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緩和ケアスタッフに心から感謝 :: 2014/02/11(Tue)

母が1月下旬に息を引き取った。

大腸がんから肝臓の転移が見つかり手術は難しいと言われ、
あと1年くらいである可能性を告げられてから、本当に約1年後のことだった。

年が明けてから急に体力が落ち、
腹部の痛みを訴えるようになってから、緩和医療内科でお世話になることとなったのだが、
この緩和ケアの看護士さん、医師の方々が本当に素晴らしい方々だった。

母に対してとても優しく、そして母の意志を尊重して接してくれるのはもちろんのこと、
私たち家族に対しても、常にまっすぐに、嘘偽りない言葉で接していただいた。

息を引き取る2週間程前に、遺影の写真や、旅立つ時に着る衣服について話をしていただいたおかげで、
素晴らしい写真、やまほどあった着物と帯の中から、最高のものを準備することができた。
おそらく、息をひきとってからばたばたしたんじゃ、こんな素敵なものを準備することはできなかった。

母が人工呼吸器などはいらないと言っていたので、最期は本当に自然に息をひきとったと聞いた。
残念ながら私はその瞬間には間に合わなかった。
しかし、個人的な意見を書くなら、どこからが生でどこからが死だとか、そんなデジタルなもんじゃないと思っている。
肝機能が下がって、意識混濁が出てきたとき、すでにもう母はゆっくりと死に始めていたんだと思う。
逆に、息をひきとった後でも、残りわずかの酸素を使ってまだ細胞はしばし機能していただろう。
だから、呼吸がとまった後だったけど、最後にかけた言葉は届いたかもしれない。そう思いたい。

普段、日常の暮らしの中で死というものを話題にすることは少ないし、
どちらかというと忌み嫌う風潮さえある。
だけど、緩和ケアの方々は、いつもまっすぐに死を意識して、とても明るく接してくれた。
はじめは何となく違和感を覚えなくもなかったが、
今はその意味がはっきりと分かる。
心から感謝申し上げたい。

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テーマ: - ジャンル:心と身体

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