日本について考えるブログ




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久しぶりの故郷で思うこと :: 2009/03/28(Sat)

やっぱり福岡の街では,天井という場所に表現がある.

仕事で福岡にいます.私の故郷でもあります.

札幌に住んで長いので,久しぶりに福岡に戻ると,すごく不思議な感覚に襲われます.福岡という街は,日本というよりもアジアなんだな,と感じるんです...東京とバンコクなら,バンコクのほうに近いかも,と思ってしまうような独特の雰囲気を感じる.これは住んでいたときには分からなかったことです.

街の雰囲気は札幌よりも福岡のほうが好きです.人々が生き生きとしていると感じます.

私が少し前から,決定的に違うと教えられているのは,天井です.札幌は,地下街でも地下鉄の駅でも本当に天井が寂しい.天井というものを誰一人見てもいないし,見捨てられている感じがします.だから低くて,薄汚れていて,ちょっと寒々しい蛍光灯が並んでいたりするんです.そして有名なレストランでさえ,時に天井がとても寒いんです.その点,福岡という街は天井が見捨てられていないと感じます.まず色がある.造形がある.光が生きている.天神地下街なんてその典型ですが,地下鉄の駅だって,ちょっとした居酒屋やデパートのエスカレータを照らす照明にも工夫と表現を感じます.これは一度気付くと,本当にあまりに違って愕然とするほどの違いです.今日,学生たちと飲みに行ったダイニングバーも,古い民家をリフォームした空間で,天井も含め本当に素敵でした.

まあ,これは福岡の人間が皆そういうのにうるさい,というわけでは決してないことは,自分が福岡人なので分かります.笑 ただ,札幌と何が違うかと考えれば,おそらく無理にコストを削らずに,ちゃんとプロが仕事をできている環境があるんだろうな,と推測します.都市設計や建築やインテリアのプロがちゃんと働く機会を得て,その実力を発揮しているんだろうと.素敵なインテリアや借景や街そのものの景観は,プロがちゃんと仕事をした結果なんだろうと思ったりします.

関連記事:天井について思う

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WBC連覇 :: 2009/03/24(Tue)

Congratulations to Team Japan! You are winners.

サムライジャパン,の意味するところは?
なんでそんな呼び名がわざわざ必要だったのでしょうか??

WBCで盛んに使われた「サムライ・ジャパン」という名前.あれはなんとも恥ずかしい呼び名だと思います.なんで「侍」だったのでしょう.解説者の侍ジャパンという言葉の連呼を聞いていると,侍の美学なんてものは,もうこの国から完全に消えているんだな,と改めて思います.まあもちろん一種の言葉遊びのようなものでしょうけども...なでしこジャパンというのもありましたね.

日本代表チームにはこれまでたいてい「監督名+ジャパン」と言う呼び名をしてきたんですね.例えば「ジーコジャパン」とか「星野ジャパン」のように...しかし,監督の名前を前に出すのはよくないという意見もあり,あえてそういうのを避けようという風潮があったようです.監督さんにもプレッシャーになるし,主役はプレイヤーであって監督さんじゃないよ,という意見もあったりで...

しかしそれなら普通に「WBC日本代表」でいいんじゃないの?と思います.もちろんスポーツなので,勝負ではあるし,日本が勝つことは嬉しいですけど,でもサムライなんて言葉まで持ち出して,日の丸を背負わせるかのような雰囲気は私は嫌いです.これはスポーツなんだから.仮に日本が負けたとしても,そんなにがっかりすることはありませんよ.日本を応援するだけでなく,世界一流のプレイを目にできるということだって,こういう大会を観戦することの醍醐味です.

自国向けの報道において,自国のチームに「サムライジャパン」を連呼し,点数が入るたびに雄たけびを上げるテレビ中継を見ていると,本当に白けます.せっかく野球自体は世界に誇れるレベルだと思えるのに...残念でならない.もっと中身のある客観的で知的な解説を聞きたいものだと思います.

素晴らしい試合でした.緻密でかつ勢いを生む日本のプレーも,パワフルで力強い韓国のプレーも素敵です.そして日本代表チーム,WBC連覇おめでとうございます!

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  1. ニュース
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暴風雨の中のスキーはエキサイティング :: 2009/03/23(Mon)

暴風雨の中,キロロにスキーに行ってきました.この冬最初で最後のスキーです.多分...

今年は何かと忙しく,近年になく一度もスキーに行くことができずに3月を迎えてしまいました.ああ,このままじゃこの冬も終わってしまうと思い,とにかく時間を作ろうと努力し,なんとか22日の夕方に狙いを定め,どこかにナイタースキーをしに行くぞと計画を立てました.もうこの日を逃したら今年の冬はスキーには行けないだろうな,と思いつつ,天候が悪くならないことをずっと祈っていたのですが...

ああ,相当に私は行いが悪いようです.見事に低気圧接近で,大荒れです.うちのたかしくんだけが元気.

それでもめげない私は,果敢にキロロのナイターに挑み札幌を出発しました.いちおう出発前にはリフト運行していることは確認.ところが,まあすれ違うスキー帰りの車の多いこと.一方,私の側の道路には全く車なし...ああ,やばいかも.リフト悪天候で中止になっているかも...と思いつつ着いてみたら...

暴・風・雨.

雪じゃないんだな,これが.
雨なんですわ.しかも暴風.といってもいいくらいの凄い風.

あの広大な駐車場に10台くらいのマイカーがあるのみ...

もはやダメかとも思ったのです.ここまで走ってきた私が馬鹿だったか.隣のミニバンの若い男女4人組も帰り支度をしているようだし...ん?まてよ,いや違う.この4人,ブ・ブ・ブーツを履いているではありませんか!そして,さっそうと楽しげにゲレンデへ向かってくではありませんか.おお,こんな天気の中よくやるなぁ,と感心しつつ,私も同じことをやるために車の中でそそくさと着替え,ゲレンデへ.

おお,大丈夫だ.間一髪でしょうか.人はもうあまりいないのですが,一応営業している.たぶんまだ滑っている人は私同様に相当いかれている人たちです.(失礼お許しください)

私は,この冬最初で最後のスキーを満喫するために,暴風雨の中,顔に雨が当たり痛いのをこらえながら,シャーベット状の雪に板をとられながら,横風に煽られながら...とにかく滑りました.これはもう修験道です.でもこよなく楽しい.

しかし来るべき時がやってきてしまいました.

「皆様にご案内します.強風がリフト運行の安全が確保できる規定値を超えた状態となりました.申し訳ございませんが,リフトの運行を停止いたします.まことに申し訳ございませんが...」

はい,それは正しすぎる選択です.風もそうですが,雨も酷い.こんな天候の中,よくぞ今までリフト運行していただきました.むしろ心からお礼を言います.ありがとうございました.

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  1. 反省会
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贅沢が好きです :: 2009/03/21(Sat)

私にとっての贅沢は,ただ高価なものを買うことではありません.高価なものを生み出した技術者や表現者の感性に触れ,刺激を受け,新しい発見をすることが私にとっての贅沢です.そのためには高いお金を払う必要がありますが,私はむしろ,積極的にそういうものに投資したいと思っています.

私は贅沢が好きです.と言ってはみたものの,贅沢は日本では嫌われる言葉,でしょうか.しかしどう反感を持たれようと私は贅沢が好きだし,私にとっては贅沢は生きる上で欠かすことができないものです.

ただ,確認しなくてはいけないことがあります.それは,贅沢の意味をどう捉えるかという点.これが人によってけっこう違う,というか,私の場合は違うのかもしれません.

まず,いつもどおり贅沢の意味を国語辞典で調べてみました.概ね,このように出ています.

「必要以上にお金や物を使うこと,その状態.」

なるほど,そうですね.

ところで,ここで言う「必要」の意味合いはどんなものでしょう.何をもって「必要」と定義すればいいのでしょうか.例えば,この基準を「生きていく上で最低限に必要な物」としようものなら,現代日本人なら多くの人は贅沢三昧の日々であることは間違いありませんが,そこまで厳しい基準ではないでしょう.おそらく,日本の一般常識に照らして決定される程度のことであり,つまりマジョリティの常識次第ということです.絶対基準ではありません.現代においてテレビは贅沢品ではありませんが,時代や人々の思想や人々の所得によっていつでも変わる可能性のあるものです.

だから私はこの辞書の説明にはあまりピンときません.

私が「贅沢」を考えるとき鍵となると思うのは,その「動機」です.つまり,なぜ「必要以上にお金や物を使いたい」と思うのか,という部分.何らかの理由があるはずでしょう.

私はこれまで生きてきて,贅沢をする人の動機には全く異なるふたつのタイプがあると感じています.ひとつ目は「自己欲求達成型」とでも名付けましょうか.高価なものを買うという行為そのものが目的となっているか,もしくはそれによって地位を手に入れることが動機となるタイプです.もうひとつは「好奇心刺激探求型」とでもしましょう.こちらは,高価なものの価値を感じることが喜びであり,そこから大いに刺激を受け,いろんな発見をして,生活を豊かにしたい,ということが動機であるタイプ.

私は典型的に後者の贅沢屋です.表現者の意図とか感性を感じることができる時間が素敵だし,その才能に触れた生活を送ることができる,そのためにお金を払うのだと思っています(いや,そのためにこそお金を払いたい,つまり投資したいと思っています).それが私にとっての贅沢です.また,そういう刺激によって自分の視野を常に広げたいという気持ちもあります.

そういう意味で,贅沢は必ずしも金額に一致するものではない,と感じます.

最新式多機能の高価なデジタルカメラを手に入れることは私にとって全く贅沢ではありません.自分の技量と撮影シーン,機動性やデザインや,持ち易さや,いろんなことを考慮し,開発者がどのようなコンセプトでこのカメラを開発したのかを想像しつつ,自分にとって本当に愛着が持てる素敵な1台のカメラを選ぶために時間をかける,その過程の時間が私にとっての贅沢であり,そうやって手に入れたカメラと長い時間を過ごす,その時間が贅沢なのです.ただ,そうやって選んだカメラは,決して安い機種ではなくなります.だから,結果的に一般の意味の「贅沢」とも矛盾しなくなってしまう,ただそれだけのことです.

関連記事:値札を見てはいけません
    :贅沢は味方

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  1. 社会
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なめくじたちのこと :: 2009/03/18(Wed)

なめくじの世話はカタツムリより大変です.

我が家には,ナメクジもいます.旭川産の水菜についてやってきたのですが,そのナメクジさんが卵を産み,そのまま死んでしまい,そしてその卵が孵化したもんだから,今は8匹の子ナメクジが我が家にいるのです.


約3mmです.

なめくじは,ご覧のとおり貝がありません.ですが,カタツムリと同じ仲間で,背中には貝が退化した痕跡が残っています.重くて邪魔だけど,乾燥から身を守ってくれる貝を捨て,始終湿り気のある場所に住むことを選んだ仲間がナメクジです.

ナメクジはカタツムリより世話が大変です.まず,貝がないので,手で持つことがほとんどできません.よって住まいを洗ってあげるのが一苦労です.しかも,乾燥しないように気をつけなくてはいけないので,気を抜けません.

ということで,8匹の世話をするのはちょっと荷が重いので,私の職場の生き物大好きな同僚に,なめくじがたくさん生まれたんだけど,育てない?と聞いてみたのですが....露骨に気持ち悪がられました.^^; まあ予想していましたし,冗談ですけども...もしあげたら塩かけられそう...笑

ナメクジはカタツムリに比べれば圧倒的に嫌われ者です.どうして,なめくじは嫌われるのでしょうかと改めて考えてみました.

まずは容姿が気持ち悪いことでしょうか.そしてじめじめした場所にいつもいること.さらに,いろんな葉っぱを食べる害虫であること...この3点かなぁ,という気がします.しかし,害虫としてならカタツムリも同じはず.ということで,やはり容貌と生活環境なのでしょう.カタツムリは貝を背負っていて,どこか愛嬌がある.また乾燥したら貝に閉じこもればいいので,そんないつもジメジメした場所にいるわけでもありません.一方のナメクジは,貝がなく,でろんとしていてヌメヌメとした体液に守られちょっと気持ち悪い雰囲気,そしてカタツムリのように意気揚々と乾いた場所を歩くことはありませんからねぇ...

さてしかし,ナメクジは昔から嫌われ者だったんでしょうか...

柳田國男氏が考察した方言の分布と拡散に関する著「蝸牛考」.日本におけるカタツムリの様々な方言が紹介されていますが,その中にカタツムリのことをナメクジと呼ぶ方言が出てきます.これは確実に今も残っているらしく,具体的には九州西部と東北北部の一部ではカタツムリのことをなめくじと呼ぶことがあるそうです.カタツムリを「なめくじ」と呼ぶ場合,貝のないこのナメクジのことを「裸なめくじ」と呼んで区別したりもします.

実は,さらに古い文献では,都(京)でもカタツムリのことを「なめくじ」と呼んでいたことが分かっており,つまり「なめくじ」はとても古い言葉なのです.それに比べて,カタツムリやデンデンムシ,マイマイのような言葉は比較的新しい言葉です.

恐らく過去の倭人は,なめくじとかたつむりを区別していなかったのではないだろうか,と思います.違いはもちろん認識していたと思いますが,同じカテゴリーだったのではないでしょうか.私としては,そのほうが古くからの日本人の世界観に合っている気がするのです.ナメクジがけっこう嫌われるようになったのは,かなり最近のことだったりしないだろうか...などと思ったりします.日本では,蝶と蛾がはっきり区別されるようになったのも最近です.過去には,蛾を気持ち悪いなんて言っている人はいなかったでしょう.

さて,場所はすっかり変わって,海の向こうアメリカ.彼の地にはバナナスラッグ(バナナナメクジ)という,いかした奴がいます.実は去年アトランタに行ったときは,さりげなく探してみたのですが,見つかりませんでした.残念.

こんなの見つけました.花を食べるバナナナメクジ.凄いインパクト.



色も鮮やかだし,大きさも圧倒的.でもけっこう愛嬌があるのか,決して嫌われ者ではないようで,バナナスラッグ・グッズなるものも存在しているらしい.カリフォルニア大学サンタクルーズ校のマスコットキャラクターにもなっているのだそうですよ.

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健康一筋 :: 2009/03/15(Sun)

カタツムリの世話の記録.その2.

我が家で今も元気に暮らしているマイマイです.名前はたかしくん.たかしくんが我が家にやってきたのは,ちょっと複雑な事情なので省略します.



たかしくんは札幌のウスカワマイマイであるだろうと推測します.おなじウスカワマイマイでも,えりざべすとはまるで性格が違います.えりざべすは,ほとんど後先考えずに行動する勝手気ままなタイプでしたが,こちらのたかしくんは常に規則正しく健康的な生活を心がけているマイマイのようです.

例えば,食生活.えりざべすは,好きなものを延々と食べる性格でしたが,たかし君は,ニンジン,レタス,水菜,卵の殻,ネコカリカリ(固形タイプのキャットフード・かつお風味)を,適正な量,バランスよく食べます.

起床時に行う自分の貝のメンテナンスもまめです.貝のふちについた寝るとき作った薄皮をきちんと食べるたかしくんですが,えりざべすは非常にいい加減で,薄皮をだらしなく貝に付着させたままでもお構いなしでした.

このふたマイの起きてからの行動パターンもまったく違います.たかしくんは,まず貝のメンテナンス,体操,散歩,一度目の食事,散歩,休憩,散歩,物思いにふける,仮眠,散歩,二度目の食事,散歩,仮眠,散歩,物思いにふける,仮眠,そのまま熟睡,というような具合に,いろんなイベントを交互にこなして行きます.一方のえりざべすの場合は,起床,適当に歩き回ってニンジンに偶然行き当たりそこから延々に食べ続けて,そのままニンジンの上でうたた寝,ふと目を覚まし軽く徘徊するものの,またニンジンに行き当たって成り行きで食事,そのままニンジンの横で仮眠,気付けば熟睡,といった具合で,ある意味非常にだらしのない生活です.

※人間(私)の勝手な定義:
・散歩:目が最大長になり,大きく揺らしながら歩いている行動.真後ろから観察して,貝の上に目が出ている状態.よって多分後方も見えています.
・物思いにふける:目が最大長の3分に2程度の長さになり,目はほとんど揺れず,歩みも止めてじっとしている状態.目はわずかに揺れていることもあります.上の写真のたかしくんです.
・体操:目が最大長の3分の2程度の長さで,上下左右と目を途中から折り曲げて大きく揺らす運動を続けている状態.歩みは行ないません.
・休憩:目が最大長の3分の1かそれ以下になり,微動だにせず歩みを止めている状態.
・仮眠:目が完全に体の中に埋まって行動をとめている状態.ただし,体は貝には入りません.
・熟睡:体が完全に貝に入り,薄皮を張っている状態.日照りが続くとこの状態でずっと過ごします.



すりおろしたニンジンに興味津々のたかしくん.
たかしくんがどかないので,すりおろしたニンジンにありつけないえりざべす.



これらはすべて約3年前の写真.えりざべすはその後死んでしまいましたが,たかしくんは今も健在で,相変わらず健康を第一に考えて規則正しい生活を送っています.おかげで今年5歳を迎えました.まだまだ健康です.どれくらい生きるのでしょう.久しぶりに写真撮ってみました.



3日前のたかしくんです.まだ起きてきません.



目覚めたようです.貝は若い頃と違って,色艶はなくなり,分泌物や汚れなどが堆積しています.まさに5年という歳月を物語っています.

つづき→なめくじたちのこと

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  1. 生き物全般
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カタツムリたちのこと :: 2009/03/10(Tue)

カタツムリの世話の記録.その1.

我が家は腹足類と縁があります.我が家にいたカタツムリの記録です.

ある日,熊本産の大根葉に付いて我が家にやってきました.恐らくウスカワマイマイという種だと思われます.外に放すわけにもいかないので,我が家で飼うことにしました.

とてもマイペースなマイマイでした.ここを歩くんだと決めたら楽しげに直線的に這って行きます.そこに障害物があろうと,自分の貝殻が物にぶつかろうと,おかまいなし.這いながら,時々しっぽ(自分の体の後半)や自身の貝を操作するのを忘れて,体の前方だけがにゅーっと伸びてしまい,ふとそれに気付いて「おお,いかんいかん」とばかりに貝やしっぽを引き寄せます.基本的に起きている間は常に気分はハイ(high)で,寝ているときは完全熟睡です.ときどき仮眠もとります.仮眠時は完全に貝に入りません.完全に貝に入ると熟睡モードで,乾燥を防ぐために入り口に薄い膜をはります.


↑目がマックス伸びているときは,元気もマックスです.


好物は,ニンジンです.ニンジンに目がなく,レタスよりも水菜よりも,ニンジンが好きでした.若い頃は鶏卵の殻をガリガリ食べてカルシウムを補給していました.あとは,時より入れる土からミネラル分も補給していたと思います.変わったものとしては,沖縄産海葡萄の一粒を必死で食べようとして,結局噛み切れずに断念したという珍事もありました.りんごはほんの少し食べて,以後食べませんでした.どうやらお気に召さなかった模様.

ひととおり食事を終えたら,1日くらいは散歩と仮眠を繰り返しますが,そのうち貝に入って熟睡に移ります.こうなったらしばらく放っておいても大丈夫.むしろ寝たばかりで起こすと,機嫌が非常によろしくありません.1週間に1度ほど,霧吹きをかけて起こし,ニンジンなどを置きます.後で解ってきたのですが,低気圧が近づいているときに,つまり気圧が下がっているときに霧吹きで起こすと,極めて寝起きがよろしく,速やかにテンションが上がり絶好調になります.自然界では雨が降るときは気圧が低下する傾向がありますから,この生物は気圧変化を感知しているのじゃないかと思います.マイマイのバイオリズムなのでしょうか.

晩年は,歯(歯舌)がとれました.これで硬いニンジンをそぎ取りながら食することができなくなり,だんだん弱っていきました.さすがに入れ歯を作る方法もわかりません.そこで,ニンジンをすりおろしてあげてみました.そうすると,とてもよく食べました.それ以来,すりおろしたニンジンを食べる日々が続き,元気が復活しました.一方の私はカタツムリのためにニンジンをすりおろす日々.おそらく世界広しと言えども,カタツムリのためにニンジンをすりおろし続けたのは私くらいではないでしょうか.すりおろしたニンジンで3ヶ月くらいは元気でしたが,あるとき急に逝きました.2007年の2月のことです.それまでの2年ほどを我が家で過ごしました.このマイマイには,我が家ではえりざべすと名づけていました.特に理由はありませんが,そんなイメージだったからです.(どんなイメージ!?)管理人の仮の名前はこのマイマイからいただいております.

実は,もう一匹我が家にはマイマイがいます.こちらは今も健康で,今年で5歳を迎えます.それとナメクジさんたちもいるんですが,里親を探し中です...

つづき → 健康一筋

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