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笑えること、笑えないこと :: 2011/08/30(Tue)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000097-jij-soci

 東海テレビ放送(名古屋市)は30日、ローカル情報番組「ぴーかんテレビ」の岩手県産米のプレゼントコーナーで「セシウムさん」などと不適切なテロップが流れた問題についての検証報告書を公表した。
 記者会見した同社の浅野碩也社長は「私たちの間違いは大変重い。再発防止策を確実に実行、放送倫理を胸に刻み、信頼回復に全力を挙げていく」と改めて謝罪した。
 報告によると、テロップは50歳代の男性外部スタッフが「ふざけ心」から作成。「特定の意図はなく、むしろ社会常識の欠如が散見される」とした。このスタッフについては同日午前、東海3県で放送された検証番組内で、懲戒解雇となったことが公表された。

(引用ここまで)

おおもとのニュース:
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/04/news053.html

****

この問題では、心底憤った人もいたようだ。しかし僕は特にどのような感想も持たなかった。あえて言うなら、この映像を初めて見た時ちょっと可笑しいと感じた。

こういうふざけ心というのは日本では時より遭遇する。しかし本気で社会の不安を煽ろうとか、被災地をおとしめようとしたわけではないだろう。このテロップがリハーサルで使われていたのか、全く使う予定などない本当に遊びで作られたテロップだったのかよく分からないが、これを手違いで本番に流してしまったというそのお粗末な結末が何とも可笑しかったのである。

日本ではブラックユーモアは NGであることが多い。このセシウムさんのテロップは、そもそもユーモアを言うタイミングでも番組でもないのだからもちろん論外なのだが、そうじゃなくてもこの手の重たい時事ネタを公の場でユーモアとしてあえて笑い飛ばすような感覚は全くない。

笑いは苦笑であってもいい。自嘲的な笑いであってもいい。もしくは、前向きさのあまりに笑って、心の中では少し悲しくたっていい。しかし目くじら立てて憤っても何も産まれないような気が僕はするのだ。

一方、僕は一般の日本人が普通に笑って楽しんでいるお笑い番組のシーンで全く笑えないことがよくある。誰かのわざとではない失敗をげらげら笑っているシーン。そこにいない芸人の車をぼこぼこに壊して腹をかかえて笑っている場面とか。「死ねばいいのに」という有名なつっこみ、僕はどのように笑えばいいのかいまだに分からない。
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テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

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パスタ料理の盲点 :: 2011/08/07(Sun)

パスタのレシピを紹介した本やウェブサイトはたくさんある。日本人の口にパスタはよほど合っているということなのだろうか。

しかし、家庭でレストランのようにおいしく仕上げるのはやはり難しいと感じている人も多い。パスタを美味しく作るのはそれほど難しいことだろうか?いや、そんなことはない。一般的なパスタ料理はその調理法もシンプルであり、素材の持ち味を生かすタイプの料理だから、創作性の高いレストランの一皿を再現しようというのでなければ、美味しく作ることは可能なはず。

パスタは基本の操作を正確に行うことで、かなりのレベルにまで達することができると僕は思う。ただ、現代の日本家庭料理の感覚とは相容れない要素がいくつかある。そのせいで、思わず勘違いをしてしまいかねない、と思い至った。以下、そんなポイントに対するコメントを付しながら、シンプルな「ベーコンとトマトのパスタ」のレシピを書いてみる。

材料(2人分)
・塩・・・・・・・・・・・・20 g(水2リットルに対して)
・パスタ(DIVELLA No. 8)・・・200 g
・ざく切りトマト缶詰(San Paolina)・・・・・・1/2缶
・ブロックタイプのベーコン・・・・約50 g
・ニンニク・・・・・・・・・1片
・オリーブオイル(ピュアオイル)・・・・大さじ1


レシピ
・ニンニクはスライス。この際、縦に半分に切り、芯をのぞいてからスライス。ニンニクが苦手な人も芯をのぞくと大丈夫だったりする。我が家では基本的にニンニクの芯は取り除く。

・ベーコンはブロックタイプを購入し、パスタとなじむような形状に切る。例えば、1 cm × 1cmくらいの太さの棒状などがいい。スライスベーコンは避けたい。体積がないため、すぐに味が抜け、食べるときにベーコンから味がしない、ということも多い。またよい食感を出す意味でもスライスベーコンはパスタに向いていない。ブロックベーコンを太めに切るのがポイント。

・お湯を沸かし、塩を入れる。お湯1Lに対して塩10グラムの割合を厳守。なんだかんだ言って、日本ではこれがなかなか守られない。しかしこれは、パスタをよい食感で茹であげるだけでなく、パスタに塩味をつけるためにとても大事だ。パスタ自身の「味」もしっかり感じられるようになると思う。一方、パスタに塩味をしっかりつけて、ソースはあくまで素材の風味重視で塩をほとんど入れないのがポイント。これは日本の食文化とまるで逆であることに注意する必要がある。だから実践しずらい。何しろ、うどんも蕎麦もラーメンも、麺はしょっぱくない。塩味が濃いのはソース(スープ)の方。さしみを醤油につけて食べる文化なのだ。レトルトのミートソースなども、濃い塩ゆでのパスタを前提としていない。だからソースはかなりしょっぱい。。。とにかく、日本食文化の常識を完全に頭から追い出すべし。そして濃い塩味のお湯でパスタを茹で、ソースからは逆に塩を追い出してバランスをとる。まるで違うものが出来上がるはず。

・パスタを上記のお湯でゆでる。堅さを見ながら、芯がなくなるまでゆでる。標準茹で時間に頼らない。早く上げすぎない。アルデンテを意識しすぎない。多少柔らかくなってもいい。芯が残ってしまったら話にならないので、絶妙なタイミングを無理に狙わなくてもいい、と思う。

・フライパンにオリーブオイルを入れて、弱火で暖める。エクストラバージンオイルではなくピュアオイルを使用する。香りがたってきたら、ベーコンを入れ、火を強めて炒める。この時、ニンニクがこんがりきつね色になるのはグー。しかし、決して焦げないように注意。ベーコンはしっかり炒めて、内部の味成分を保護する。

・ここにトマトを投入。軽く炒めて、ぐつぐつしてきたらできあがり。やりすぎるベーコンの旨味が出てしまうので注意。

・ゆであがったパスタをざるにとり、すぐさまソースの入ったフライパンに入れる。お湯はしっかり切らずに投入することで、ゆで汁も一緒にパンに入ってくる。そして、再び火にかけよく炒め絡める。30秒くらい。この作業もきわめて大事。ソースがパスタの表面から少しだけ中に入っていき、ソースとパスタの間に調和が産まれる。これも日本の食文化にはない調理ステップなのでおろそかになりがち。ソースとパスタは「別もの」という認識があり、それらをただ一緒に食べているだけ、と思いがちだがそうではない。染み込ませ、調和させるのがポイント。もちろん、これはパスタソースの種類によっても変わってくるが。。。

・我が家では、このレシピでは塩をトマトソースには入れない。パスタの塩分でちょうどいい。しかし、もの足りないようなら、ソースと絡めながら塩をふり入れて味を調整。

・イタリアンパセリを飾り、黒こしょうを轢いて完成。パルミジャーノ・レッジャーノをすりおろしてかけてもいい。







このパスタは、ベーコンとニンニクに支えられたトマトの濃い味をしっかり楽しむパスタ。他にはあまり何も入れないのがいい。固形スープの素など間違っても入れてはいけない。


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久しぶりにワインの紹介。

こちらはイタリア、ピエモンテのワイン、ミケーレ・キャルロ・ラ ・ベスパ・バローロ(2006)。





このワインは正月のワイン福袋購入の際に入っていた品。実売価格は推定で5000円前後といったところか。今のところ2011年のベストワイン。

グラスの淵はかなりはっきりとオレンジ色。最初は酸を強く感じさせるが、時間とともにゆっくりと開いてくる。口と鼻が慣れてきてからは、もう圧倒的に楽しい。このクラスになってくると、さすがに層が厚い。香りも味も幾重にも様々な要素が折り重なっていて、かなり濃い。昨年紹介した激安バローロに比べるとタンニンもたっぷりだ。

今回は、上記のパスタと、カポナータ、生ハムなどと合わせた。ちょっとワインが重すぎたかと心配したが、とりわけ問題なし。とても美味しかった。

テーマ:イタリアン - ジャンル:グルメ

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