくるそうである.特に飼育係の方は何もしないらしく,よって出てくるペンギンの数は毎回違うそうである.そして散歩中も餌でペンギンを操作したりすることもない.ただただ,ペンギンが自主的に歩いてくるように見える.これはペンギンの狩に行く習性の一部なのだそうだ.





奥のペンギンは斜面を登ろうとしているけど,そういうきままな行動に対しても基本的に飼育係の人は干渉しない.





時よりきわめて間近にせまってくるペンギンもいる.手で触れそうな範囲どころか,こっちがちょっと怖いと思うくらいまで近づいてきて目が合ったりする.距離にして30センチくらいだろうか...どうやらあちらもこちらを観察しているようだ.

ペンギンは遠くから見ていると可愛いのだけど,至近距離で見るペンギンの目つきは非常に鋭い.可愛いという言葉とは無縁の表情.とてもかっこいい.


****

旭山動物園は北海道旭川市にある動物園で,今や言わずと知れた有名動物園である.

僕は昔からあまり動物園という場所が好きではなかった.僕は福岡生まれなので,福岡市動物園の風景が思い出の中にあるのだが,動物園訪問を楽しんだ思い出はない.その理由はすごく単純で,「動物が可哀相」という気持ちになってしまう,これに尽きる.

狭い檻が並び,その中に動物が入れられ,説明の札が並び,それをずらずらと外から見ていくスタイルが微妙だった.そして,動物たちも全く活き活きしてなくて,イライラしているか寝ているか,とそんな場所も多かったように記憶している.それでも福岡の動物園はまだいい方だと聞かされていた.郊外の緑の多い場所にあるからだそうだ.

しかしながら,僕は動物(生き物)が好きなのだ.だから基本的に動物を見たいという気持ちはある.そして,身近ではない世界中の様々な動物を見ることができる動物園はやはり貴重な場所で.

そう,動物園に行きたい,とはいつも思うの.で,行ってみると微妙な気持ちになる.この繰り返しを多分何十回と繰り返してきたように思う.

旭山動物園の特徴のひとつは「行動展示」というもので,これはただ動物を展示するのではなく,動物の行動も一緒に見てもらおうというもの.餌をとるしぐさだったり,じゃれる姿だったり...そして寝ている姿でさえも,もっともその動物がその動物らしく寝ている姿が見えるように工夫されている.例えば,豹は高い場所が好きで,そういう場所ではリラックスして寝ることができるので,そういう場所を設けて,その場所を客が間近で見ることができるような工夫がされているのだ.

つまるところ「行動展示」は,動物たちにいかに自然体でいてもらえるかを最優先に考えて行われているものだ.人間である客はそういう状態の動物たちを見ることで,今までにはなかった経験をすることができるわけで,動物もハッピー,人間もハッピーだ.とても功利的な結果が生まれているのである.本当に素晴らしい動物園だと思う.この動物園で行われていることこそが,まさにプロフェッショナルの仕事だ.こんな仕事の成果が日本にたくさん溢れるようになれば,きっと社会はもっと明るくなるだろうなぁ,などと思ってしまう.

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目立つのもまたよし :: 2010/09/05(Sun)

今年は,サービス精神旺盛なキトンボに出会った.さあ撮れ,と言わんばかりに,明るい枝の先端に止まる.しかも背景は暗い場所で,キトンボらしい色合いが写真に少しだけ写った.翅脈のオレンジ,翅の先端のぽちぽち(縁紋)の黒い色も写った.人生で初めて,キトンボに至近距離まで接近してじっくり向き合った記念すべき日である.





キトンボには思い出がある.幼少の頃,博多のど真ん中の公園で遊んでいた僕は,思いがけず石の上から飛び立った強烈なオレンジ色を放つトンボに目を奪われた.季節は12月中旬.ほとんどのアキアカネが寒さで衰弱しふらふらと飛んでいる時期に,とても元気に勢いよく飛翔し,樹上の葉の上に一気に飛び去った,それがキトンボとの初めての出会いである.その後,公園は大掛かりな整備が行われ,残念ながらキトンボはいなくなってしまった.

キトンボの性格は僕にとってどうにも魅力的だ.他の赤とんぼは一般的に,一旦飛んでもまた同じ場所に戻ってくることが多い.ところがキトンボは自分が今まで止まっていた枝や石などにそれほど執着がない.かなり広い範囲を飛び回り,往復運動や狭い範囲をうろつくことはせず,あちこち飛び回る.とてもアクティブだ.また,キトンボは数も少なくて,決して群れない.キトンボの生息地に行っても,たくさんのキトンボが密集している状況に遭遇したことは僕は一度もない.いつも距離をとって各々過ごしているシーンをよく見かける.そして暑い時期から現れて,初雪が降ってもまだ生きている.寒さ暑さともに適応範囲がとても広く,実にタフなトンボのようだ.

この体力とこの性格で,しかもこんなに目立つ翅の蛍光オレンジ.ずいぶんと自己主張のある赤とんぼである.


****

自己主張と言えば,やっぱりマイマイだ.



これはおそらくサッポロマイマイという種のカタツムリだが,とにかく目立つところで寝ている.だからすぐに見つかる.生物たるもの,外敵から襲われないよう,寝るときは物影に隠れるとか,少なくとも貝の色が樹皮に似ているとか,そういう工夫があってもよさそうなものだが,この生き物に限ってそういう感性は全く無いようだ.とにかく目立つところで堂々と寝ているのをよく見かける.

まあしかしよくよく考えてみると,本人は自分の貝の中に隠れているのだが.笑

それにしても貝があるかないかはこれほど生き物の性格を変えるものなのだ,と思うと面白い.つまり,ナメクジとカタツムリのことである.ナメクジはやっぱり貝がないため乾燥を防ぐために自然と湿り気の多い場所に住むことになる.日が当たる場所にはほとんど出てこない.こういう制約があるからか分からないが,とても現実主義的で,リスクのあることには首を突っ込まない.

一方のカタツムリは,貝を背負っている重たさを除けば,いざとなれば貝に入ればいいという楽観があるらしく,基本的にとても能天気で,リスクを恐れず好奇心旺盛,そしてとてもマイペースである...以前飼っていたウスカワマイマイが夜中に脱走したことがある.あれ,いない!と思って探したら,ダイニングテーブルの脚に止まって寝ていた.しかもさんさんと朝の太陽があたる場所で...可笑しいことに,歩いた後は少しばかり粘液が付着するので,どこをどう歩いてダイニングテーブルの脚にたどり着いたのかばればれなのだ.その足跡によると,規則的な行動パターンなど全く無く,あっち行ったりこっち行ったり,本当に気のおもむくままに歩き回ったようで,最終的にダイニングテーブルの脚のその場所で疲れて寝たようである.たぶんこのサッポロマイマイも夜中にあっちうろうろ,こっちうろうろした後,たまたまこの場所で眠くなったから寝たのだろう.




今年はまだまだ札幌も残暑が厳しいが,空は少しだけ秋めいてきたように感じる.

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オカモノアラガイ :: 2009/06/15(Mon)

オカモノアラガイ.美しいプロポーションを持つカタツムリ.

オカモノアラガイ.私がときより散歩する公園にたくさん住んでいます.



こちらは,眠くて仕方がない状態だと推測されます.




こちらは元気に散歩中,だと思います.


「モノアラガイ」というと,淡水中に住む小型の貝類ですが,このオカモノアラガイは,オカ,つまり丘に住むということで,平たく言えば,要するにカタツムリで陸生です.しかし,水辺に近い場所が好みで,あまり乾燥した場所にはいないように思います.表情が豊かなのは,まさに腹足類の特徴.とても機械的な昆虫とは対照的です.

ところで,このオカモノアラガイ,すごく美しい姿だと思います.美しいの意味は,なんというか均整がとれたプロポーションというか...貝の巻く間隔,巻きの向き,巻き方,そして体の長さや曲線の具合が美しいのです.車で例えるなら,1BOXやセダンというよりは,クーペといった感じでしょうか.

黄金比が多くの場所に隠れている気がします.どこに隠れているだろうか,と探していると,たくさんみつかりそう.

黄金比についての詳しいページを見つけました.素晴らしく丁寧に説明されています.貝も登場します.
http://gakuen.gifu-net.ed.jp/~contents/museum/golden/page62.html

そういえば,昨年デビューのトヨタのコンパクトカーiQ.この車は黄金比を意識してデザインされていると聞いた気が...それほど美しく見えないのはなぜなのでしょうか.でも安定感のある姿であるとは感じます...
http://toyota.jp/iq/exterior/bodycolor/index.html

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なめくじたちのこと :: 2009/03/18(Wed)

なめくじの世話はカタツムリより大変です.

我が家には,ナメクジもいます.旭川産の水菜についてやってきたのですが,そのナメクジさんが卵を産み,そのまま死んでしまい,そしてその卵が孵化したもんだから,今は8匹の子ナメクジが我が家にいるのです.


約3mmです.

なめくじは,ご覧のとおり貝がありません.ですが,カタツムリと同じ仲間で,背中には貝が退化した痕跡が残っています.重くて邪魔だけど,乾燥から身を守ってくれる貝を捨て,始終湿り気のある場所に住むことを選んだ仲間がナメクジです.

ナメクジはカタツムリより世話が大変です.まず,貝がないので,手で持つことがほとんどできません.よって住まいを洗ってあげるのが一苦労です.しかも,乾燥しないように気をつけなくてはいけないので,気を抜けません.

ということで,8匹の世話をするのはちょっと荷が重いので,私の職場の生き物大好きな同僚に,なめくじがたくさん生まれたんだけど,育てない?と聞いてみたのですが....露骨に気持ち悪がられました.^^; まあ予想していましたし,冗談ですけども...もしあげたら塩かけられそう...笑

ナメクジはカタツムリに比べれば圧倒的に嫌われ者です.どうして,なめくじは嫌われるのでしょうかと改めて考えてみました.

まずは容姿が気持ち悪いことでしょうか.そしてじめじめした場所にいつもいること.さらに,いろんな葉っぱを食べる害虫であること...この3点かなぁ,という気がします.しかし,害虫としてならカタツムリも同じはず.ということで,やはり容貌と生活環境なのでしょう.カタツムリは貝を背負っていて,どこか愛嬌がある.また乾燥したら貝に閉じこもればいいので,そんないつもジメジメした場所にいるわけでもありません.一方のナメクジは,貝がなく,でろんとしていてヌメヌメとした体液に守られちょっと気持ち悪い雰囲気,そしてカタツムリのように意気揚々と乾いた場所を歩くことはありませんからねぇ...

さてしかし,ナメクジは昔から嫌われ者だったんでしょうか...

柳田國男氏が考察した方言の分布と拡散に関する著「蝸牛考」.日本におけるカタツムリの様々な方言が紹介されていますが,その中にカタツムリのことをナメクジと呼ぶ方言が出てきます.これは確実に今も残っているらしく,具体的には九州西部と東北北部の一部ではカタツムリのことをなめくじと呼ぶことがあるそうです.カタツムリを「なめくじ」と呼ぶ場合,貝のないこのナメクジのことを「裸なめくじ」と呼んで区別したりもします.

実は,さらに古い文献では,都(京)でもカタツムリのことを「なめくじ」と呼んでいたことが分かっており,つまり「なめくじ」はとても古い言葉なのです.それに比べて,カタツムリやデンデンムシ,マイマイのような言葉は比較的新しい言葉です.

恐らく過去の倭人は,なめくじとかたつむりを区別していなかったのではないだろうか,と思います.違いはもちろん認識していたと思いますが,同じカテゴリーだったのではないでしょうか.私としては,そのほうが古くからの日本人の世界観に合っている気がするのです.ナメクジがけっこう嫌われるようになったのは,かなり最近のことだったりしないだろうか...などと思ったりします.日本では,蝶と蛾がはっきり区別されるようになったのも最近です.過去には,蛾を気持ち悪いなんて言っている人はいなかったでしょう.

さて,場所はすっかり変わって,海の向こうアメリカ.彼の地にはバナナスラッグ(バナナナメクジ)という,いかした奴がいます.実は去年アトランタに行ったときは,さりげなく探してみたのですが,見つかりませんでした.残念.

こんなの見つけました.花を食べるバナナナメクジ.凄いインパクト.



色も鮮やかだし,大きさも圧倒的.でもけっこう愛嬌があるのか,決して嫌われ者ではないようで,バナナスラッグ・グッズなるものも存在しているらしい.カリフォルニア大学サンタクルーズ校のマスコットキャラクターにもなっているのだそうですよ.

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健康一筋 :: 2009/03/15(Sun)

カタツムリの世話の記録.その2.

我が家で今も元気に暮らしているマイマイです.名前はたかしくん.たかしくんが我が家にやってきたのは,ちょっと複雑な事情なので省略します.



たかしくんは札幌のウスカワマイマイであるだろうと推測します.おなじウスカワマイマイでも,えりざべすとはまるで性格が違います.えりざべすは,ほとんど後先考えずに行動する勝手気ままなタイプでしたが,こちらのたかしくんは常に規則正しく健康的な生活を心がけているマイマイのようです.

例えば,食生活.えりざべすは,好きなものを延々と食べる性格でしたが,たかし君は,ニンジン,レタス,水菜,卵の殻,ネコカリカリ(固形タイプのキャットフード・かつお風味)を,適正な量,バランスよく食べます.

起床時に行う自分の貝のメンテナンスもまめです.貝のふちについた寝るとき作った薄皮をきちんと食べるたかしくんですが,えりざべすは非常にいい加減で,薄皮をだらしなく貝に付着させたままでもお構いなしでした.

このふたマイの起きてからの行動パターンもまったく違います.たかしくんは,まず貝のメンテナンス,体操,散歩,一度目の食事,散歩,休憩,散歩,物思いにふける,仮眠,散歩,二度目の食事,散歩,仮眠,散歩,物思いにふける,仮眠,そのまま熟睡,というような具合に,いろんなイベントを交互にこなして行きます.一方のえりざべすの場合は,起床,適当に歩き回ってニンジンに偶然行き当たりそこから延々に食べ続けて,そのままニンジンの上でうたた寝,ふと目を覚まし軽く徘徊するものの,またニンジンに行き当たって成り行きで食事,そのままニンジンの横で仮眠,気付けば熟睡,といった具合で,ある意味非常にだらしのない生活です.

※人間(私)の勝手な定義:
・散歩:目が最大長になり,大きく揺らしながら歩いている行動.真後ろから観察して,貝の上に目が出ている状態.よって多分後方も見えています.
・物思いにふける:目が最大長の3分に2程度の長さになり,目はほとんど揺れず,歩みも止めてじっとしている状態.目はわずかに揺れていることもあります.上の写真のたかしくんです.
・体操:目が最大長の3分の2程度の長さで,上下左右と目を途中から折り曲げて大きく揺らす運動を続けている状態.歩みは行ないません.
・休憩:目が最大長の3分の1かそれ以下になり,微動だにせず歩みを止めている状態.
・仮眠:目が完全に体の中に埋まって行動をとめている状態.ただし,体は貝には入りません.
・熟睡:体が完全に貝に入り,薄皮を張っている状態.日照りが続くとこの状態でずっと過ごします.



すりおろしたニンジンに興味津々のたかしくん.
たかしくんがどかないので,すりおろしたニンジンにありつけないえりざべす.



これらはすべて約3年前の写真.えりざべすはその後死んでしまいましたが,たかしくんは今も健在で,相変わらず健康を第一に考えて規則正しい生活を送っています.おかげで今年5歳を迎えました.まだまだ健康です.どれくらい生きるのでしょう.久しぶりに写真撮ってみました.



3日前のたかしくんです.まだ起きてきません.



目覚めたようです.貝は若い頃と違って,色艶はなくなり,分泌物や汚れなどが堆積しています.まさに5年という歳月を物語っています.

つづき→なめくじたちのこと

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カタツムリたちのこと :: 2009/03/10(Tue)

カタツムリの世話の記録.その1.

我が家は腹足類と縁があります.我が家にいたカタツムリの記録です.

ある日,熊本産の大根葉に付いて我が家にやってきました.恐らくウスカワマイマイという種だと思われます.外に放すわけにもいかないので,我が家で飼うことにしました.

とてもマイペースなマイマイでした.ここを歩くんだと決めたら楽しげに直線的に這って行きます.そこに障害物があろうと,自分の貝殻が物にぶつかろうと,おかまいなし.這いながら,時々しっぽ(自分の体の後半)や自身の貝を操作するのを忘れて,体の前方だけがにゅーっと伸びてしまい,ふとそれに気付いて「おお,いかんいかん」とばかりに貝やしっぽを引き寄せます.基本的に起きている間は常に気分はハイ(high)で,寝ているときは完全熟睡です.ときどき仮眠もとります.仮眠時は完全に貝に入りません.完全に貝に入ると熟睡モードで,乾燥を防ぐために入り口に薄い膜をはります.


↑目がマックス伸びているときは,元気もマックスです.


好物は,ニンジンです.ニンジンに目がなく,レタスよりも水菜よりも,ニンジンが好きでした.若い頃は鶏卵の殻をガリガリ食べてカルシウムを補給していました.あとは,時より入れる土からミネラル分も補給していたと思います.変わったものとしては,沖縄産海葡萄の一粒を必死で食べようとして,結局噛み切れずに断念したという珍事もありました.りんごはほんの少し食べて,以後食べませんでした.どうやらお気に召さなかった模様.

ひととおり食事を終えたら,1日くらいは散歩と仮眠を繰り返しますが,そのうち貝に入って熟睡に移ります.こうなったらしばらく放っておいても大丈夫.むしろ寝たばかりで起こすと,機嫌が非常によろしくありません.1週間に1度ほど,霧吹きをかけて起こし,ニンジンなどを置きます.後で解ってきたのですが,低気圧が近づいているときに,つまり気圧が下がっているときに霧吹きで起こすと,極めて寝起きがよろしく,速やかにテンションが上がり絶好調になります.自然界では雨が降るときは気圧が低下する傾向がありますから,この生物は気圧変化を感知しているのじゃないかと思います.マイマイのバイオリズムなのでしょうか.

晩年は,歯(歯舌)がとれました.これで硬いニンジンをそぎ取りながら食することができなくなり,だんだん弱っていきました.さすがに入れ歯を作る方法もわかりません.そこで,ニンジンをすりおろしてあげてみました.そうすると,とてもよく食べました.それ以来,すりおろしたニンジンを食べる日々が続き,元気が復活しました.一方の私はカタツムリのためにニンジンをすりおろす日々.おそらく世界広しと言えども,カタツムリのためにニンジンをすりおろし続けたのは私くらいではないでしょうか.すりおろしたニンジンで3ヶ月くらいは元気でしたが,あるとき急に逝きました.2007年の2月のことです.それまでの2年ほどを我が家で過ごしました.このマイマイには,我が家ではえりざべすと名づけていました.特に理由はありませんが,そんなイメージだったからです.(どんなイメージ!?)管理人の仮の名前はこのマイマイからいただいております.

実は,もう一匹我が家にはマイマイがいます.こちらは今も健康で,今年で5歳を迎えます.それとナメクジさんたちもいるんですが,里親を探し中です...

つづき → 健康一筋

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