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iTunes Match :: 2012/03/04(Sun)

驚くべき内容だ。iTunes Matchのサービスが日本でも始まるらしい。現在のレートなら年額2000円程度と予想されている。これを支払うとどうなるかというと、自分のiTunesライブラリに登録されている楽曲がiTunes Storeで販売されている楽曲リストと照合され、同一と判断された楽曲はiCloud上のライブラリに追加されることになる。以後、何度でもその曲をDRMフリーの256Kbpsの高音質AACファイルとして手に入れることができる。これはつまり、昔買ったCD、レンタルショップでレンタルしたCD、友達から借りたCDをituneに読み込んだ場合も、はたまた、youtubeからMP3化したものを読み込んだ場合も、どうやら適合される模様(詳細な照合の基準は不明)。

え!?それじゃあ著作権とかどうなるのよ、と思った自分だが、調べていると、まさにこの記事に出会ったのだ。

http://blog.tunecore.com/2012/02/apple-imatch-the-first-royalties-are-in.html

どうやらアップルは、再生回数に応じてロイヤルティをアーティストに支払っているらしい!

oh, これはひょっとして、ものすごく素晴らしいことかも。

つまりこういうことになる。音楽自体は、インターネット上の大海原や、実世界の友人やレンタルショップや図書館や、とにかくどこから探しだしてきてもいい。その後、それを数回聴いて以後再生しなかったらそれでおしまいである。しかしもしそれを何十回何百回。そしてひょっとして何十年とそのアーティストの楽曲を再生し続けたら、自分が払っているiTunes Matchの料金はそのアーティストに多く流れて行く。一説では、3割がアップルへ、7割が再生回数に応じてアーティスト側へ流れると言われている。

AKB48が悪いわけではなく、彼女たちもプロフェッショナルで素晴らしいのだけど、しかし握手券につられて大量のCDが売れて、莫大な利益が生まれて、しかしCDは捨てられ中古に流れ、流れすぎて買い取り拒否までされて終了という悲惨な状況は残念でならない。確かに、彼女たちの歌(作詞作曲者の作品)を聴いて、もしくは舞台パフォーマンスを繰り返し見て、その分だけ利益が生まれるべきなのである。

「違法なファイル」までひっくるめて「合法なファイル」に差し替えてしまい、なおかつ著作権料を回収して、そんでもって再生回数に応じて還元するというこのサービス。僕は現在のアップルの強さ・したたかさ・知性・そしてアップルが考えている社会のビジョン、というものを感じずにはいられない。このiTunes Match、騒ぎ過ぎを承知で書いちゃうのだけど、ひょっとしてノーベル経済学賞級じゃないのか!?と思った。

アップルのこのビジネスモデルはどうやら日本の著作権協会(JASRAC)も受け入れる方針のようだ。あとは各レコード会社、そして市民がどれくらい受け入れるかだ。iTunes Matchをきっかけに、長い時間、広い文化圏に影響を与えるような音楽をうみだすモチベーションが、日本の音楽業界においてもっと生まれてくれば思う。

実は、昨夜行ったPE'Zのライブなのだけど、会場で彼らが、「まだ発売前ニューアルバムの全曲フリーダウンロードをやっているのでまだの方は是非ダウンロードしてください!」と言っていたのだ。なんでそんなことやるのだろうかと思ったところから、このニュースにたどり着いた。彼らのようなバンドはおおいにiTunes Matchの恩恵を受けるかもしれない。
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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽

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