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文京区長,育児休暇を取る :: 2010/03/12(Fri)

このニュース報道を聞いて僕はハッピーだけど,やっぱこれは公務員だからこそできること?だろうか...

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100311-00000001-maip-soci

東京都文京区の成沢広修(なりさわ・ひろのぶ)区長(44)が第1子誕生を受け、4月3~15日の約2週間、「育児休暇」を取ると区議会などに報告していたことが分かった。区長の育児休暇は制度化していないが、率先して取得することで「男性の育児」への理解を求めたいという。厚生労働省は「自治体首長の育児休暇取得は聞いたことがない」としており、男女合わせて自治体首長では初めてとみられる。

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組織のトップの男性が育児休暇を取る,というのは確かにほとんど耳にしたことがない.このニュースを知って,僕はとても嬉しい.

育児休暇なんてそんな悠長なこと言ってられないというサラリーマンも多いだろう.実際まだまだ不景気真っ只中の日本である.だからこのニュースを引き合いに出して,もっともっと男性も育休を取るべきだ,文京区長を見習うべきだ,などというつもりはない.

しかし,あえて育休を取得しようとする人(この場合特に男性)が虐げられる社会であって欲しくはない.現在,男性で育児休暇を取得する人は1%足らずだそうだが,実は3%の男性が取得しようと思っていて,でもそのうち2%は会社や周囲の理解がなくあきらめているかもしれないわけだ.そういう2%の人たちが気持ちよく取得できるような社会になってほしい.僕は前にも書いたが,数値のようなものでこういう問題を考えても意味がないと思っている.私たちに精神的準備が整っていない状態で,育休をとれと言われても中身が伴わないだろう.だから,育児休暇取得率10%なんていう数値目標には疑問がある.数値は時間の流れの中で変化していくだろう.それは私たちが理想とする社会の在りよう,価値観によって結果的に生まれてくるものだ.その基礎土台の方が先に変化しなくてはいけない.


さて,テレビニュースではキャスターがこの話題について「男性が育休を取るのは少子化対策にもなるからいいことだ」と繰り返し言っていた.なんでここで少子化の問題が出てくるんだろうかと,僕はずいぶんと頭の上に?マークが浮かんだ.育休取得理由を別の問題に繋ぎ合わせて,なんとなく上から目線的だ.この文京区長さんは育児休暇取得理由について,少子化対策にもなるなどとは一言も言っていない.そりゃ当たり前だろう.自分の子供が生まれて,自分も育児に参加したい,妻の手助けをしたい,などが自然な理由じゃないだろうか...

そもそも僕はこの「少子化(対策)」という言葉があまり好きではない.少子化(対策)という言葉は学問的な言葉だと思っている.だから使い方によってはとても冷たいのだ.命が生まれてくる人生の大きなイベントの現場と共に語るにはふさわしくない言葉だと思う.子供の人間性が軽視されているように感じる.少子化という単語が生きる場所は別の場所にあるだろう.だから,文京区長さんのこのニュースの際に,しきりに男性の育児休暇は少子化対策になる,とニュースキャスターが繰り返しているのを聞くと,人の心の温かみのようなのを感じられなくて,非常に残念に感じた.このキャスターは区長さんに面と向かっても「少子化対策にもなりますし,いいことだと思います.」なんて言えちゃうのだろうか...


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