日本について考えるブログ




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. スポンサー広告
ゲーン・キャオワーン(グリーンカレー) :: 2010/01/29(Fri)

バンコクを思い出すグリーンカレー....

日本で本格的なグリーンカレーを作るのは意外なほどに簡単!輸入食品店に行けば,たいてい200円くらいでグリーンカレーペーストが売られている♪ 一番有名なブランドは多分MAE PLOY.日本向けにレシピが背面に書かれてあるから作り方も楽勝.準備するものは,ココナッツミルク缶,ナンプラー.それに鶏肉,茄子,シメジ,筍,ピーマン等の具材をスーパーで買えばOK.この市販のペーストで充分に現地のグリーンカレーと同等のものができる.調理開始からたかだか20分くらいで完成なのでとっても楽.いや,日本のルーカレーよりも簡単で面倒くさくないし,むしろ煮込みすぎないことが大事だ.それから,やはり辛さには警戒は必要.個人差はあれど,日本の常識に照らせば激烈に辛い.飲み込む時は慎重に.





日本では「グリーンカレー」という名前なのでカレーだと思われがちだが,この料理はカレーというよりはスープと思った方がいい.つまりいわゆるカレーよりもトムヤンクンの方に近い.タイ語では,ゲーン・キャオワーン(แกงเขียวหวาน)と言う.ゲーンはスープ(汁物)の意味.キャオワーンは「緑色で甘い」の意味.確かにグリーンカレーは甘いのだ.日本では甘口・辛口という言葉があるようにこのふたつは対立概念として存在するが,グリーンカレーは甘くてなおかつめっぽう辛い.

今回はもう少し現地のグリーンカレーに近づけたいと思い,バイマックルー(こぶミカンの葉)を一緒に煮込んだ.クセがあるので,好まない人もいるかもしれない.でも僕はこの香りはかなり好きで,香りの角がとれて優しくなる(辛さが和らぐわけではない).これも品揃えのいい輸入食材店で簡単に手に入る.

しかしこれよりもっと本格派を目指すのはちょっと難儀である...まず,あの苦くて固いタイ茄子が手に入らない.調べると,東京では手に入りそうな店がありそうだったが,ここ札幌ではもちろん見たことは一度もない...それからカレーペーストも手作りならもっと美味しいとも思うが,こちらはタイの青唐辛子や生レモングラス,カー(タイの生姜)が必要で,これもちょっと入手が大変...



サラダにはヤムウンセン...





バンコクでは,あまりの辛さに全身の毛穴が開いて,気を失いかけたヤムウンセン.現地のヤムウンセンに習って,以前のレシピから少し変更し,海老に加えて茹でたイカ,そしてクラッシュドピーナッツに加えてカシューナッツも追加.さらにパクチーは混ぜずに上置きに...そして唐辛子の量を多めにしてみた.

豪華にはなった.ああしかし,ぜんぜん辛くはならない...しかもヤムウンセンの風味は闇雲に唐辛子を増やすとちょっと崩れてしまった感じがする.これは個人的には完全な失敗.ただ唐辛子を増やせばいいなんて単純なことでは解決しないということだろうか.やはり現地のあのみずみずしい唐辛子がとても辛くて,しかもとても美味しいのだと改めて思い知らされる.あの唐辛子に育まれた料理こそが,ヤムウンセン!!「辛い」は一次元じゃなくて,奥行きもあるのだ.

学生時代のタイ人の友人からの忠告.
「タイにはパプリカという野菜は無いからね.」
この注意事項はかなり僕のツボにはまった.そしてバンコクではずっと気をつけていたから助かった.しかし,パプリカと見間違えるくらいにみずみずしい唐辛子が今は恋しい.

ブログランキング・にほんブログ村へ  
スポンサーサイト

テーマ:アジアンエスニック - ジャンル:グルメ

  1. 食/ワイン
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
ありえな~い,だけどもありえる~ :: 2010/01/27(Wed)

仔羊エルマーのこのフレーズはなかなか含蓄深い.彼のネタはこんな深刻な話じゃ全くないが,しかし初めて聞いたときからこのフレーズが耳から離れないのは,つまりこういう話さえ内包してしまう力を持っているからかもしれない.日々起きる現実を達観している.

「25年後にヒマラヤ氷河消失」根拠なし? 英紙が報道.

http://www.asahi.com/science/update/0119/TKY201001190203.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100121-00000033-mai-soci

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2007年に出した第4次評価報告書で、ヒマラヤの氷河が「このまま地球温暖化が続くと、2035年までに消失する可能性が非常に高い」とした記述について科学的根拠がなかったと、英紙サンデー・タイムズが17日付で報じた。

 IPCC報告書は世界の一線の研究者約1千人が学術雑誌に掲載された論文やデータなどを元に作成しており、これだけで報告書の結論が揺らぐものではないが、地球温暖化懐疑派の攻撃材料がまた一つ増えることになる。

(中略)

世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)の呼びかけで89年に設立されたIPCCの影響力は大きく、07年にはノーベル平和賞をゴア米元副大統領と共同受賞している。

 英紙テレグラフは、IPCCのパチャウリ議長が、温室効果ガスの排出量取引などでもうけている銀行の顧問なども務め、その報酬はパチャウリ氏が理事長を務める団体に振り込まれていると報じている。同紙はパチャウリ氏のIPCC議長としての活動が、団体の活動拡大につながった可能性を示唆。「利益相反」の疑いに言及している。

 IPCC報告書に関しては昨年11月にも、基礎になった気温データで温暖化を誇張したとも受け取れる研究者間の電子メールのやりとりが盗み出される騒ぎ「クライメートゲート」が発覚している。

****

長い年月かけて地中に蓄えられた石油を急速に燃焼させ消費しているのだから,空気中に二酸化炭素が放出されている事実に間違いはないだろう.実際に空気中の二酸化炭素濃度は少しずつ上昇しており,これも科学的観測の結果であるから間違いない.しかしながら,そのような単純な数値測定ではない領域の話となると,断定的に言えるほど根拠のある推察やシミュレーションは困難極まる.何せ,明日の天気予報でさえ,当たり前のように外れるのだから...明日は雨でしょう,などといいながら,降水確率は50%.つまり,しっかり雨が降る可能性はフィフティフィフティ程度にしか予測できなかったりするものなのだ.そして実際の天気は晴れだったということもある.

科学は複雑なことに弱い.無数のパラメータが存在する現実に起こる現象に対して,正確な予測はほとんど不可能となる状況はいくらでもある.だから2035年にヒマラヤの氷河が消失する可能性が極めて高い,などという予測はちょっと言い過ぎなのじゃないか,too speculativeじゃないのか?と,それは科学に携わる人間なら当然思うことである.ただ,上に書いたように石油を燃やし続けていることは紛れもない事実であるし,二酸化炭素濃度が増加していることに間違いはない.ここは見落としてはいけない.ppmレベルの二酸化炭素濃度の上昇に植物が的確に反応し,短い期間で光合成効率が飛躍的に向上するような分子進化が植物に起これば...話は別だろうが.

最近日本は暖冬が多いし,猛暑も多い.だから地球温暖化は日本人にとっては身をもって感じる変化かもしれない.科学的にも過去の気象データとの比較を行えば一目瞭然だろう.しかしながら,これをもって地球温暖化が確実に進行しているというのも少々飛躍があり根拠に乏しい.地球全体で考えれば,気温が低下している地点もあるし,気温変動は年ごとにまた地域ごとに,かなりの振幅を持っているからだ.


それにしても,今さらながらに考えた.IPCCがこのような根拠に乏しいデータを持ち出し,さらには2007年のノーベル平和賞との結びつき,利益相反にまで問題が及んでいることを考えると,まさに「ありえな~い」話である.だけども,自己の利益追求ばかりに終始する人間はやはりいるし,このような絶妙な情報操作は十分にありえる話である.一方,肝心の温暖化の方はというと,長期的視点に立てばやっぱりありえるだろう,と僕は推測する.

地球温暖化のような問題を考えることは,今生きている私たち自身のためではなく,私たちが死んだ後の未来,数百年後の未来を生きているだろう人々のために考えるべき課題であるように思う.そしてそれはけっこう素敵なことだと僕は思っている.このヒマラヤ氷河の問題で,「な~んだ,温暖化なんて早急に考えなければいけない問題じゃないんだねぇ」などとすっかり安心してしまうような思想が生まれるとするならば,僕はまた「ありえな~い」と叫んでしまうかもしれない.だけどもありえることだ.

ブログランキング・にほんブログ村へ  

テーマ:サイエンス - ジャンル:ニュース

  1. ニュース
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
Snow Leopard :: 2010/01/24(Sun)

最近仕事で使っているパソコンをアップデートしようかと思って,いろいろ調べている最中に改めて知らされたこと.それは,今の僕の環境ではMACは無敵だった,ということ.

現在,僕はプライベートではWindows XPと古いWindows 98マシンを,仕事のデスクワークではMac(OS X 10.3)を,そして研究で使用しているワークステーションはLinuxを導入している.正直なところ,僕はプライベートにもMacを導入したいと漠然と思っていたが,この変更はまだかなっていない.もちろんこれは僕個人の意見で,WinとMacに対する価値観は人によってずいぶん違うし,一長一短はそれぞれあるのだと思っていた.

ところがである.昨年発表されたOS X 10.6(Snow Leopard; 雪豹).



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%AD%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6


だいたい,OSに猫科の動物の名前をあててくる戦略だけで萌えなのだが,ユキヒョウなんて!個人的には黒豹の方が好きなんだけど...まあそれはいいとして,これを機にOS X 10.6を店頭で触ってみた.これがなかなかレスポンスがいい.ハードウェアが進化しているんで当然と言えば当然なのだが,しかしOS自体の進歩も見逃せない.OS自体に必要なディスク容量は大幅に削減されているようだし,システムの安定性も飛躍的に向上しているとアナウンスされている.起動に必要な時間やスリープからのカムバックは圧倒的だという.安定性という意味では,10.3は確かにWinより怪しかった.これは今でもそう思う.しかしこれは雪豹の乗ったマシンを導入することで解決されるかもしれない.ちなみに知人が初期OSが10.3だったPowerBookに10.5(豹)を入れて使っているのだが,10.5の方が速くて快適だと言う.僕は「よくフリーズするのもMacの魅力のひとつだよね~♪」などとはさらさら思っていない.まあ,Darwin時代に入ってからはシステム自身がフリーズすることはまずないのだが.

それから,他にも現行Macは魅力だらけだということが分かってきた.

まず,さらに安くなっている(笑).スペックを単純比較するのは難しいが,Win機とほぼ互角というところまで安くなったように思う.デザインは好き嫌いがあると思うけど,ごちゃごちゃしたマシンが多いwin機よりは遥かにすっきりしていて洗練されているんじゃないだろうか.個人的には好きだ.ディスプレイも綺麗.次に,雪豹には標準でBoot Campというユーティリティソフトが付いており,これを用いてWindowsをインストールすることも可能になっている.導入すれば起動時にWindowsかOS Xのどちらで起動するか選べるようになる.これで,Winじゃなきゃ困る状況が仮にあったとしても対処できるから安心.Windows 7にも早速対応したそうだからその点も心配ない.さらには,Finkの恩恵がある.Finkプロジェクトのおかげで,Unix・Linux上で開発された多くのオープンソースのソフトウェアがMacに導入できる.これは僕にとってはありがたい.研究に使うほとんどのソフトウェアをLinuxで動かしているワークステーションにだけでなく,「パソコン」に入れることが可能になる.(入れる必要性があるの?と突っ込んで欲しい.)また,Illustrator,Photoshopなどの高価なAdobeソフトウェアに対しては,Inkscape,Gimp2を導入することで問題解決できることも確認した(もちろんこれはWinでも可能).言語環境も良好のようだ.標準のことえりがかなり優秀になっているようで,ATOKを入れてわざわざ重くする必要もなくなった.10.3にはATOKを導入しているが,その必要もなさそう.好みのUSキーボードも選べる.

というわけで,Mac向かうところ敵なしである.

企業におけるオフィス環境でマイクロソフトが圧倒的であることは想像に難くないが,個人で,もっと自由度が高い場所で使うパソコンとしては,Macはなかなかに魅力的なのだ.少なくとも,僕にとってはほぼ完璧と言える環境がMacの上で整う.店頭でもらったパンフレットに「今こそMacを選ぶとき」と書いてあったが,あれれ,まったくそのとおりじゃないか....と思った.

ブログランキング・にほんブログ村へ  

テーマ:Mac - ジャンル:コンピュータ

  1. 何かの紹介等
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
バンコク滞在記7・黄色とピンク :: 2010/01/17(Sun)

バンコクはエネルギッシュで躍動感に溢れる一方で,ごみごみとして混沌とした都市でもあります.近代的な高層ビル群と共に,古くからの寺院が乱立している様はバンコクでしか見ることができないものかもしれません.しかし,多分これは日本であっても似ていて,欧米人から見れば同様に感じるのではとも思います.日本も同様に古くからの町並みや神社・仏閣がビルと並んで存在したりします.

一方,日本人の自分が決定的に日本と違うと感じたこと,それは街の色彩でしょうか...













色彩鮮やか.いろんな色に溢れています.はっきり区別できる色の組み合わせが何と多いことか!そしてその中でも,ピンク・紫,そして黄色が本当に多くて,あとは赤や青のような原色...この組み合わせは,日本ではこんな頻度では見つからないという気がします.

それはもう,新千歳空港でタイ国際航空の機内に入った瞬間から感じました.





この独特の色たちは何なのだろうかと,バンコクに滞在中ずっと考えていました.黄色は何となく分かります.僧の衣装が黄色だし,寺院の金ぴか色とも似ているし,仏教と関係あるのかな,と.しかしよく分からないのがピンクと紫.紫はタイ航空のイメージカラーであるようですし,また,ピンクと紫の中間色のよな微妙な合いのものが多くて,銀行や衣料品店やスーパーの看板など,実に様々な場所で見かけます.これらの色はいったい何なのだろうか...

帰国後ちょっと調べてみると,どうやらタイでは曜日によって色が決まっているようです.

日曜:
月曜:黄色
火曜:ピンク
水曜:
木曜:オレンジ
金曜:
土曜:

タイの人は,曜日によって服を着こなす時にもこの色を気にする人がいるらしく,また自分が生まれた「曜日」がとても大事で,その曜日の色はラッキーカラーになるのだとか.慣れてくると,今日が何曜日なのか,人々を見ていると何となく分かるらしい.

で,現在のタイ国王ラーマ9世(プーミポンアドゥンラヤデート国王)の御生誕の曜日が月曜で,これが黄色.タイの人々は皆国王を尊敬しているそうなので,今は黄色の時代なのです.

また,プーミポン王がある時からピンクの服を着るようになったそうで,それがタイのピンクブームのスタートとなった模様.国王は体調を崩された時に,占い師によってピンクの服を着るように薦められたというのですが,実はピンクという色は健康を回復する色だったことが理由にあるようです.国王のもとにまとまっている国家なんだなぁ,とひしひしと感じます.

一方,タイ国際航空のイメージカラーの紫は,土曜の色.つまり「週末」をイメージする色なのかもしれません.いずれにせよ,私たち日本人の感覚とは違った意味を持つ色達がタイの人には見えているに違いありません.

リンク:
バンコク滞在記1・タイは清潔な国
バンコク滞在記2・猫的な犬たち
バンコク滞在記3・猫はやはり猫
バンコク滞在記4・仏教の国
バンコク滞在記5・値段交渉に思うことなど・・・
バンコク滞在記6・食
バンコク滞在記7・黄色とピンク

ブログランキング・にほんブログ村へ  

テーマ:タイ - ジャンル:旅行

  1. | trackback:0
  2. | comment:6
バンコク滞在記6・食 :: 2010/01/16(Sat)

タイに行ったのですから,もちろん「食文化」も存分に楽しんで帰って参りました.庶民的な屋台やレストランでは地元に根付いたタイの料理を,そして高級ホテルのレストランでは,数多のスパイスが仕掛けてくる強烈な魔法を全身で感じることができました.そしてあと,東南アジアの魅惑のフルーツ達.





こちらは屋台.僕は福岡出身なので,出店のようあ形態には懐かしさを感じるのですが,暖かいって本当にいいものです.ここは,外国人もたくさん訪れるバザールに併設の屋台なので,このようにタイ語を読めなくても話せなくても,指差しで注文OK.


   


屋台裏では,こんな感じで魚や海老が氷の上に置かれています.とても新鮮な様子.

地元の料理の筆頭はやはりライスヌードルを基調とした麺料理でしょうか.汁物も炒めものも,本当に美味しい.汁ラーメンは,ナンプラー,粉唐辛子,唐辛子入りの酢,砂糖,の4点セットで自分流に味を調整するのが基本.

あと,どうしても食べたかった本場のヤムウンセン(レシピはこちら).辛さという点では,カレーよりもサラダに気をつけろ,というのはタイ料理に関してはよく耳にすることですが,まさにビンゴ!で,ヤムウンセンの辛さは尋常ではなかったです.笑 でも本当に素敵でした.想像していたヤムウンセンとの違いは,巨大サイズの赤・青唐辛子が刻まれて大胆に入っていること(これは恐ろしくて口に入れられません),日本のものより干し海老が大きくて香りがいい,カシューナッツやピーナッツが想像以上に大胆に入っていてやっぱり香りはいい,あと,海老だけでなくイカも入っていました.





グリーンカレーは,本場の具材であるバイマックルー(こぶミカンの葉)の香り,そしてタイの茄子(マクア・プゥーン)の強烈な苦味がやはり欠かせません.ハーブとスパイスとの相性もいいのです.こちらも辛いですが,どうやら熱いせいもあります.冷えていて強烈に辛いサラダのほうがやはり辛さでは上でしょうか.


フォーシーズンズホテル・バンコクにあるタイ料理専門レストラン,「The Spice Market」にも行ってまいりました.こちらでは,グリーンカレー(ゲーン・キアオワーン・ガイ),青パパイヤのサラダ(ソムタム・タイ),川海老とハーブ・唐辛子のサラダ,ガパオライスを注文.





こちらはソムタム・タイ.ヤムウンセンと双璧をなすタイの二大サラダのひとつ.パパイヤの歯ごたえと香りをスパイスと共に楽しむ一品.しかしこれもあまりに辛い.だからかどうか分からないですが,全く手を加えていない生野菜がたくさん添えられています.キャベツ・コリアンダー,あとの野菜は名前不明.でもどれも味が濃くて本当に美味しい野菜たちです.


タイといえば,やはりフルーツも忘れてはいけません!





いろいろなフルーツを食べました.食事はフルーツだけでもいい,と思えるほど種類も味も多彩.僕はスネークスキンフルーツ(サラック,タイ語での名前不明...)が好きなんですが(これはバリで衝撃を受けたフルーツです),今回は味が濃くて渋みの少ないスネークスキンフルーツを食べることができました.ヤクルトみたいと言う人がいるらしいですが,初めて確かにそうかもと思いました.それから,いつもは味が薄いドラゴンフルーツの美味しさも今回再発見.まあドラゴンフルーツはアメリカ原産なのですが...

フルーツの王様,ドリアンも久しぶりに食べました.僕は大好物.でも滅多に食べられません...ドリアンは遠くで匂いをかぐときが一番臭いと思う.笑 ドリアンに接近すればするほど,いかした香りだと思います.しかしこの匂いはいかんともしがたく,





いろんな場所でこういうステッカーを見かけます.まあおそらくこれは観光客に向けられているものだと思います.

一方,フルーツの女王と呼ばれるのはマンゴスチン.宝石のように美しい果実.果皮とのコントラスと言い,その色彩美はまさに味と香りにも共通の何かとても繊細なニュアンスを持っているフルーツ.





このようにきれいに半分に割るには,手の平に挟んで,少しずつ少しずつ,丁寧に力を加えていくこと.慎重に繊細にやらないと,果実まで潰れてしまうので要注意.うまくいけば,ゆっくりとひびが入り,きれいに半分に割れます.

マンゴスチンもドリアンも,いずれもバンコクは現在乾季なので時期はずれ.しかし山脈の影響でマレー半島の方では雨も降る.よってそちらからフルーツが届けられるようです.時期的にちょっと値段は高めだとか.


リンク:
バンコク滞在記1・タイは清潔な国
バンコク滞在記2・猫的な犬たち
バンコク滞在記3・猫はやはり猫
バンコク滞在記4・仏教の国
バンコク滞在記5・値段交渉に思うことなど・・・
バンコク滞在記6・食
バンコク滞在記7・黄色とピンク

ブログランキング・にほんブログ村へ  

テーマ:タイ - ジャンル:旅行

  1. | trackback:0
  2. | comment:0
バンコク滞在記5・値段交渉に思うことなど・・・ :: 2010/01/11(Mon)

バンコクにはトゥクトゥクという乗り物があります.これは原動機付きの自動三輪車で,一般に料金交渉制のタクシーとして運行しています.詳しくはウィキペディアにあります(こちら).

日本で売られている一般的なある旅行ガイドブックには,例えばトゥクトゥクはこんなふうに紹介されています.

「渋滞をすり抜ける小気味よさで旅行者に人気のトゥクトゥク.目的地を告げるまではメーター制タクシーと同じだが,料金は交渉制であり,一般的にタクシーより割高になる.外国人旅行者は代金を多く払っても乗ってみたい乗り物だということを運転手も承知しているからだ.トゥクトゥクにはリスクが伴う.三輪車のため安定性に欠け,横転することもあり.大事故につながることもある.またドアや窓がないため排気ガスと熱風に曝されながら乗ることになることも念頭に置くこと.料金を地元庶民なみで乗るための秘訣は,運転手に対して説得力のある演技をすること.乗りたくて乗るのではなく,仕方なく乗るという迫真の演技で訴えるべし.」

この紹介の後半を読むと,僕は情けなくなり,日本人として恥ずかしいのです.

日本人の給料とあちらの一般的な人たちの給料の差がどれだけか,理解できているのでしょうか?日本人旅行者が地元の人の相場でトゥクトゥクに乗ろうとする様子を,相手のタイ人からどんなふうに見えるか,そういう想像力は日本人にはないんでしょうか.他人のことをとても気にする国民気質なはずなのに...

まあ,でもいいでしょう.悪いこととはいえません.少しでも安くという消費者の心自体別に自然なこと,かもしれません.そして,ものの価格を決める権利は売る側と買う側双方にあるという自由は,このような交渉制の場合には確かにある.うん,だから乗る側の日本人が,トゥクトゥクに地元相場くらいの値段を払う価値しか見出せないというなら,それはそれでいいんです.しかしそれならメーター制タクシーか地下鉄に乗ることで決まりでしょう.やぱりなぜ迫真の演技をしてまで乗る必要があるでしょうか?という点は全く理解できません.

私たちは今回,バンコク市内の移動でトゥクトゥクに乗りました.これはもう乗りたくて乗ったのです.安く済ますなら公共交通機関やメーター制タクシーでいいのですから...僕らは,あの自動三輪車のエンジンの振動を感じ,片言の英語かタイ語でドライバーと話し,熱帯の熱風を肌に感じながら街中を走ってみたかったのです.これはトゥクトゥクでなくては味わえないことだから,価値があると思った.




↑多車線道路をトゥクトゥクで移動するのは迫力満点!


交渉の結果観光客に対して割高になるのは,当然の着地点のように思えます.私たちが乗った距離はたいしたことなくわずか10分くらいだったのですが,たぶんタクシーの倍くらいの値段を払いました.それでも日本円に換算すると数百円くらいなのですが...トゥクトゥクの運転手さんは終始笑顔で,チャンマイもいいぞ,プーケットも綺麗だぞと,片言の英語でいろいろ話せました.そして最後には「お前,運転席に座れよ,写真撮ってやるよ」というサービスまで.一緒に記念写真も撮りました.お互いに心地よい時間が共有できたので,とてもさわやかでいい体験でした.やはり観光客のために尽力してくれているのが分かります.まあこれはしかるべきお金を払ったからでもあるでしょう.


値札のないバザールにおいても値段交渉というステージが待ち受けています.こちらはトゥクトゥクと違って,たいていこちらが想定している値段よりもかなり高い値段から提示されてきます.大切なことは,その商品の価値をちゃんと理解しようと務めること,でしょうか.

いくつか買い物しましたが,僕が買ってしまった面白いものをネタに...それはアルファロメオの偽物キーホルダー.笑 バザールで売られているものは,たいていブランドに関しては偽物です.このキーホルダーにも,明らかに偽物と分かるアルファロメオのエンブレムが...しかしその偽物ぶりがなかなかに素敵で,これは我が家の147のサブキーに付けたらなかなかいいかも,と思ってしまったのです.すかさず店員がやってきて,すぐさま値段交渉開始.

僕ははじめ,このキーホルダー,500円くらいなら買おうと思いました.つまりタイ通貨で200バーツ弱.しっかーし,店員が電卓に提示した額を見てびっくり,そこには1200という数字が!これ,つまり約3600円(1バーツ=約3円です(2009年1月現在)).むむ,こりゃありえん,と思いさようならを告げて去りかけた所,ちょっと待て,いくらなら買うんだ,とにかく提示してくれ,と店員が言ってくる.だから差し出された電卓に,僕は正直に200と打った.そうすると,おおそれは安すぎるというジェスチャーで,じゃあ,その間をとって700ではどうだ,いや650,どうだ,いいだろう?と言ってくる.いやそれでもさすがに高いと思ったので,無理無理,とジェスチャーして去りかけたのだが,ちょっと待て,頼むらちょっと待ってくれと言ってもう一度電卓を差し出し,もう一度値段を提示してくれ,と言ってくる.そこで,僕はちょっと思い直し,もう一度偽物アルファロメオキーホルダーを手にとった上でじっくりながめた.そして気付く.意外にも重厚感がありしっかりとしていて手触りもいい.なるほど,これは500円じゃないかもしれない.エンブレムは偽物だが(笑),それ以外のパーツは実に感触よく剛性感もあり,いい具合なのです.キーホルダーとしての品質は悪くないのかも.そこで急に僕は「やっぱり欲しい」という強い衝動にかられてしまうことになります.ここで買わなかったらもうめぐり合えないかもしれない,と....そこで,電卓に僕は「500」と打ってしまいました.この500には明確な根拠などないのですが,650よりはもう少し安くしたかった.そこで店員は今こそ決断の時と見たか,よし500バーツ!お買い上げありがとうございます,となったわけです.結果的に1200を500バーツまでに値切り成功したことになりましたが...




↑これがその偽物キーホルダー.


500バーツということは1500円.やっぱり高いかも.でもそれほど後悔はありません.最後は欲しくなってしまったので,むしろ買えてよかった.後悔するとすればこれと同一のものを日本で1000円で見つけたときでしょうか.笑 としても,それはそれで笑い話のネタになるからいいでしょう.


リンク:
バンコク滞在記1・タイは清潔な国
バンコク滞在記2・猫的な犬たち
バンコク滞在記3・猫はやはり猫
バンコク滞在記4・仏教の国
バンコク滞在記5・値段交渉に思うことなど・・・
バンコク滞在記6・食
バンコク滞在記7・黄色とピンク

ブログランキング・にほんブログ村へ  

テーマ:タイ - ジャンル:旅行

  1. | trackback:0
  2. | comment:2
バンコク滞在記4・仏教の国 :: 2010/01/10(Sun)

タイは仏教国.日本も一応仏教国,なのかもしれませんが,タイと日本では同じ仏教でもかなり印象が違います.

タイの仏教は上座部仏教という一派で,釈迦の教えに忠実であり,本来の仏教戒律を守り続けてきたとされる保守系の仏教です.そして,人々の間に仏教は完全に浸透しています.多くのタイの男性は出家します.社会的には出家することが望ましいとされているようです.出家したら僧です.修行に際しては厳しい戒律があるのだと思いますが,いつでも俗世に戻ることはできます.これを還俗と言います.つまり人間の器を大きくするために必要な一種の通過儀礼となっているようです.

日本の仏教は複雑な成り立ちをしていますが,基本的には上座部とは対を成す関係にある大乗仏教の中にあります.お釈迦様の教えを忠実に守ることに終始していては自身の悟りを開くことはできないと考え,自身も釈迦のように悟るために何をなすべきかを考えた一派です(というか,そういう側面のある一派です).基本的にはそれは利他行(自分ではなく他者の利益を考える・他者を救済する行為)によって可能になると考えます.そしてそれは寺にこもらずとも,俗世間の中ででも可能だと考えました.ご都合主義ともいえるし,枠に縛られない点で宗教というより哲学的ですが,これが仏教のリベラル派です.だから私たち一般人もブッダになれる(成仏できる)わけです.このような性格の仏教なので,日本に広く仏教は浸透しましたが,多くの民間信仰,神道は駆逐されず,また儒教的思想とも化学反応を起こして成立しています.私たちの多くは仁義を大切にし,新年に神社に初詣に出かけ,クリスマスを祝い,死んで成仏することになっています.

こんな具合なので,タイと日本で仏教に対するイメージがかけ離れていて当然です.

タイで思ったことは,やはり仏教が豪華であるということ.そして生活の一部であるということ,でしょうか.





こちらは有名なワット・ポーの巨大寝釈迦像です.




ワット・プラケーオ(エメラルド寺院).金ぴかの仏舎利塔.




ワット・アルン(暁の寺).途中まで登ることができます.高所恐怖症の人は登れません.汗




伊勢丹セントラルワールド前での祈る人々.これは,ここで祈ると恋愛が成就するという一種の都市伝説のようなものらしい.ここにいる神様はトリムルティという近代ヒンズー教が説く,ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァが一体化した神.仏教とヒンズー教は起源を共有していますから,アジア各国ではこのふたつの宗教は互いを排除せずしばしば同居しています.本当に多くのが若者が真剣に祈っていました.祈りの時間は長く続いていました.





こちらは昼に撮影.このように薔薇がささげられています.どうやらここではこのように,薔薇9本とお線香9本を供えて祈ると恋愛に効果があるらしい.薔薇・線香・ろうそくのセットはすぐ近くで販売されています.薔薇はちゃんと神様側から見て正しい方向です(→以前の関連記事).

仏教の場合,「祈り」という概念は本来ないのだと思いますが,手を合わせ,自分を省みる,と同時に,お釈迦様を敬う,その教えに従っているという意味があるでしょうか.写真はないのですが,街中で何度か仏教儀式を目にしました.何の意味があるのか僕には分からなかったですが,僧の方々が持ち込んだ仏像に対して,人々は裸足になり長い間手を合わせている姿が印象的でした.そして,多くの食物などを僧に渡していました.つまりこれは托鉢だったのかもしれません.


リンク:
バンコク滞在記1・タイは清潔な国
バンコク滞在記2・猫的な犬たち
バンコク滞在記3・猫はやはり猫
バンコク滞在記4・仏教の国
バンコク滞在記5・値段交渉に思うことなど・・・
バンコク滞在記6・食
バンコク滞在記7・黄色とピンク

ブログランキング・にほんブログ村へ  

テーマ:タイ - ジャンル:旅行

  1. | trackback:0
  2. | comment:1
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。