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Alfa Mito(ミト)に試乗 :: 2009/07/04(Sat)

Alfa romeo MiTo(ミト or ミート)に試乗しました.報告.

147車検のためディーラーに車を預けに行くと,予想通り,真っ赤なMiToの試乗車が目に入ってきました.日本デビューからまだ二ヶ月少々.どんな車なんだろうと思いを馳せる毎日でしたが,今回ディーラーの方の厚意でじっくり試乗することができましたので記録を残します.

何度も雑誌やWebで見ていた車でも,いざ生身の車と対面する時はやはり心が高鳴ります.特にアルファの場合はちょっと事情が違って,経験的にきっと裏切られるだろうという期待があるんですね.どういうことかというと,まずぱっと見て「かっこーいい!」とは決してならないのです.少なくとも自分の感性では...しかしどうやら対面と同時に時限爆弾が自分の心に仕掛けられてしまい,あるとき突然それが爆発して,一気に恋に落ちる(好きになる).アルファロメオという車とはいつもそう.147ともそうだし.159の場合はもっとかなぁ...159と最初に会ったとき,「なんじゃこのフロンマスクは!?いくらなんでもやりすぎでしょでしょ!?」と思った記憶があるのですが,ある日職場の近くの国道で赤い159とすれ違う.「え!?」と声が出ない,くらいにしびれるほどの,衝撃的な残像を残して159は矢のごとく走り去っていく.本当に言葉がでなくて,それでもようやく出た感想は,「いやー.かっこよすぎて,風景から浮いてたな...笑」.現代のアルファロメオは,ぱっと見てすぐ心に響くかっこよさとかなくて,秀才タイプでもないし,ちょっと悪ふざけをしているような「ずれ」がある.たぶん159というのは,かっこいいのじゃなく,ちょっとダサいのだと思います.そしてそのダサさが心底かっこよく見える日がやってくるんですね.ダサいというのは日本語ではあまりいい言葉じゃないですが,でもやはり埋没しない個性に違いないのです.


http://en.wikipedia.org/wiki/Alfa_Romeo_159

さて,脱線してしまいましたが,こんなわけですからMiToもそうであるに違いないのであり,裏切られる期待を持っての初対面.そして予想通り,その姿に最初からいきなりグッとくるものはなかった.ちょっと拍子抜けするような,意外なほどの薄味感とでもいいましょうか.リヤに回ればさすがにヒップはアルファロメオだとすぐに分かるものだけど,初対面から心をかき乱してくる何かはまだありません.しかし爆弾は確実に仕掛けられたかもしれません.


http://en.wikipedia.org/wiki/Alfa_Romeo_MiTo

MiToには,ハイパワーバージョンのGTAが既に公開されています.こちらにGTAのプロモーション・ムービーがあります.最後はなんかジーンときます...



MiTo(ミト)は,ミラノの「ミ」と,トリノの「ト」から一文字ずつをもらって誕生しています.アルファがフィアット傘下に入ってもう20年の時が流れます.フィアットの本拠地はトリノ.そしてアルファロメオはミラノ.ミトは,ミラノでデザインされて,トリノで生産するとされています.つまり,車体やエンジンはフィアットが開発したものを用いており,そこにアルファロメオのスパイスがかけられています.

このイメージはまさに正しいものでした.エクステリアもインテリアも,それはアルファロメオそのもの.シートに座って,今ひとつドライビングポジションが定まらないのもアルファ的.なんか囲まれ感があって,前方視界よりもメーターが目に入ってきてしまうのもアルファ的.アルファロメオを知っている人なら,これは一種の安心感です.



ここまではフィアットの香りはしないんですが,エンジンを始動させて走り出すと,「あれれ!?これはちょっとだけアルファっぽくないぞ」となります.小型車らしく,とてもきびきびと小気味よく走るのですが,走り味にやや堅実な雰囲気を感じます.これは,この車のベースになっているフィアット・グランデプントのテイストだと思います.この堅実的な雰囲気を消しかたっかのか,今回ミトには,アルファDNAシステムが搭載されました.これ,アルファ側の開発者の強い要望だろうかと思いました.だって,DNAでしょ?つまり,血が薄まるのを恐れて,フィアットじゃないよ,アルファなんだよ,と強く意識させるために,アルファらしいスポーティな走りを実現するアイテムかと...でもですね.後で知ったのですが,どうやらデオキシリボ核酸(DNA)でなくて,Dynamic, Normal, All-weatherの三つの走行モードの頭文字なんだとか...また騙されてる気がする.笑 いや,こういう「はずし」,というか「ズレ」こそが,アルファDNAなんでしょね.

さて,試乗した感想です.何はともあれ,1400 ccという排気量故に非常に経済的でありながら,エンジンの性能を使い切って走る欧州的走り方が楽しめるのがやはりいいです.これはdynamic modeでも,normal modeでも,変わりはありません.確かにのノーマルではちょっと刺激がないですけど,それでも十分な歓性能は持ち合わせています.今回のエンジンは過給機付き,つまりターボなんですが,それと分かるほどの過激さはなく,ターボであることは意識に上りません.気になっていた電動パワーステアリングですが,このフィーリングはすごく自然で運転していてとても気持ちのいいものでした.駐車場など狭い場所での操作でも不自然に軽くなったりはせず,節度があります.変速機は現在はMTのみの設定ですが,セレスピードのようなクラッチペダルのないモデルもいずれ登場するのでしょうか.運転は本当にラクラクで,147と同じようように操作すれば何ら意外なことは起こらず,普通に運転できてしまいました.

総じて,非常に新しく今までにない未知のテイストを持った車,ではなく,極めてイタリア的で,ファンを裏切らない堅実な車だと思いました.アルファやフィアットに惚れているなら,すごく安心できる車ではないでしょうか.前にプジョー207を試乗したときは,何から何までが206と違っていてびっくりしたものですが,そういう意味では,フランス車とは対照的で,やはりこれまで培ってきた,守ってきた,愛すべき伝統のようなものをしっかり継承していくのがイタリアンなんだと感じます.

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テーマ:AlfaRomeo - ジャンル:車・バイク

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