キタキツネ

キタキツネ.北海道では特に珍しくなく,郊外に行けばすぐに会える動物です.夏の北海道はたくさんの観光客が訪れますが,バスから降りたらキタキツネがいて,「すごーい,キタキツネだ!!」という歓声が時より聞こえたりしますが,特にキツネをじっと見るわけでもなく,たいては写真を撮って,はしゃいで,満足して帰っていきます.とまあそういうシーンをよく見てしまいます.


   



夏のキタキツネに会うと,すでに知っていることとは言え,こんなに痩せているのかと私は再び衝撃を受けるのです.というのも,たいていテレビや雑誌に出てくるキツネはふわふわの冬毛か,夏でも痩せているのが目立たないようなショットなんですよね.映像では伝わってこない本当のキタキツネの姿は,現場で空気を通して対峙して初めて分かると感じます.


しかし痩せているというのは,決してマイナスのイメージなんかではありません.無駄な贅肉がなく,鍛え抜かれた鋼のような体です.足が体のボリュームに対してとても長く,眼光するどく,真っ直ぐ前を見る姿に背筋が伸びます.
   (しかし,しっぽだけはなぜか年中ふさふさです.^^)






こういう姿を見ると,千歳空港などで大量に売られているキタキツネグッズが何なのか,全く分からなくなります.太って可愛らしく変形させられたその姿.デフォルメも悪くはありません.しかし,それは何かひとつの特徴を捉えて行うのなら意味があり,魅力も生まれると思うのですが...どーもピンときません.


 

テーマ : 思うこと - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

エキノコックス

キタキツネを見ると北海道のシンボル的な存在である半面同時にエキノコッカスを連想してしまいます。北海道の方のblogにキタキツネの話が出ていましたが、なぜか車に近寄って来たと書かれてありました。観光客のなかに軽い気持ちで餌を与える人がいるようです。もし触れたりしたら感染の可能性があるといわれていますので、北海道以外にも広がるのも時間の問題でしょうね。

この写真のキタキツネも,駐車場にふらふらと出てきていました.餌をあげる人間の存在をもちろん知っているようで,それとなしにこちらの様子をうかがっているようでしたね.でも基本的には警戒心は強く,手渡しで餌をあげることはできないし,キツネに触れることはほぼ無理...かなぁ...だから観光客が感染したという話しはまだ聞いたことがありません.(私の知る限りですが...)

実際,道内のエキノコックスの感染は毎年発生してますが,キツネからというよりは,感染要因が特定できないものが多いようです.野ネズミも保持しているようですし,家畜などを通して偶然人に入ってくることもあるようです.まあ,いずれにせよ,感染するとかなり厄介な寄生虫なので,注意しなければいけないですね.汗

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