日本について考えるブログ




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歌心 :: 2014/11/02(Sun)

パク・キュヒさんのギターは本当に素晴らしい。心にすーっと入ってくる。




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iTunes Match :: 2012/03/04(Sun)

驚くべき内容だ。iTunes Matchのサービスが日本でも始まるらしい。現在のレートなら年額2000円程度と予想されている。これを支払うとどうなるかというと、自分のiTunesライブラリに登録されている楽曲がiTunes Storeで販売されている楽曲リストと照合され、同一と判断された楽曲はiCloud上のライブラリに追加されることになる。以後、何度でもその曲をDRMフリーの256Kbpsの高音質AACファイルとして手に入れることができる。これはつまり、昔買ったCD、レンタルショップでレンタルしたCD、友達から借りたCDをituneに読み込んだ場合も、はたまた、youtubeからMP3化したものを読み込んだ場合も、どうやら適合される模様(詳細な照合の基準は不明)。

え!?それじゃあ著作権とかどうなるのよ、と思った自分だが、調べていると、まさにこの記事に出会ったのだ。

http://blog.tunecore.com/2012/02/apple-imatch-the-first-royalties-are-in.html

どうやらアップルは、再生回数に応じてロイヤルティをアーティストに支払っているらしい!

oh, これはひょっとして、ものすごく素晴らしいことかも。

つまりこういうことになる。音楽自体は、インターネット上の大海原や、実世界の友人やレンタルショップや図書館や、とにかくどこから探しだしてきてもいい。その後、それを数回聴いて以後再生しなかったらそれでおしまいである。しかしもしそれを何十回何百回。そしてひょっとして何十年とそのアーティストの楽曲を再生し続けたら、自分が払っているiTunes Matchの料金はそのアーティストに多く流れて行く。一説では、3割がアップルへ、7割が再生回数に応じてアーティスト側へ流れると言われている。

AKB48が悪いわけではなく、彼女たちもプロフェッショナルで素晴らしいのだけど、しかし握手券につられて大量のCDが売れて、莫大な利益が生まれて、しかしCDは捨てられ中古に流れ、流れすぎて買い取り拒否までされて終了という悲惨な状況は残念でならない。確かに、彼女たちの歌(作詞作曲者の作品)を聴いて、もしくは舞台パフォーマンスを繰り返し見て、その分だけ利益が生まれるべきなのである。

「違法なファイル」までひっくるめて「合法なファイル」に差し替えてしまい、なおかつ著作権料を回収して、そんでもって再生回数に応じて還元するというこのサービス。僕は現在のアップルの強さ・したたかさ・知性・そしてアップルが考えている社会のビジョン、というものを感じずにはいられない。このiTunes Match、騒ぎ過ぎを承知で書いちゃうのだけど、ひょっとしてノーベル経済学賞級じゃないのか!?と思った。

アップルのこのビジネスモデルはどうやら日本の著作権協会(JASRAC)も受け入れる方針のようだ。あとは各レコード会社、そして市民がどれくらい受け入れるかだ。iTunes Matchをきっかけに、長い時間、広い文化圏に影響を与えるような音楽をうみだすモチベーションが、日本の音楽業界においてもっと生まれてくれば思う。

実は、昨夜行ったPE'Zのライブなのだけど、会場で彼らが、「まだ発売前ニューアルバムの全曲フリーダウンロードをやっているのでまだの方は是非ダウンロードしてください!」と言っていたのだ。なんでそんなことやるのだろうかと思ったところから、このニュースにたどり着いた。彼らのようなバンドはおおいにiTunes Matchの恩恵を受けるかもしれない。

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iPhone 4S 撮影テスト :: 2011/11/05(Sat)

コンパクトカメラに求められる性能は、デフォルト設定、オートモードでどれくらい雰囲気のある写真が撮れるかだと僕は思っている。どこにでも持ち運べて、いいシーンに出会ったら、ぱっと出して、さっと撮るのがいい。それこそがコンパクトであることの最大のメリット。この流れが乱されたらいい写真にならないうような気がしている。

自分的には「ズームはいじらない。露出補正は考えない。ストロボは基本的にオフ(たいてい雰囲気が壊れる)」が基本の3原則。つまり単焦点の明るいレンズで、画素数は控えめで、高感度であるほどいい。そこに優秀な露出決定のアルゴリズムと、画像処理エンジンがおごられていれば文句ない。

iPhone 4Sのカメラは、これら僕の考える理想のコンパクトカメラのように思われる。しかも、タッチパネルをインターフェースとして写真を撮る。この作業にも興味が湧く。



以下、すべてiPhone 4Sで、オートで撮影。すべて一発勝負。HDRはオフ。写真はサイズ変更以外にいっさい加工していない。たくさん撮ってその中からいいものだけ選んだりもしていない。場所は、北海道羊蹄山麓、真狩村。




サイドからの強い西日のせいで、けっこう白っぽくかすんで見えた羊蹄山。もっと色が乗らないかもと思ったけど、問題無し。見た目通りの感じに写っていると思う。フォーカスは無限遠でなく手前の樹木に来てるかも。




逆光のすすきもオートで楽勝。ちゃんと写真になっている。




西日を画面内に入れても、露出は破綻させられない。どうやって露出計算しているのか分からないけど、頭は相当によさそう。




素材の質感もよく表現できている。輝度差がある被写体だけど、露出は絶妙なバランス。近接時はスポット測光なのか!?




これは147のヘッドライト内部。金属やプラスチックのような無機質的な素材よりも、上のステアリングの写真のほうがいい感じかも。価格帯の低いコンパクトデジカメならこういう無機的な写真が一般に得意だと思うが、iPhoneはむしろ暖かみのある表現・素材が得意なのか!?




逆光で147をフルオートで撮影。いい感じ。黒くつぶれない。露出破綻しない。うーむ、やっぱり絶妙なバランスだと思う。




こちらは同じ場所で、タッチパネルにワンタッチ。147のノーズ付近をタップすると、すぐにそこにピントと露出がくる。暗いノーズ付近をタップしたため、背後は白く飛んだが、車は適正露出になったと思われる。がしかしどうだろう、上のフルオートのほうが雰囲気あると思うのだが。。。ということで、オートの勝ち。



ちなみに、公式発表されているのかどうか不明だが、ネット検索によると、レンズの明るさはf2.4。画角は35 mm換算でだいたい30 mmくらい。ISOは64-400くらいまでの間を頻繁に使っているらしい。(ISO, F値、シャッタースピード等は、iPhoto上で詳細写真情報を表示させれば確認できる。)

HDR(ハイダイナミックレンジ合成)の感想はまた後日。こちらは、条件がそろえばとても面白い写真が撮れそうな予感。

以上、過剰な期待は全く裏切られなかった。たのもしいカメラだ。

(※こちらにも写真を置いてます。)




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Sunburst :: 2011/05/15(Sun)

ギター入門書に載っているアンドリュー・ヨーク(Andrew York)作曲のsnow flightという曲がとてもいい.簡単なアルペジオ練習曲なのだけど,どうやら自分の感性と波長がぴったりらしく,この曲が持つ雰囲気の虜になってしまった.しかしスピードに乗って緩急強弱をつけながらひくのは初心者の自分にとってはまだまだ難しい.

snow flightが素敵なので,アンドリュー・ヨークという作曲家の作品を他にも聴いてみたくなった.調べてみると,以前にも耳にしたことがある曲を見つけた.その曲のタイトルはSunburst.日本のテレビCMに使われた曲だそうだが,ユーチューブで見つけたSunburstはなんとYork本人による演奏で,しかもこの演奏が言葉を失うほど衝撃的だった.感極まってここにリンクして書き残すことにした.






sunburstとは辞書によると雲間から太陽がさすことの意味だそうだ.そう言うと日本文化では雲間から光が漏れてくるイメージをついつい持ってしまうけど,多分そういうイメージではない.burst(爆発)という言葉がついているとおりで,雲の間から太陽のとても強い光が自分に向かってかっと出てくるイメージ.太陽が出てきた瞬間,あまりの強い光線,故に爆発したように見えないだろうか.そういう感じだと思う.

ただ,このサンバーストという単語.雲間の太陽というよりも強い太陽光線自体の意味もある.それは,ある種のデザインモチーフにもなっている.Adobe illustratorにもsunburstのオブジェクトは準備されていたんじゃなかっただろうか.

http://en.wikipedia.org/wiki/Sunburst.

それから,エレキギターのフィニッシュ塗装としてのsunburst.

http://en.wikipedia.org/wiki/Sunburst_(finish)


この曲のタイトルsunburstに作曲家はどんな思いを込めたのだろうか.2分あまりのイントロの後,主要なテーマが二回,親しみやすい旋律を伴って繰り返される.とてもやさしい時間や,激しく動き回る活動的な時間,調子に乗っている時や,ふと我に返る瞬間,そしてどこか寂しげなニュアンスもある.エネルギーを溜め込むかのような激しいパートでは,低音弦を高速連打し続ける演奏に圧倒させられる.これらが違和感なく接続されてsunburstはできあがっている.構成は古典的.だけど楽曲全体の印象はとても大衆的,現実感があって身近.それでもこんなにも素敵な音楽が生まれる.

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100万回生きたねこ :: 2011/04/30(Sat)

『100万回生きたねこ』は1977年に出版された佐野洋子作の絵本.

このブログのコメント欄で薦められ,もう一度じっくり読みたくなった.有名な絵本なので実は私も子供の頃に読んだことがある.ストーリーがあまりに鮮烈だったと記憶している.でも当時はまだ未熟だったため,それ以上の感想はなかった...今は手元になかったのだが,古本屋で入手することができた.

ちなみに,以下に完全なストーリーが掲載されているのでリンクすることにする.短い話なので3分もあれば読み終えることができると思う.
ただ,絵も素敵なので,実物の方がやはりいいです.

http://ww5.tiki.ne.jp/~momotti/kage/hn100.htm


で,大人になった今の感想なのだが,「重たい話だと思う」なんてしょうもない言葉しか出てこない.それ以上の言葉が見当たらない.

でもそれではつまらないので,少しだけ,まとまりのない内容だけど書いてみたい.

一般には,トラ猫が主役であり,最後に自由を手に入れ,誰かを愛することの意味を知る話,などと言われているようだ.一種のハッピーエンドだ.しかし僕は変わり者なんだろう,全くそのように感じない.いや,そういう解釈も間違いじゃないし,含まれているのだろうと思うのだが,ただの一要素のような気がする.

今僕は,最後に登場する白い猫は幸せや愛を感じられなかったんじゃないか,と不安だ.トラ猫は白い猫が死んではじめて悲しみのあまりに泣くのだが,そのシーンがあまりに前半の人間たちの泣くシーンにかぶってしまう.王様や女の子や手品使いたちも,みな本当にトラ猫のことを愛していたんです.だから大声で泣いた.でもトラ猫はそんな飼い主たちを嫌いだった.白い猫はトラ猫のことをどう思っていたかは全く語られない.

実は今回もう買ってから何十回と読んでいる.いろんなことを考えてしまう.本当にいろんなことだ.日々経験しているシーンが無数にこのストーリーの中に見え隠れしている.人間社会の様々な要素が内包されているのだろう.でも,そういうひとつひとつを並べていっても,この絵本の核心に近づいていく気がしない.上に書いた白い猫に関する僕の不安もただの一要素.だから,今のところ全くこれ以上書くことができなかった.

この混沌とした感触はとて東洋的だ.絶対的な愛が語られているようで,実は語られていないような気もする,そういうのも東洋的だ.輪廻転生的な世界観も東洋的だ.これ本は,キリスト教圏の人には理解しずらいし興味が湧きにくい内容かもしれない.

でも,とても晴らしい作品だと思う.子供も大人も関係なく多くの人に読んでもらいたい.

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趣味の目的 :: 2011/02/20(Sun)

趣味は楽しければそれでいいじゃん,と人は言う.もちろん同意だ.でも,趣味のどこを楽しいと感じるのか?と問うてみると,これは人によってかなり違うようで,それは前々から思うところだ.

例えば,魚釣りが趣味の人がいたとしよう.それはただ「魚釣りが楽しい」と片付けられる簡単なものじゃない.魚がかかって糸がククッと引かれるあの瞬間が楽しいのか,自給自足的な行いが嬉しいのか,1人の時間が持てるのが魂の解放なのか,たいていはそれらの組み合わせなのだろうけど,そんな具合に人それぞれだろう.

僕は写真,特に昆虫の写真をとるのが好きだけど,おおむね趣味で昆虫の写真をとっている人とは波長が合わない.楽しく感じている場所が全く違うらしいのだ.その生き物が,その生き物らしいと感じられるような写真を撮りたい.昆虫が嫌いな人に昆虫の美しさに気づけるような写真が撮りたい.そんな写真が撮れた時,本当に「楽しい」し「嬉しい」って思う.

最近はギターにはまってしまい,暇さえあれば練習している.せっかくのクラシックギターだから,クラシックギターでひくべき曲をいくつか練習しようと思い,映画・禁じられた遊びの「愛のロマンス」,そしてフランシスコ・タレガ (Francisco Tarrega)の「ラグリマ(Lagrima)」を選んで練習していたのだが,どちらも練習のかいあってどうにかひくことができるようになった.ラグリマは「涙」という意味.とてもきれいな曲なので,ユーチューブからリンクしてみた.





それにしても,練習は楽しいのだけど,ひととおり弾けるようになったら目的を見失ってしまった.

で,次の目標が必要になった.こちらはおそらくそう簡単にはたどりつけない目標.

今僕は何を考え始めているかと言うと,あのフランス映画「禁じられた遊び」をまず見なくていけない,見なくてはこの先,どうにも弾きようがない,と...それから涙って何だろうか,ということも考えてしまう.涙を感じずしてこのラグリマは弾きようがないだろう,と...涙はいろんな時に出るものだ.このタレガの「ラグリマ」はどんな時の涙を表現しようとしてるんだろうか.いろんな「涙」を表現できるだろうか.

最終的にはスペインに行かざるをえないだろう.(笑)スペインの空気を知らんとね.

一方,コード弾きで弾き語りする場合,ちょっと事情が違ってギターは伴奏に徹するものと妥協してもいい.でも今度は心をこめて歌いながらギターを弾くということの難しさを痛感する.

出現頻度の高い基本のコードはだいたい覚えたので,初見でもコード進行があればだいたいたどれるようにはなった.べたながら,ビートルズの「Let it be」.聴くだけと違って,弾き語ると違う世界が見えてくる.川嶋あいさんの「明日への扉」も改めて感動した.これ,カノン進行ということを始めて学んだが,すごい安定感.いや説得力か.この曲も聴くだけよりも何倍もその力を感じた.そして若返った.(笑)





やっぱり趣味の究極目的は,自己満足.そして自己治癒.趣味で元気になって,心にゆとりを持ち,あたたかな気持ちを持てるように.僕の場合,その過程がちょっと面倒くさい.

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ギター練習の日々 :: 2010/12/13(Mon)

ここ数週間,ギターに没頭中.

ある日の昼食時に,何気に楽器やりたいなぁとつぶやいたところ,すかさず学生の一人がギターを貸してくれた.「僕はもうあきらめたので,無期限でいいです,というかあげます」と言うもんだから,とりあえず少し練習してみようかと思い,借りることにした.

で,これまたアマチュアバンドでドラムをやっている別の学生から,「初心者のためのギター教本みたいなもんを買っても役立たないので,とりあえず好きな曲のコードが載っている本を買うかネットで調べてプリントして,延々それを練習した方がいいですよ」というとっても具体的なアドバイスをもらった.もちろんそうすることにした.つまり,Cはこう,それからFはこうかぁ...というような覚え方はするな,ということだ.

うん,そうだろう.「これはペンです」は,This is a pen. なんて覚え方をしたら英語は駄目で,それと同じというわけだ.すごく分かる気がしたので,コードの名前は覚えないことにした.後で,これがG7だったのか...という順番にしよう.そもそも音楽の素養は自分にはほとんどないので,むしろ都合もいい.

さて,まずは何を弾いて歌いたいかと考えた.すぐに浮かんだのが東京事変の「落日」.それから放課後ティータイムの「五月雨20ラブ」.でもどちらも初心者にはあまりに難しいので却下されました.(笑)

で結局,本屋の楽譜コーナーを物色し,コード進行と押さえ方の絵が一緒に載っているスタジオジブリ作品集を買い,比較的コード進行が簡単で,しかも大好きな曲のひとつ「世界の約束」を練習しまくった.

時より職場の先輩にも指導してもらった.この先輩はもう本当にギターが上手な方で,そしてやはり理系研究者だけあって,論理があるので教えられるときに僕にとってはとっても分かりやすい.押さえる場所を指で探すのじゃなく,腕全体で探す感じ,というようなアドバイスがあまりに適切で,すごくありがたいのだ.

そんなことをしているうちに3週間経過した.そして...なんと,多少ひっかかりながらも,あのハウルの動く城の「世界の約束」を弾き語れるようになったのだ.(むしろ歌詞覚える方に手間取った.)

正直に言って自分に自分が一番驚いている.何しろ3週間前まで僕は楽器は全く駄目だ,センス無いと決め付けていたのだから...3週間前の自分が現在にタイムスリップしてきたら,おそらく天国のような世界に違いない!

僕は昔,独学ではあるけどピアノをかなり真剣に練習したことがある.従姉がピアノが弾けたので熱心に教えてもらったこともある.しかしもう全く上手くならなかった.そして,上達しそうな感覚さえつかめなかった.右手と左手がバラバラに違うリズムを刻んで動くということがどうしてもできず,なんかもうストレスばかりたまるのである.

一方ギターは全く違った.うまく弾けなくても一向にストレスがたまらないのが不思議.それどころか楽しい.右手と左手に別々の役割があり,同じ事をしないのがいいのかもしれない.僕の脳みその動かし方は鍵盤よりもギターの方が合っていたということだろうか.

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けいおん!!・最終(24)話 :: 2010/09/20(Mon)

思わずはまってしまい,毎週欠かさず観てしまった「けいおん!!」.とうとう最終話を迎えた.

最終話はこれでもかというベタな演出で彩られていたが,それをベタと一掃できない重みが映像と劇の流れにはあった.先輩たちが卒業していなくなってしまう寂しさに耐えられず号泣してしまう梓に,唯は1期1話の中で撮った写真と,2期1話の中で拾っていた桜の花を何を迷うことなく贈った.桜は3年生の始業式の日に唯が拾っていたものだろう.11輪の桜を集めて,あとひとつで1ダースだと意味不明なことを言っていたあれである.

よくよく考えれば,桜とは一般的に散るものなのだ.日本では桜は儚さの象徴.なのに唯は1輪の花ごと拾って,手帳に挟み,花びらになって散る前の桜のまま時を止めた.散ることのない桜である.唯はきっと桜の花びらが五枚であることに気づいていた.梓に言った「花びら五枚.私たちみたいだね」というセリフは,他の人物が言ったら爆笑してしまうに違いないが,唯が言うと,これがどうにも笑えないのだ.即席とも予定的とも思えない,すごい質量を伴った言葉に思えた.彼女はどんな気持ちで桜の花を手帳に挟んでいたのだろう.そんなことをあれやこれやと考えさせられてしまう奥行きがこの作品の中にはたくさんある.

でも,こういうシーンばかりだと,それはそれでうざくなってしまうもの.それを仲間たちが緩和し,穏やかに変化させてくれる.紬は唯の隣でいちいち反応してるし,律は「何かっこいいことやってるんだよ!!」と唯の一人芝居?にいつもの突っ込みを入れる.澪はつられ泣きしないように必死でこらえているのか,全く緊張を崩さ(せ)ない.そんな,ひとりひとりの人間としての個性がいつでも損なわれないのがまたこの作品の素晴らしさだった.

先輩たちがただ一人軽音部に残される後輩の梓に送った曲「天使にふれたよ」.あまりにベタ過ぎてこっちが恥ずかしくなるような歌詞だったけど,3年間の背景があるからずしっと重たい.そしてそんなスペシャルな曲を梓は拍手しながら「あんまり上手くないですね」と切ってしまった.唯が入部するときに言った言葉と同じ...唯とは違って梓は受け狙い半分で言った言葉かもしれないが,いずれにせよこの言葉は全くマイナスではないのだ.だってあまり上手くないことなんてみんな自分で分かっている.おそらくとても短い時間の中で仕上げた曲に違いない.みんな前日まで必死に練習していただろう(唯は当日の朝まで...笑).誰も嘘など付かない.誰かに合わせて自分を失ったりしない.この社会の常識・体裁に対する軽い皮肉を,彼女たちの真っ直ぐな姿からどうしても僕は感じてしまう.

幼なじみの和と唯が一旦階段で別れるシーンも印象的だった.「一緒に帰ろう,後で電話するね」という唯の言葉に,和は返事をすることなく手だけを振って,二人は反対方向に歩いていく...もうこれは永遠の別れなのだろうと僕には思えたのだが,作り手は最後の最後に救済してくれた.電話などしてないのに和は音楽室にやってきた.このシーンは本当に感極まった...最終話は担任のさわ子先生の表情もすごく丁寧に描かれていてとてもよかった.音楽室に入らず外から聴いていたさわ子先生.あれが生徒と先生の間の距離だろうか.さわ子先生は音楽室で生徒たちといつもお茶してだらけていたけど,でもこういう「距離」をいつも考えている本当にすばらしい先生だった.そして最後の「私たちの曲聞いてくれる?」という,ちょっと挑発的な唯たちの言葉もすごくよかった.というかこのセリフはもう物語の流れとは関係ないのだろう.「けいおん」という作品の中をいつでも流れていた血液のような言葉だった.細かなことを拾い上げていくときりがないのだが,とにかくいい最終回だった.

****

この作品はとても上質な少女漫画だ.人物の感情やその変化と交差をとても大切に描き,だからモノローグが多用されている.そこをベースにして,男子を惹きつける分かりやすいいくつかのエッセンスが散りばめられていた.男子はどれくらい理解できているのか!?僕も思い至れなかったことがまだたくさんあるような気がしてならない.

自分の高校時代は,今思えばけっこう暗黒時代だった....僕は高校時代山岳部で山ばっかり登っていたから,正直なところ,くそ重たいザックの重みと汗の匂いしか覚えていない.もちろんいい思い出もたくさんあるけど,でもこの作品を見て,高校時代にもっと違ったことをやっていたら,もっと違った世界を知れたかもしれないと思った.ちょっと後ろ向きの感想ではあるけど,それくらいに青春という時間を思い出し,なんともいえぬ感傷に浸らせてもらった.

関連記事:http://erisabeth.blog123.fc2.com/blog-entry-364.html

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感銘を受けた漫画・アニメ :: 2010/07/13(Tue)

けいおんの話題を書いたので,勢いでもう少し...

日本ではやはり漫画とアニメは僕にとって最高の「娯楽」だ.実際は本当にたくさんの作品があって,だから玉石混交なのだけど,でも芸術的だとさえ思う作品もたくさんある,ように思う.

日常的な娯楽として,例えばテレビドラマや邦画なんかを例に挙げるなら,僕は漫画やアニメの圧勝だと思っている.クリエーターがビジネスとしての成功を気にせず,やりたいことを自由にやれているような感じを受けるのだ.そしてそれを支えているファンもたくさんいることだろう.うまくかみ合っているかもしれない.まあ,けいおん人気など見ていると,充分にビジネスになっているという気もするのだが,しかしそれでも「一儲けするための創作」じゃなく「創作の結果儲かった」という順番は維持されているんじゃないだろうか.創作プロセスは決して疎かにされていない.そして,一度構築されたこの分野のクリエーター達の連携はそうやすやすとは崩れないだろう.

アニメや漫画に関する考察は,前にも書いたことがある.
興味があれば...こちらです.→ http://erisabeth.blog123.fc2.com/blog-entry-67.html

僕がこれまで見たり読んだりしたものの中で,いくつかよかったと思う漫画やアニメ作品を紹介したい.と言っても,僕は全くたいした量を読んだり見たりしてないので,そういう意味ではたいして参考にならないかもしれないけど.


オススメの漫画:

・宇宙兄弟
人が魅力的である瞬間ってどんな時なのだろう...人の優しさ,ユーモア,知性,好奇心,機転,行動力,そして包容力...そんなポジティブなものにたくさん出会える漫画だ.魅力的な人間への手引きがぎっしり詰まっている.こんなに素晴らしい漫画があるのかと,僕は最初に読んだ時,本当に心から感動した.どうやらツボに見事にはまったようで...今もモーニングに連載中です.

・よつばと!
何もかもが僕にとって特別な漫画.でもうまく説明できない.僕はこの作品に登場する全ての人たちを愛しています.本当に温かな気持ちになれる漫画,それがよつばと!それ以上に何か具体的なことが何も書けない...ので,ウィキペディアへリンク...(こちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%A8!).

・神の雫
ワイン好きの一人としてはやはりはずせない,神の雫.いろいろと賛否があるようだが,僕はエンターテイメントとして割り切っているし,割り切ればこの漫画はとても面白い.それにだ.何より登場するワインは実在し,手の届かないものから日常的なものまで,とんでもない比喩表現で見事に解体してくれるのがまた楽しくて仕方がない.ワインの本場フランスでこの漫画は高く評価されており,今年の始めにはフランスのワイン専門誌「ラ・ルビュー・ド・バン・ド・フランス」から最高賞を,そして昨年は料理本のアカデミー賞と言われるグルマン世界料理本大賞の最高位の賞である"殿堂"を獲得した.東洋のどこぞの大衆文化である漫画に,こんな賞を連発するフランスもフランスだが,驚嘆に値する内容であることは間違いない...だから止められない.

・テルマエ・ロマエ
古代ローマの風呂職人が,ローマ時代の風呂となぜか現代日本の風呂や温泉をタイムスリップで行き来する,というとんでもない設定を実現させた爆笑ギャグ漫画だ.僕はこの漫画と出会った時の衝撃は忘れられない.そして,読み返すたびに新たな発見がある味のある漫画でもある.


おすすめアニメーション:

・けいおん!
今はまってます.

・NANA
主人公である二人のNANAを思うたびに,僕は違う世界に連れ出されます.音楽もいい.ユーチューブなんかを見ると,コメントはほとんど外国人ばかり.海外での知名度はいかほどなのか...涙腺に著しく強い刺激が与えられるアニメーションなので,見るときは心構えを.

・あずまんが大王
古文の木村先生はセクハラ教師.女子の着替えが見たくて仕方が無く,夏の体育ではプールサイドに顔を出す変体教師だ.しかし,このアニメを見て多分木村先生に嫌悪感を覚える人は誰もいないはず.このアニメは人間の欠点を完全に包み込む,何か大きな力で満たされている.よくぞここまで原作の雰囲気を壊さずにアニメ化できたものだ.そして,夫婦そろってあずまきよひこ氏の大ファンになりました.ちなみに木村先生は全く主たる登場人物ではないので悪しからず.笑

・SAMURAI DEEPER KYO
時代劇SFエンターテインメント.僕はこういう化け物がたくさん出てくる直球勝負のアニメ好き.そして鬼眼の狂が踏襲する剣術,無明神風流.この剣術の決めセリフが,体温が1度くらい下がるほどくさくて,で,その臭さがたまらなくかっこいい! 毛色の違うアニメを最後にセレクションしてみた.

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けいおん! :: 2010/07/10(Sat)

もともと漫画やアニメは好きなのだけど,ここ5年くらいはあまり見ていなかった.そんな時,昨年の暮れ頃なのだが,中学時代の友人と東京で飲む機会があり,アニメの話になって...で,後にオススメのアニソンをいくつか教えてもらった.

そこで「けいおん!」のエンディング曲である「Don't say "lazy"」に出会ってしまった.

思わずぐっと来た.なんかサウンドがいい.かっこいい.そして凄く切ない.なんだこの音楽は!と思って,本編のアニメもレンタルしてみてみた.

すると,これが全く想像していたものと違って,とてもほんわかした女子高校生の日常を描いたアニメだった.

しかし見ているうちに,すっかりはまってしまった.この作品,登場人物たちの心の動きや人間関係,その複雑さやバランスがあまりに丁寧に,そしてのびのびと描かれていて,本当に面白い.何より,好きなことをやりながら,日々を楽しんでいる彼女たちの日常に,一種のユートピア(単純に理想郷という意味です)というものを感じずにはいられない.この世の中にこんなに楽しい場所など存在しないよねぇ,と,そう思ってしまったからである.

しかし考えてみた.いや,大人社会に完全に組み込まれる前,そう学生時代になら,環境が整えばこの楽しい空間は存在するのかもしれない.何にも束縛されずに,自由に好きなことに打ち込み,そして仲間たちと共に楽しい時間を共有する...これこそ青春だろう.青春は聖域でもある.

ユートピア,学園アニメ,そして原作が4コマ漫画...僕はこのキーワードで連想する漫画がある.あずまきよひこ氏の「あずまんが大王」.この作品は原作の漫画も読んだしアニメーションも見た.本当に大好きな作品なのだけど,しかしあずまんが大王はけいおんとはかなり違う.全く写実的じゃないし,随所にデフォルメが登場する分,現実世界とは完全に切り離されている作品である.理想郷としてはこっちの方が安心なあり方だ.

一方のけいおん.原作は知らないのだが,アニメの方は非常に写実的であり,描写が細かい.したがって,どうしても日常の延長線上にあるかのように錯覚してしまう.いやそうじゃなくて,日常に,現実世界にありえるユートピアを描いている作品なのである.

だけどこのアニメーションの中の穏やかな世界は,まず永遠には続かない.ファンの多くも無意識的であってもそれは充分に承知していること,だろうか...ああなるほど,だから「Don't say lazy」は切ないのだ.

実は,けいおんのエンディング曲はどれも切なくて暗い.少なくとも本編の内容から来るイメージとはまるで違う.そういうことなのだろう.

****

それにしても,このような作品を生み出すクリエーターの方々ってどんな技術を持った方々なんだろう...実写とは違うこれらアニメーションって,実際どうやって作られていくのか,楽器を演奏する描写をどう作り上げるのか...


けいおんのED3曲,ユーチューブにたくさんあります.リンクしてみました.


「NO, Thank You!」




「Listen!」




「Don't say "lazy"」





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