日本について考えるブログ




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前原さんは独裁者? :: 2009/09/29(Tue)

まあ確かにやや独裁的かもしれません.しれませんが,...


群馬県の大沢正明知事は、28日の定例県議会一般質問の答弁で、八ッ場(やんば)ダム(同県長野原町)の建設中止を表明した前原国土交通相について、「独裁者と言うしかない」と糾弾した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090928-00000690-yom-pol
http://www.asahi.com/national/update/0928/TKY200909280368.html

県議会では八ッ場ダムに関する質問が相次ぎ、大沢知事は「地元の意見を一言も聞かず、生活再建の代替案もなく、ただ中止と言う。住民生活を小石のごとくけ飛ばすことはあってはならない」などと国交相批判を展開した。同日の県議会には、自民党県議らがダム建設中止撤回と建設推進を求める意見書案を提出した。

****

独裁は,物事を効率よく迅速に進める際には威力を発揮します.今回は,マニフェストに示した公約を迅速に進めようという政府の方針があまりに力強いため,前原国土交通相のことが独裁者に見えてしまったのでしょうか.

最近,八ッ場の問題をめぐって地元の強い反発が報じられています.連休中に前原さんが地元におもむき,ダム事業中止に関する説明会を開くと言うと,地元住民代表者は「中止を白紙撤回しなければ出席しない」として会をボイコットしました.そして,地元の町村会決議において建設継続を求める決議案を全会一致で可決し,「建設中止は住民の総意を覆し,地元の心情を踏みにじるもの.再度住民を不安の境地に立たすことは断じて容認できない.」としています.そして,今回の独裁者呼ばわりです.

一方,政府側の対応は静かです.地元住民が全く聞き入れないということで,とりあえずダム中止手続きは保留になり,一方でダム中止の際の住民の財政支援を通した救済を可能とする新しい法律を成立させる方向で動いています.やはり今までの政治のスピードから考えれば迅速です.

今回,与党はダム中止の政策に関して自信を持っているのだろうと私は感じます.民主党は散々「無駄をなくし,お金の流れを変え,そのお金を全ての国民が等しく享受できる福祉などの領域に投じる」といい続けてきました.ダム事業見直しももちろんその中に入っていました.だから国民も「ダム中止なんて話は聞いてないよ」という人はあまりいないんじゃないでしょうか...ですので,政治家がびびってない,堂々としていると感じるんです.こういう日本人の政治家の姿,私は生まれて初めて見ますよ...まあ,今回の政権からは前原さんに限らずそれを強く感じます.

この問題,地元代表者は席に着くべきでした.そうでないと駄々をこねている子供と同じように見えてしまいます.席について,かつ大臣に白紙撤回を検討せざるをえないほどの,説得力のある論理構築で迫るべきでした.もし説明会において相互理解に達しなければ,「まだ私たちは理解できない,また話し合いたいから来てくれ」と大臣に言っても良かったんじゃないだろうか.今回の政権にはそういうタイプの言葉が通じるんではないだろうかと,と私は思います.だって,「全ての国民の生命を大事にする」と言っているのですから...

余談ですが...知事さんたちのダム推進の意見は分かったのですが,本当の地元の方々はどのような意見を持たれているのでしょうか...それが全く見えてきません.あれだけ過去にダム中止を訴えて敗れた住民の方々は,今,再び水底に村が沈まないかもしれないことに対して,どういう感想を持たれているのでしょうか...ダムとは関係ない場所で暮らす私には,本当の住民の意思というか,意見が今ひとつはっきり見えてきません.その辺の事情に関してもニュースでは扱ってもらいたいものです.


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夫婦別姓導入へ…政府、来年にも民法改正案 :: 2009/09/27(Sun)

私はこのブログで選択的夫婦別姓に関して,賛成の立場で何度か取り上げましたが(例えば,こちら),まさかこんなに早く実現に向けて動くとは思いもよらなかったので,いい意味で困惑しています.

政府案として来年の通常国会に提出した後,これまでとは違い,今回はちゃんと審議されるのではないでしょうか.

****

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090927-00000001-yom-pol
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090927-OYT1T00001.htm


政府は、夫婦が別々の姓を名乗ることを認める選択的夫婦別姓を導入する方針を固めた。

(中略)

夫婦別姓の導入は、政権交代により、衆院選の政策集に「選択的夫婦別姓の早期実現」を明記した民主党を中心とした政権が誕生したことによるものだ。民主党は、1998年に民法改正案を共産、社民両党などと共同で国会に提出したが、自民党が「家族の一体感を損ない、家族崩壊につながる恐れがある」などと強く反対して廃案となった。その後も、毎年のように共同提出してきたが廃案となってきた。

一方、法務省も、96年の法制審議会(法相の諮問機関)で選択的夫婦別姓の導入が答申されたことを受け、夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案をまとめた経緯がある。強い反発を示してきた自民党が野党に転じ、与党と法務省の考えが一致し、政府提案による法改正が可能となった格好だ。

(以後略)

****

細かいことですが,最初の「政府は夫婦が別々の姓を名乗ることを認める選択的夫婦別姓」という文章は,「政府は夫婦が別々の姓を名乗ることが可能となる選択的夫婦別姓を導入する方針を固めた」という文章のほうがいいんじゃないでしょうか.民主党,特に鳩山さんの政策に「認める」は似合わないなぁ.「友愛精神」からは程遠い言葉と感じます...

さて,しかし世論はどうなっているのでしょう...私のイメージでは,一部に強く望む人と,強く反対している人がいて,後の人はあまり積極的に考えていないように感じています.最新かどうか分かりませんが,世論調査の結果(平成18年)は,法改正してもかまわないという人と,改正に反対だという人の割合はほぼ同じでした.

一方,産経新聞がつい最近,独自にアンケートをとった結果が掲載されています.

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090903/sty0909032035006-n1.htm

やはりだいたい互角です.

ところで,私はいつも強調して書いていることですが,この法改正は「別姓にする」のではなく,「結婚するときに同姓か別姓か選べるようにする」というものです.「夫婦別姓」という言葉が一人歩きするので,時々,例外なく別姓になっちゃうんだ,と誤解している人がいます.ここは報道関係者の方々には特に説明を補強して,誤解が生まれないようにしていただきたと思います.このままじゃ,なんとなく誤解のまま進んでいくことになります.そういうこと,日本では多いですから...

この問題は,結局,

反対派:「例外なく日本の家族はすべて同一姓でなくてはならない.別姓の家族が現れると,家族の絆が弱まり,ばらばらになってしまう」

と考える人(保守系)と,

賛成派:「姓を統一したい家族は統一できるし,仕事や精神的な理由で別姓を望む家族は別姓を選択できるようになる今回の法律のほうが,時代に適合した在りようだと思う」

と考える人(リベラル系)との間で,まっぷたつに意見が割れているわけです.

普段あまり何も考えていない人は,どちらの価値観のほうがより好ましい,一理あると感じるのでしょうか.気になります..さすがに新聞の一面に載ったようなので,意見も出てくるかもしれません.今後の経過を見守って行きたいと思います.

関連カテゴリー:http://erisabeth.blog123.fc2.com/blog-category-12.html


追記:
各紙とも,9月29日になって選択的夫婦別姓に関する記事を次々に掲載しているようですが,どの文面もあまり慎重論的な色合いはなく,淡々と伝えています.

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090929-00000956-yom-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090929-00000115-mai-pol
など.

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本末転倒(3) :: 2009/09/26(Sat)

本末転倒は,日本の歴史に深く根ざした思考の形態なのだろうと感じます.

本末転倒(1)本末転倒(2)からの続きです.)

人は長い間,あるがままの自然をただただ受け入れてきたに違いありません.大雨・干ばつ・雷・台風...自然は私たち人間の力ではどうにもならないもの,干ばつが続けば雨乞いをし,雷のせいで家が燃えてしまえば,また新しい家を建てるしかない.病気にかかり死を迎えれば,ただ人は惜しみ悔やみ弔う.自然の在りようは防ぎようがないこと.受け入れるしかないこと.それが「自然」というものです.いや,そうだから「自然」と呼ぶのです.もちろん悪いことばかりではありません.いつになく大漁の日もあるでしょう.自然の恵みに感謝して,その糧を受け入れる.それも自然です.すべてはこの世界の理(ことわり)であるでしょう.

しかし,この国では本末が転倒しはじめます.

あるときから,自然を誰かのせいだと責任を転嫁する思想が芽生えたのです.例えば,今回の大洪水は山の神が怒ったせいだと.今回の大波は海の神が怒ったせいだと.そういうふうに自然を理解しはじめるのです.神の「意志」ではないのです.意志ならこれまでと変わりありません.しかし,神の怒りの「せい」にしたのです.

時が流れ,神は次に人格を得ます.概念的な漠然とした神ではなく,もっと具体的な神になっていくのです.例えば,今回の山火事は,誰々の法力が起こした災いだとか,菅原道真公がお怒りだ,とか,こういうことになっていきます.

ここに至り,私たちはただありのままの自然という認知を却下し,全く違う認識で自然を再構成しなおしてしまった,と言えるでしょう.つまり,自然が「脅威」ではなく「怪異」に変わったということです.何らかの仕業によるものだ,何らかの意図に基づいた恐ろしいことだ,という理解が生まれたのです.

しかし考えてもみてください.本来,恐ろしいものは天災そのものでしょう.台風や大雨や干ばつ自体です.しかし私たちの先祖は,その原因を神や死者や偉い人の所為に後から変更した.端的に言うなら,天災のせいで人が死ぬという構図を,誰かのせいで天災が起こるという構図に変えたということになります.ですから,いつしか恐ろしいのは天災ではなく,神や死者や偉い人,怪を引き起こす存在の方にすり替えられ,したがってそれら怪異を起こす存在を崇め奉り,祈祷し,鎮めようとした.

この後,「日本人」と「自然」の間には実に様々な形で怪異が存在し続けることになります.このような怪異を起こす存在の最終形が現代の言葉で「妖怪」と呼ばれる者たちです.妖怪は神でもないし精霊でもないし死者でもない.いや,正確に言うなら,神や霊や死者など様々な属性が混濁して生まれた者たちであり,自然との間に立って,多くのことの責任を一手に引き受けた.精霊も神も死者も世界中にありますが,「妖怪」とほぼ同じ概念は世界中探しても見つからないと思います.

ごく最近まで生き残っていた妖怪から,妖怪の社会における役割が垣間見えます.例えば,おおさきという動物(妖怪)は非常に興味深い妖怪です.おおさきは,家に住むといわれ,人には見えません.しかしやはり自然を怪異に変える存在です.子供たちが行儀悪く食事をしていると,「おおさきがやってくるよ」と言って親に叱られました.実はおおさきは,行儀の悪い子供の食事から「み」を奪っていくという怪異を起こすのです.(「み」が入っていないと,ご飯は美味しくないし,栄養もないし,ただの「から」になると言われます.)また,おおさきは秤が大好きで,すぐに秤に乗ります.もちろんその姿は見えません.昔はものの売買にはたいてい天秤が使われていましたから,おおさきがどちらに乗るかで,得をする人と損をする人が出てくることなります.つまり,おおさきは貧富の差を生む要因を作り出す存在でもあり,捉え方を変えれば,天秤に仕掛けを施しこっそり儲けてやろうという人間の悪意や,商売が実際に上手であるという才能を覆い隠す,つまりそういうものすべて,おおさきが責任を負って,人々は平等感覚を保っていたということです.

実は...今も似たような生き方を送っているんです,日本人は...妖怪を信じている人はいないと思いますか? いえ,そんなことはありません.子供が行儀が悪いと,注意するでしょう.「周りの人が迷惑だから静かにしなさい」じゃなく,「お父さん怖いよ.叱られないように静かにしなさい」と.つまり,現代では子供を叱るお父さんが妖怪の役割を担っているのです.あるいは,自分の不注意や理解不足を,日本人はすぐに「気のせい」にするでしょう.「気のせい」にすることで,すべてリセットできる,つまり「気」は現代に生息するある種の妖怪なんだろうと思います.

私たちはこうやって長い間,物事の本質をころころと変化させ,本末を転倒させ続けて生きてきました.だから,この国は本末転倒というものこそが本質であると言っても過言ではないと思っています.だからこそ,本末転倒の要素が皆無である状況などほとんどないのではないでしょうか.

しかし,これまでと現在では違っていることがひとつあります.それは,今までは本末転倒という言葉はなかったけど,現代の人々には「確かにそれは本末転倒だねぇ」と理解できるということ.ただそれだけです.本末転倒を理解した私たちは,これからどう変わっていくのでしょう.

****

京極夏彦氏の小説「塗仏の宴」は,本末転倒が主題である小説です.前半の「宴の支度」において,全く無関係に見える6つの事件が,由来も性質も異なる6種類の妖怪とともに語られ,後半の「宴の始末」にて,すべての事件が次第につながっていきます.騙す者と騙される者が,現実と夢が,次々に次々に入れ替わる.つまり本末転倒を繰り返しながら...本当のこと,ってどこかにあるものなのだろうか.それとも,そもそも本当なんてものはないのだろうか.そんなことを考えてしまいます.

この小説から多くを学ばせていただきました.参照文献としてここに記します.


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富良野・麓郷 :: 2009/09/24(Thu)

世の中はシルバーウィークという連休だったようですが,最終日の木曜に日帰りで富良野・麓郷に行ってまいりました.麓郷といえば,あのテレビドラマ「北の国から」であまりにも有名ですが,私は年に1回ほど,この地で作られているふらのジャム園のジャムを買いに訪れます(こちらです).このジャム園からさらに山を登ると,展望台(麓郷展望台)があり,素晴らしい景色を楽しむことができます.富良野の有名観光スポットと違って訪れる人も少なめです.しかも今回は日没を迎えたので,はじめてこの丘から夕景を望むことができました.富良野は北海道観光の際には立ち寄ることが多い場所だと思いますが,夕方の麓郷展望台周辺は本当に気持ちのいい場所です.是非足を伸ばしてみてはいかがでしょうか.車で頂上までも行けますが,ジャム園から徒歩がお薦めです.片道20分くらい.




夕刻,どこまでも続く向日葵畑.








これは,広大な人参畑です.








夕日を背に麓郷の丘,頂上付近.


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疾走する秋の中 :: 2009/09/22(Tue)

北海道の秋は速いです.一気に冬を連れてきます.そろそろ朝の気温が10度を下回りはじめます.1ヵ月後には札幌でも初雪が降ってもおかしくない時期に突入です.疾走する秋の中の虫たち.




ヒメアカネです.札幌市ではあまり見つからない赤とんぼです.赤とんぼの代表選手であるアキアカネよりははるかに小さく,色も鮮やか,そして顔面が白く目立ちます.秋が深まってますます元気です.




キトンボ.(慌ててシャッターを切ったためピントが合っていません.涙)このトンボは翅に黄色,というか橙色が入るため,遠くからでもそれとすぐに分かりますが,何しろ数が少ないアカトンボです.比較的深い池に生息しますが,池から遠く離れた場所に移動することもあり,思わぬ場所で遭遇することもあります.綺麗なトンボですが,神経質で敏捷です.また,赤とんぼの中ではかなり縄張り意識が強い種で,群れることはありません.孤独を愛する赤とんぼです.キトンボも,涼しくなってからますます元気,初雪のころまで活発に活動します.




慌しく産卵活動中のマユタテアカネです.水辺のコケの中に尾を空中から叩くようにして卵を産んでいます.



これが産卵の瞬間!逆光で見にくくなってしまいました.ところで,二匹カップルでつながって産卵する意味が分かる気がします.このような場所を強く叩いて卵を深い場所に入れるには,二匹でつながってリーチを長くするほうが有利なのではないでしょうか.これは仮説です.でも検証はちょっと不可能ですが...笑 それにしても阿吽の呼吸です.




じっくりのんびり,単独で産卵中のオオルリボシヤンマです.もう注意力は落ちており,いや度胸が据わってしまったのか,手で触っても「どうぞご自由に」という具合で逃げていきません.眼はやはり美しい.でもちょっと陥没してしまっています.植物の茎の組織内へ産卵します.




ミカドフキバッタが卵を土の中に丁寧に産んでいきます.木道の割れ目にたまったわずかな土の中に産んでいますが,こんな場所で大丈夫なのでしょうか...余計なお世話ですが,ちょっと心配です.




花びらが一枚だけの花と吸蜜中のヒョウモンチョウ(かな?).時間が確実に流れたことを感じさせます.

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ミシュラン・エナジーセイバーに感無量 :: 2009/09/19(Sat)

7月に新調したタイヤ,ミシュラン・エナジーセイバー(Michelin ENERGY SAVER).このタイヤから受ける印象を報告します.

我が家のプジョー206(XS,3Dr 1.6 Lモデル).新車装着のコンチネンタル・プレミアムコンタクトからミシュラン・エナジーセイバーに交換し,だいたい3ヶ月が経過しました.表面に塗布されているコーティング油分もほぼ完全に取れて,本来の性能を発揮しはじめています.これまでの印象などを書き残します.




さて,何はさておき,このタイヤの名前は「エナジーセイバー」です.ということで,省燃費性能から.

はっきりと申しまして,極めて優れていると感じます.端的に数値で表しますが,コンチネンタルタイヤで札幌市内のみの街乗り走行では,だいたい10 km/L付近だったのですが,エナジーセイバーに交換して,ほぼ同じ条件で13 km/Lが出ています.つまり,30%も燃費が向上していることになります.正直,この値は信じがたい.そこで,車の少ない夜の国道で,60 km/h定速走行(ギアは5速)を行い,値が安定したところで車載コンピュータの値を読んでみました.そうすると,3.9 L/100 kmでした.つまり26.3 km/Lです(ただしやや追い風だったかも...汗).前のコンチネンタルの場合,同じ国道で同条件で計測しメモを残しているのですが,その値は約22 km/L.つまり,時速60km定速走行比較では,約20%の向上ということになります.うーん,これでも凄い値だと感じます.というか,やはり信じがたい...ちなみにこれらの値は,エアコンはオフ.街乗りの燃費に関しては,加速するときは遠慮なくエンジンを回しています.通常なら3000回転ー5000回転の間でシフトアップ.特に1速の加速フィールがすこぶる爽快なので,発進加速はしっかり行っています.いや,行ってしまいます.笑 3速以上ではあまり負荷をかけません.そういう運転の仕方です.

※以後,何度か給油の際におおよその燃費を満タン法で計算してみました.平均すると,コンチプレミアムコンタクトとの比較で,約15%程度の向上というのが妥当な値かと思います.(2009年11月・追記)


ところで,私が実は最も心打たれているのは,燃費性能ではありません.それは何かというと,燃費がいいからといって他に何一つ我慢を強いられる要素が見当たらない,ということ.これはすごいことだと感じます.要するに,トラクション・グリップ性能ともに充分なキャパシティを感じるし,雨天でも非常に安心感があり,高速での直進安定性もあの独コンチネンタルと比較してほぼ遜色なし.そしてきめ細やかで心地よい転がりのざらつき感や,そのタイヤから入力される路面情報の豊富さも特筆すべきものがあると思います.また軽量であるため,足まわりのばたつきが減り,発進時はより鋭く車が反応するように感じてしまいます.コンチと比較して明らかに劣るのは,絶対的剛性感と,コーナリング時の正確性,くらいでしょうか.しかしそれらも,角が丸くなったという表現でポジティブに受け止めることができる範囲.特にこの206というコンパクトカーにとってはそう捉えてもいいような変化です.

また,エナジー3の流れを持つこのタイヤは,おそらく相当に長寿命であるだろうと思われます.コンチは5年で硬化しましたが,このタイヤは何年その性能を維持するだろうか...ちょっと楽しみです.

というわけで,エナジーセイバーを絶賛させていただきます.素晴らしい!特に,欧州コンパクトカーであるプジョー206との相性においては,格別剛性や圧倒的コーナリングスピードを求めないなら,本当に相性がよくいいタイヤであると思います.

残念ながら,他のエコタイヤとの比較ができません.それは残念です.唯一,前にレンタカーで借りたトヨタiQが履いていたブリジストンのエコピア.ブリジストンが販売している環境系ベーシックタイヤですが,何か心に響くものはなかったなぁ...でも車が違うからなんとも...

ブリジストンは,F1での活躍を見ても分かるように,そのテクノロジーは世界に誇れる一級のものです.市販車に装着されるポテンザというブランドなんて,本当にバランスのいい素晴らしい高級タイヤだと思います...しかし,どうも日本のメーカーは,そのテクノロジーを出し惜しみする...そう,安い,ベーシックなものに対しては商品を多面的に見ていない気がするのです.安いんだからこれ程度でいいよね,これ以上は求めないでしょ?みたいな感覚です.格差が大きすぎる,値段の格差以上に性能差の格差が大きい.そして,安いものは,より安くを追求することが目的であり,そしてたくさん売ることをメーカーは考える.そういう意味ではもちろん消費者にも責任はあるのですが...これはタイヤに限らず,日本の製品全般に言えることで,とても残念です.

フランス人はケチなくせに欲しいものは欲しいと言う.我慢はしない.だから,こういう商品が生まれるのでしょうね.車もそう.206にしてもクリオにしても,実用ベーシックコンパクトカーの世界では,フランス車は突出している.それはもちろん「小さくて安いのによくできている」以外の何ものでもない.フランスの金持ちはもちろんフランス車なんて乗らないですよ.だって,フランスには個性的な高級車はあれど,よくできた高級車はない.メルセデスにタイヤはコンチネンタルだったりするはずです.笑

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鳩山政権発足 :: 2009/09/17(Thu)

いよいよ鳩山首相のもとに,新たな日本の政治が始まります.「本当の意味で国民主権の国に」,是非近づいていければと思います.

まず最初に...こんな記事を見つけました.

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20090916-567-OYT1T00021.html

鳩山さんは,妻の幸さんと食事やショッピングに手をつなぎ出かける...こういうことが自然体である日本で最初の総理大臣,いや政治家,かもしれませんね.

****

鳩山さんのしゃべり方は,あまり劇的で印象に残るタイプではないのですが,難しい言葉や専門用語も少なく,とても分かりやすいという印象を持っています.昨日の首相官邸での首相として初めての記者会見の言葉からちょっと抜粋しました.

「今回の選挙の勝利者は、国民のみなさんがたでございまして、その国民の勝利というものを本物にさせていただくためには、とことん国民のみなさんのための政治を作り出していく。そのためには、いわゆる脱・官僚依存の政治というものを今こそ世の中に問うて、そしてそれを実践していかなければなりません。」

恐ろしく真面目です.日本語が持つやわらかさを失わないまま,しかししっかりとした論旨を受け取ることができました.こういう語り口だとマスコミもなかなか批判しにくいだろうなぁ...笑 アメリカ大統領演説のような華はもちろんないですが,しかし日本人に対して話す時はこれくらいの言葉が適切であるだろうと感じました.

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私は今回の民主党政権に期待していますが,実は自分の中のもうひとりの自分は,この政権が大失敗してくれてもいいと,ちょっと無責任なことも考えたりしています.まあ,これもひとつの期待なんですけど...少しだけ失敗というのはよくない.失敗するなら大失敗してもいい.官僚主導政治の解体をとことんやってもらって,そのせいで大変な弊害がもし出たなら,そのとき,自民党は待ってましたとばかりに,考え抜いた新たな政策を準備するでしょう.でも今までどおりというわけには多分いかない.国民は次は苦渋の決断をしなくてはいけないでしょうね.こういうことが繰り返されていく間に,国民は民主政治というものが何か,次第に鍛えられていくのじゃないだろうかと思っているのです.日本人は政治に参加しているという意識が希薄すぎると言われますが,何のことはない.それは今まで参加したこともなく,参加するというのがどういう感覚なのか,習ったわけでも経験したわけでもなかったからです.民主党がこれからやることは,国民に民主主義とは何かを身をもって経験させることになると感じます.場合によっては本当の苦渋を思い知ることになるかもしれません.少なくともその入り口に立ったという感じがします.でもそういういばらの道を通過しなくては,私たちはいつになっても自分の足で地面に立つことができません.昨日の鳩山首相の会見の中で,

「この国を本当の意味での国民主権の国にしていかなければならない」

は,そういう意味であってもいいと私は感じます.

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