日本について考えるブログ




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これはアニメ批判ではない :: 2010/03/30(Tue)

「アニメ批判「原爆2個では不十分」-ネットに米州議員」

http://www.asahi.com/international/update/0330/TKY201003300232.html

米北東部ニューハンプシャー州のニコラス・ラバッサー州下院議員(26)=民主党=がインターネットの交流サービス「フェースブック」の自分のページで、「アニメは、原爆2個では十分ではなかったことの最たる証拠だ」とコメントし、猛反発を買った。

(原文:"Anime is a prime example of why two nukes just wasn't enough," )

 同議員はすぐ謝罪し、ページは削除された。議員は特にアニメ批判などで知られているわけではなく、どういう文脈での発言か不明だが、ネット上では、米アニメファンらの怒りが広まっている。

 地元テレビ局の報道などによると、ラバッサー議員がコメントしたのは24日。保守系のサイトも「アニメを見たくないという理由だけでもっと日本人を殺すべきだと言っているようなもの」と批判した。

 同議員は「コメントの無神経さに深く謝罪したい。公私を問わず適切な発言ではなかった」と謝罪したが、米アニメファンのブログなどでは「人種差別だ」「アニメのことを本当に分かっているのか」といった反発の声があがっている。


****


この日本のasahi.comの記事には,周囲の反応として「米アニメファンらの怒りが広まっている」「「アニメのことを本当に分かっているのか」といった反発が挙がっている」と書かれてある.また,この記事を読んでネット上で取り上げている日本人もけっこういるようだが,米アニメファン同様に「日本のアニメを馬鹿にするな」とアニメを擁護している人をけっこう見かける.

どうも腑に落ちない.

僕も漫画やアニメは好きだ.素晴らしい作品もたくさんあると思っている.しかしだからと言って,このニュースを読んでまず最初にアニメを擁護しようとは僕は思いつかない.この問題の深刻な部分は,アニメがいい悪いという話じゃない.違うだろうか? アニメ以外の別の何か気分が悪くなるような商品や文化や,そういうものを仮に持ち出したとしても,だから「原爆2個では充分ではなかった」などという発言は倫理的に大いに問題がある.この考え方こそが大問題だと僕は思うのだが...


それにしても,僕はこの記事を読んで相当にぶっ飛んだ.確かにアメリカ国内には,原爆投下は正しかったと思っている人はいる.しかしこの発言はそれとは別次元にある.何せ「正しかった」ではなく「足りなかった」と言っているのだから...このラバッサー議員の日常に何が起こったのか,この発言の真意はいかなるものなのか...ちょっと気にかかる.

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スポーツ解体 :: 2010/03/27(Sat)

東京事変の4thアルバム,「スポーツ(競技)」の成り立ちを考えてみた.



今回も,椎名林檎ソロ時代の「勝訴ストリップ」からずっと受け継がれている楽曲対称性は維持された.「能動的三分間」を中心にその両側の楽曲の文字数,文字種が完全に一致.

生きる
電波通信 
シーズンサヨナラ
勝ち戦
FOUL
雨天決行
能動的三分間
絶体絶命
FAIR
乗り気
スイートスポット
閃光少女
極まる

またか,と思ってしまうのだが,このシンメトリーに関して彼女は,イギリスの映画監督Peter Greenawayの影響を強く受けている,と以前に述べていた...とにかくシンメトリーにしないと気がすまないのだろう.なぜならバンドを組んでからもずっとそうなのだから,シンメトリーはとても大切にされているようである.

ところで,今回のスポーツはただシンメトリーに文字数や文字種をそろえました,というだけではなさそうだ.それぞれの曲が持つイメージのようなものを書いてみると面白いことが分かった.


生きる (空虚な)
電波通信 (男子)
シーズンサヨナラ (意志不通)
勝ち戦 (主張)
FOUL (反則)
雨天決行 (希望)
能動的三分間
絶体絶命 (絶望)
FAIR (惰性)
乗り気 (自問)
スイートスポット (意思疎通)
閃光少女 (女子)
極まる (満たされた)

どうやら対になっている曲の内容が対立的な意味を持っているのである.例えば「生きる」では,生きることの空虚感や無力であるという達観が歌われ,一方「極まる」は満たされた安らかさ,絶対的で何か確かなものが歌われている,という具合だ.今回のアルバムでは,この対立概念は中心曲を除いて全ての楽曲に渡って現れているように思われる.また,ポジティブとネガティブな曲が概ね交互に登場しているが,このアルバム全体に何か息つかせぬテンポがあり,おもちゃ箱をひっくり返したようににぎやかなのは,このような成り立ちもひとつの理由かもしれない.

ところで,中心曲である「能動的三分間」だが,この曲はどうも一言で語れるような主題はない.なんだか政権交代のメタファが入っているように思うが,それも確かではない.しかし,この曖昧さは対を持たぬ中心曲だからこそ,だろうか.何しろ電波通信には閃光少女が,スイートスポットにはシーズンサヨナラが確実に影響を与えているのだから.逆もまた然りで,創作段階で必ず何かし考慮されているはずだ.しかし能動的三分間には対になる曲がないので,テーマに関する自由が保障され,まさに能動的に自由に,ということになっている.難解だが,構成する言葉はとても重たい.

ちなみに,ブックレットに各曲を選手に見立てたトーナメント表が載っているが,この能動的三分間にシードが与えられている.シードはseedである.種,という意味だが,何かを発生させるおおもと,核というニュアンスもある.シンメトリーと言えば結晶を思いつくが(ちょっと強引),このスポーツという結晶を生成させる結晶核がこの能動的三分間であり,作品の中心に座っているのだ.この曲を中心にこの作品の世界が発生しているようにも感じる.すなわち,喜びも悲しみも,絶望も希望も,空虚も充足も,つまりそんな人生のいろんな喜怒哀楽は,全て「能動的な」三分間から生まれてくる,とこの作品は語っているように僕は感じる.

アルバム構成曲の字数がシンメトリーになっているのは毎度のことながら,楽曲の内容にまで強い規則性が及んでいるのは,おそらく「加爾基 精液 栗ノ花」とこの「スポーツ」だけじゃないだろうか.しかしこの二つのアルバムはもちろん全く趣が違う.「加爾基 精液 栗ノ花」(こちら)は,かなり陰鬱なアルバムだ.テーマはおそらく「輪廻」であり,何かに洗脳されてしまいそうな,何も生まれない最初からゼロであることを知らされるような怖いアルバムだった.一方,スポーツはとても明るい気持ちになれる作品だ.「あまりに何もない」と歌われている「生きる」でさえ,人を無気力にさせるような楽曲ではないから不思議だ.曲に出てくる場面は多くの人が経験する人生のイベントだろう.これらは別に足し算をしてもゼロにはならないし,むしろ経験が増えて豊かになるというものだ.このアルバムを通して聴いていくと何かが残るし元気が出る.運動不足で悶々としているときにスポーツで汗を流すとリフレッシュできるように.この作品を構成する曲たちは音楽によってそのような使命を託されているように思う.そしてバンド演奏による運動神経の良いロックサウンドが完全にこの作品の世界観に調和している,,,ように感じる.

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  1. りんごさんのことば
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いちごジャムのステーキソース/シャトー・ピュイゲロー2001 :: 2010/03/22(Mon)

先に書いたポトフに加えて,その日はステーキ肉も焼いてみた.赤身の肉が好みなので外国産のフィレ肉を捜したのだが(脂が少なく味もよく,しかも安いので),近隣のスーパーでは見つけることができず...今回はお買い得のモモ肉.

いつもは塩と胡椒だけで食べることが多いステーキだが,今回は少し創作意欲を持って,イチゴジャムを使ったソースを作ってみた.ベリー系とお肉の相性は当たり前すぎて,多分失敗はしないだろうとぶっつけ本番で作ってみたが,予想の範囲内の美味しいソースができた.






材料:
・ステーキ用の肉
・バター
・イチゴジャム(なるべく添加物の少ない良質なもの)
・バルサミコ酢
・白ワインビネガー
・塩・黒胡椒

レシピ:
・お肉はしっかり室温に戻す.これ超重要.余分な水分はふき取る.焼く直前に塩胡椒を振る.
・イチゴジャム,バルサミコ酢,白ワインビネガーをあらかじめ混ぜておく.量はあなたのひらめき次第.ただし白ワインビネガーは少なめがいいかも.
・バターまたは牛脂をフライパンに入れ,お好みの焼き加減でお肉を焼く.始めは強火で表面をしっかり焼き,少し火力を落として好みの焼き加減に調節.
・肉を取り出し,同じフライパンにバターを溶かし,先に混ぜたソースをフライパンに入れる.
・ぐつぐつしたらお肉にかける.このソースに塩は入れない.


このステーキと,先に紹介したポトフ,さらにカマンベールチーズ,サラダ,バゲットがこの日の献立.そして,これらに合わせたこの日のワインは...



本日のワイン:

Château Puygueraud 2001 (AOC BORDEAUX COTES DE FRANCS)
シャトー・ピュイゲロー2001(ボルドー・コート・ド・フラン)




いわゆるボルドーの右岸だ.

飲んだ瞬間に感じた香りは,草むしりの後の青臭い香り.草いきれ? いやこれは牧場の青草の香りか.さらにはそれに連なって堆肥のような土のかぐわしい香り,そういうニュアンスを感じる.何かとても懐かしい.これはカベルネ・フランの主張だろうか.このワインはメルロー主体ながら,カベルネ・フランのブレンド比率がけっこう高い.また,濃密で複雑で重心の低いワインが多いボルドーの中では,最初に口に含んだときの印象はかなり軽めである.しかし開いてくると,やはりこれはボルドーだと思わせる力強さと,ワインを構成する要素の多さが現れてくる.なかなか素敵なワインだ.

さて,このワインの名前をどこかで聞いたことある,という方,それはあの「神の雫」ではないでしょうか.笑

そう,このワインは漫画「神の雫」に登場するワインで,ヴィンテージまで今回は完全に同一の2001年をチョイスしてみた.物語の中でこのワインは「セピア色の思い出」と表現されたワインだ.これには僕も共感を覚える.なんだかこのワインは,郷愁というか,思い出というか,長い時間の間に薄れてしまった記憶にもう一度フォーカスを合わせてくれるような,そんな雰囲気がある.でも,時間が経ちすぎて色までは完全に思い出せないのだ.最初のアタックが弱いのでそう感じるのかなぁ,などと思う.

ところで,正直,このワインはポトフとのマリアージュはいまひとつ.涙 イチゴジャムのソースをあしらったお肉や,カマンベールとはよくまとまっていた.

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ポトフ :: 2010/03/19(Fri)

「日本の食文化はだしだ!」などと言うが,家庭では顆粒のだしを入れるだけとか,味噌汁にはだし入り味噌を使っている人も多いのではないだろうか.つまり,だしを毎度ちゃんととっている人は少数派ではないかと推測している.もちろん地域や世代によってかなり違うとは思うが...

顆粒のインスタントだしが悪いと言いたいのではない.我が家にもこの手のものは常備されており,それを使って味噌汁を作ったりしている.時間が無いときには便利だし,そんなに不味くもない.しかしながら,日ごろからインスタントばかりに頼っていると,何にでもインスタントだしを入れないと不安に感じるようになるかもしれない.

ポトフのレシピは日本では誤解が多い.コンソメなどの固形スープの素(洋風だし)を入れるレシピばかりが目に付けつくが,本来のポトフがどういうものかを考慮すると,完全な間違いだ.

日本の味噌汁はダシをとって具材と味噌とを合わせる.具材からのダシによって生まれる料理ではない.しかし,ポトフは煮込む食材の純粋な味を楽しみ,またスープは煮込む食材から出る旨みだけから生まれる料理だ.そこに塩と数種のスパイスが彩りを添える料理なのである.煮込んだ野菜とスープは別々に供される.だから,固形スープの素は必要ない.

水から野菜を煮込み,少しの岩塩と少しのスパイスのみで味わうポトフは絶品なので,知らなかったという方は是非.ただし,普段から塩分が多いものが好みの方は少々物足りないかもしれない.あと,ポトフは煮込み料理なので,時間がないときには作ることはできない.まあ手早く何か作ろうと思って,ポトフを思いつく人はいないと思うが...


材料:
野菜・・・人参・じゃがいも・たまねぎ・セロリ・キャベツ.
肉・・・牛ばら肉塊.鶏肉塊など,お好みのお肉をどれか.もしくはソーセージ等.
スパイス・・・クローブ数本(もしくはブーケガルニ).ローリエ1枚.黒胡椒.
塩適量
マスタード

レシピ:
・野菜をかなり大きめに切る.巨大な鍋があるなら,じゃがいもと人参は切らずにそのままがベスト.玉ねぎも半分に切る程度.ペコロスもいいが,日本の大きな玉ねぎもなかなかに美味しい.
・クローブは,後で取り出しやすいように玉ねぎに刺しておく.入れすぎると香りが強すぎるので控えめに.
・水を鍋にいれ,そこに野菜たちとローリエの葉を入れる.肉も一緒に水の中へ.
・水からゆっくり煮ていく.沸騰したら塩を少々入れて,弱火で40分ほどさらに煮る.
・この段階では野菜は堅く,スープも味は薄くて決して美味しくない.味見をしていまいちと思っても大丈夫です.
・その後,火を止めて蓋を開けずに無菌状態で半日以上常温放置する.これは重要.夕食に食べるなら,午前中につくり,午後放置しておけばいいポトフができます.
・再び火を入れて,味を見ながら塩を足す.
・具材とスープを別々の皿に入れ,黒胡椒などを散らす.野菜や肉にはマスタードを添える.野菜が大きいままなら,切って盛り付ける.



 


この写真あまりにしょぼくて参考になりません...これぞポトフという写真はWikiにございます.たぶんこうやって盛り付けて,切って食べるのかと.




ポトフのスープ.

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快適移動空間 :: 2010/03/14(Sun)

自車自賛.





最近我が家のプジョー206XSは妻の営業車になっているので,僕は滅多に乗る機会がない.しかし先日久しぶりに206で出かけた.助手席にも座ったし,運転席にも座った.どちらも甲乙つけがたい.僕みたいな車馬鹿は基本的に常に運転したくて仕方ないのだが,それでも206には助手席でもいいと思わせる魅力がある.それはおそらく206に特有のある種の「快適さ」だ.

この車はやはりシートのできが素晴らしくいい.助手席に座ると,運転しなくていい分シートの快適さを存分に楽しむことができるのだ.これまでの人生の全ての瞬間を通して,最も座って快適だと感じられる場所は206のシートだと僕は自身に対して断言する.どんな高級なソファも,206のシートと張り合えばせいぜい引き分けにしか持ち込めない.駐車場に帰ってきて,エンジンを止めても,車から出たくない.あまりに快適だからだ.この快適さは今住んでいる家のどの場所にもない.ソファの上にもたたみの上にもベッドの上にもない.はたまた,メルセデスの後部座席にも,空港のラウンジにも,ビジネスクラスのシートにもない.いや,快適さの種類が違うのだと思う.

このシートには動き揺さぶられることでさらに快適さが増すという魔法がかけられているのだ.これがまた非常に魅力的である.さらには,206のシートに収まっていると,定速巡航中よりも加速中,減速中,旋回中など,Gがかかっている時の方が快適で気持ちいい.定速巡航中なら,多少路面が荒れている方が気持ちいい.このような感想が出てくる要因は何なのか,うまく言葉にできない.しかし妻との意見はこの点完全に一致している.とにかく外部からの入力が多いときほど206は輝いているし快適だ,そう思えるのだ.そのように設計されているとしか思えない.

車に全く興味が無い人でも,感覚が鋭い人を乗せると一瞬で指摘されることがある.少し前の話だが「この車むちゃくちゃ速いのに快適ですね」と言われたことがある.普通びゅんびゅん走っていたら気分が悪くなるのに,この車は全くならない,それどころか,むしろ快適だ,と...

ちなみに実は206,全く速くはないのだ.確かにエンジンは良く回る.だから僕は1速,2速で高回転まで回してしまう.そんな運転をしても隣車線の1200ccの日産マーチがトルコンダッシュを決めれば,1600ccあるはずの206はあっけなく後方に置いていかれるのである.まったくマーチの発進加速には憑いていけない...

そうなのである.実はだから,瞬間的加速Gはマーチの方が遥かに大きいはずなのだ.206はすごく速いように「感じる」けど,実はさほどの加速Gは出てないに違いない.そこに来てよくできたシートとシャーシがあるから,快適と感じてしまうことになるわけである.

これまでいろんな車に乗ってきた.もし今まで乗った車を,乗ったときの感覚で二種類に分類しろと言われれば,206とそれ以外の車に僕は分けるだろう.206はそれほど他の自動車の乗車感覚から離脱している.206と比べると,日本車もドイツ車もイタ車もアメ車も,みんな似たようなものだ.開発思想・製造工程を詳細に知ることはできないが,どうもプジョーはその部分が全く異質なのではないだろうかと予想する.車を作ることに対するそもそもの発想が違うのかもしれない.

206を買ったのは6年前,モデル末期だった.それで未だにこの感動は何なのだろうか.この車はどれくらいの未来までを包み込んでいるのか,全くの未知数である.どうも古くなることで生まれてくる一種の「趣」のようなものとは無縁の車であることだけは間違いない.今は207や308など次世代モデルが街中を走り始めている.僕も207には試乗したが,試乗程度ではあまり何も感じなかった.むしろ,BMWの技術が投入された新型エンジンや,電動パワステの味付けに注意が行き過ぎたと反省している.違う違う,たぶんそういうことに注意を払っていても207の本質は見えてこない.207を買ってじっくり5年もつきあっていれば,207がどんな車なのか見えてくるに違いないのだが,現状206があまりに素敵過ぎて手放すことなど到底不可能である.

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  1. プジョー206
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文京区長,育児休暇を取る :: 2010/03/12(Fri)

このニュース報道を聞いて僕はハッピーだけど,やっぱこれは公務員だからこそできること?だろうか...

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100311-00000001-maip-soci

東京都文京区の成沢広修(なりさわ・ひろのぶ)区長(44)が第1子誕生を受け、4月3~15日の約2週間、「育児休暇」を取ると区議会などに報告していたことが分かった。区長の育児休暇は制度化していないが、率先して取得することで「男性の育児」への理解を求めたいという。厚生労働省は「自治体首長の育児休暇取得は聞いたことがない」としており、男女合わせて自治体首長では初めてとみられる。

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組織のトップの男性が育児休暇を取る,というのは確かにほとんど耳にしたことがない.このニュースを知って,僕はとても嬉しい.

育児休暇なんてそんな悠長なこと言ってられないというサラリーマンも多いだろう.実際まだまだ不景気真っ只中の日本である.だからこのニュースを引き合いに出して,もっともっと男性も育休を取るべきだ,文京区長を見習うべきだ,などというつもりはない.

しかし,あえて育休を取得しようとする人(この場合特に男性)が虐げられる社会であって欲しくはない.現在,男性で育児休暇を取得する人は1%足らずだそうだが,実は3%の男性が取得しようと思っていて,でもそのうち2%は会社や周囲の理解がなくあきらめているかもしれないわけだ.そういう2%の人たちが気持ちよく取得できるような社会になってほしい.僕は前にも書いたが,数値のようなものでこういう問題を考えても意味がないと思っている.私たちに精神的準備が整っていない状態で,育休をとれと言われても中身が伴わないだろう.だから,育児休暇取得率10%なんていう数値目標には疑問がある.数値は時間の流れの中で変化していくだろう.それは私たちが理想とする社会の在りよう,価値観によって結果的に生まれてくるものだ.その基礎土台の方が先に変化しなくてはいけない.


さて,テレビニュースではキャスターがこの話題について「男性が育休を取るのは少子化対策にもなるからいいことだ」と繰り返し言っていた.なんでここで少子化の問題が出てくるんだろうかと,僕はずいぶんと頭の上に?マークが浮かんだ.育休取得理由を別の問題に繋ぎ合わせて,なんとなく上から目線的だ.この文京区長さんは育児休暇取得理由について,少子化対策にもなるなどとは一言も言っていない.そりゃ当たり前だろう.自分の子供が生まれて,自分も育児に参加したい,妻の手助けをしたい,などが自然な理由じゃないだろうか...

そもそも僕はこの「少子化(対策)」という言葉があまり好きではない.少子化(対策)という言葉は学問的な言葉だと思っている.だから使い方によってはとても冷たいのだ.命が生まれてくる人生の大きなイベントの現場と共に語るにはふさわしくない言葉だと思う.子供の人間性が軽視されているように感じる.少子化という単語が生きる場所は別の場所にあるだろう.だから,文京区長さんのこのニュースの際に,しきりに男性の育児休暇は少子化対策になる,とニュースキャスターが繰り返しているのを聞くと,人の心の温かみのようなのを感じられなくて,非常に残念に感じた.このキャスターは区長さんに面と向かっても「少子化対策にもなりますし,いいことだと思います.」なんて言えちゃうのだろうか...


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ポルチーニ茸のクリームソースパスタ :: 2010/03/11(Thu)

ポルチーニ茸の香りに依存性があるかどうか分からないが,時々無性に恋しくなる.乾燥させたポルチーニ茸はとりわけ独特の芳香があって,ちょっと脳の奥が麻痺するような,なんとも言えない濃密な香りだ.まあ乾燥させて香りが強まるというのは椎茸と同じ.

乾燥ポルチーニ茸は輸入食材店やスーパーで普通に手に入ると思う.しかし比較的値段は高い.15g程度で700円くらいするのではないだろうか.マツタケよりは遥かに安い,ということで納得しましょう.笑 

ポルチーニ茸のクリームパスタ.素人が何度かの試行錯誤を行った後で行き着いたレシピ.





材料(二人分):
乾燥ポルチーニ茸・・・・・12 g
生クリーム・・・・・・100 cc
バター・・・・・・適量
白ワイン・・・・・適量
クローブ(ホール)・・・・3個程度
にんにく・・・・1片
塩・黒胡椒・・・・適量
玉ねぎ(中玉)・・・・五分の1程度
パスタ・・・・200 g(今回はタリアテッレを150 g程度)

手順:
・乾燥ポルチーニを少量のお湯でもどす.
・ニンニクは芯芽をとってみじん切り.玉ねぎもみじん切り.
・バター(5 g)とオリーブオイル少々をフライパンで温め,ニンニクを投入.
・香りが立ってきたら,玉ねぎを入れて,引き続きソテー.
・火が通ってきたところで,ポルチーニと白ワイン,クローブを投入し軽くソテー.
・ポルチーニ戻し汁と生クリームを投入.
(ポルチーニ戻し汁の量は好みで.入れすぎると色が濃くなります...)
・塩で味を調え,軽く煮立ったら,火を止めて10分ほど放置して味を馴染ませる.
・クローブを取り除く(探すのちょっと大変です).ソースはドロッと,とろみが少し強すぎるくらいがよい.
・その間にパスタを茹でる.100gのパスタに1 Lのお湯と10gの塩.好みで塩の量は微調整すべし.
・茹でたパスタを手際よくソースと和える.パスタからの茹で汁が少し加わってソースが柔らかくなる.
・香り付けにバターを少々加えて,手早く合わせる.
・盛り付けた後に黒胡椒を挽く.




本日のワイン:




VERNACCIA DI SAN GIMIGNANO (2007)
(ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ)

トスカーナ唯一のDOCGの白.さわやかで瑞々しいやや辛口のワイン.甘さもあって,のどを通っていく感じもいい.ちょっと優等生的だが,バランスがとれていてとても飲みやすい.重ったるいポルチーニクリームソースを緩和してくれて,なかなかに相性はいい.

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