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素揚げのコオロギと思い込み :: 2007/12/29(Sat)

先入観,思い込みは危険です.自分が信じていることをそのまま当然だと思い続けることは,思考の多様性を減らし,思考停止へと進む第一歩です.考えていても,「同じこと」しか考えないというのは思考停止と同じだと私は思っています.

カンボジアを旅したときに,現地の人がおやつに食べるというコオロギの素揚げを食べました.


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かなり気持ち悪いでしょ?食べたいとは思えないですよね.笑

日本のエンマコオロギより遥かに大きく,昆虫が好きな私も,食べるとなると正直ちょっと気分が萎えましたね.笑 そのときの私の正直な気持ちは「恐いもの見たさ」.つまり,どれほど変な味なのかを,気持ちが悪い思いをしてでも知りたいという好奇心です.疑うことなく絶対に美味しくはないだろうと思っていたわけです.

ところがです!勇気をふり絞って食べてみると,びっくり仰天!!!美味しいではありませんか.「美味しい!」.そう感じるのです.食感も味も四万十川で食べた川えびの素揚げのような感じ.一切のくさみがありません.それどころか,一緒に添えられたライムをひと搾りしてまたびっくり!こ・こ・これは!これは完璧に相性が合っている!!

そう,カンボジアの人は,貴重なタンパク源としてコオロギを食べているのではなく,美食として食べていたんですね.ライムをかけるんですよ!しかもガイドの方に教えてもらったのですが,このコオロギ,地面に穴を掘って暮らしているため,水を穴に入れて逃げ出てきたコオロギを子供たちが捕まえるのだとか.かなり手が込んでいます.そして極めつけの説明が...「このコオロギが美味しいんです.他のコオロギは美味しくありません」.出たぁぁ!!これぞ結論ですよ.やはり美味しいから食べていたんですね.なるほど美味しいわけだ.実はカンボジアでは他にもタガメやクモなんかも油で揚げて食べるそうなんですが,かなり食べてみたくなりましたね.

それでも昆虫を食べるというのは気持ち悪いと思う方は多いでしょう.生理的に,ですね.しかし.私はこの一件においても,「思い込みは悪だ」とはっきり思いました.だって美味しくないと勝手に決め付けてたわけですから...

日本人は,習慣に慣れ親しみ,冒険をしません.おしなべ保守的です.そしてそれを強烈にバックアップするのが「思い込み」です.たとえどんなに自分が正論である確信があったとしても,相手の言葉を聞こうとしない日本人がいるでしょう.事実,私はコオロギが美味しかったと話しても,心底そうかと思ってくれた人はあまりいないような...涙 

いずれにせよ,私はコオロギを食べて食の世界観が広がったと感じます.

関連記事:タ・プローム遺跡

   
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テーマ:♪おすすめ♪ - ジャンル:グルメ

  1. 食/ワイン
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comment

日本人ってイナゴや蜂の子を食べますよね(あんまり一般的では無いですが!)
僕は自分では記憶に無いのですが、子供の頃に蜂の子を美味しそうに食べたそうです。
大人になってから、昆虫を触る事さえ出来なくなった今、とても考えられませんが・・・(^_^;)蜂の子ってウジ虫みたいなやつだそうです(覚えてなくて良かった・・・)
それで、近年気付いたのですが、自分は食材を「生き物」だと思うと食べれなくなる事に気付きました・・・魚でも、頭のついた活き造りなんてとても食べれません・・・刺身は大好きなのに!自分にとって「食材」と「動物」(生き物)は概念的に全く違うものだという事に気付いたのです。細かく切ってしまえば良いのですが、生きていた頃のフォルムを思うと食べれなくなります・・・でも「味」と「生き物」は全く別(^_^;) 生きている牛や羊や馬や豚を見て「可愛い」とは思っても「美味しそう」だなんて思わないです(よね?)しかし食材としては、食べて美味しければどんどん食べれてしまいます(笑)その生き物だと知った瞬間にマズくなるなんて事は無いです。味は味で評価出来るって事でしょうか。
寿司屋で「シャコ」をよく見たら、フナムシみたい(海老は「魚介類」と思えるのに、シャコや「虫」にしか思えなかった)で気持悪くなりましたが、美味しければ!と思い挑戦しましたが、海老の味(&食感)とは違って自分の好みではありませんでした(それで、ますます嫌いになりました・・・)(^_^;)足がいっぱいある生き物でも海老は大好きなんです。きっと美味しければ何でも食べれるのでしょうね。美味しいコオロギと不味いコオロギがあるように・・・ただ形が苦手です(笑)
欧米人に比べたら、様々な魚介類を平気で食べる日本人は、かなり勇気あると思います(笑)
  1. 2007/12/30(Sun) 05:04:00 |
  2. URL |
  3. morito #1wIl0x2Y
  4. [ 編集 ]

そうですね.東洋人は欧米に比べて食に関してはかなり「激しい」傾向ですね.沖縄の豚の丸焼き.生きたまま食べる踊り食いなんてものまであります...私も生きたウニを割って食べたことあります.自分は生理的にどちらかというと大丈夫なほうなのかも...(^_^;)

生きている牛を見て美味しそうだとは全く思わないので,私も食材と生物はやはりまったく別の概念なんだと思います.魚は好きですが,スーパーで丸ごと一匹売っている秋刀魚を見ても,その段階「美味しそう」とは感じないです.ただ私の場合は炭火で焼かれた状態になると,頭があっても「美味しそう」と思ってしまいそうです...苦笑 やはり生理的許容度の個人差でしょうか.

私が生理的にどちらかというと気持ちよくないのは,堵殺場で,システム化・管理され,大量に殺されライン上を流れていく豚や牛の最期の有様(情景が示唆する家畜の命に対する意味のようなものに対して).
まあ,市場経済を受け入れている以上,これはいわゆる「きれいごと」ですが...

この記事では,「思い込み」は危険だということが言いたかったのですが,ちょっと例えがよくありませんでした.申し訳ありません.写真のサイズを変更しました.
  1. 2007/12/31(Mon) 15:09:02 |
  2. URL |
  3. えりざべす #m5Dxg7h6
  4. [ 編集 ]

ぎゃ!写真小さくしてくださったのですね(^_^;)
大きいと質感がフライド・フード(チキンとか)に見えたんですが、
小さくしたら余計に虫っぽさが強調されてしまったような・・・(笑)

今年はこんな面白いブログに出会えて良かったです。
来年もよろしくお願いします。
  1. 2007/12/31(Mon) 18:28:35 |
  2. URL |
  3. morito #1wIl0x2Y
  4. [ 編集 ]

虫っぽさが強調されてしまいましたか...
これまた申し訳ございません...(^_^;)
前のラージサイズの写真はほぼ実物大だったのですが,
日本の昆虫は小さいですからね.
こちらのほうが虫っぽいかも.

こちらこそ来年もよろしくお願いいたします!
  1. 2007/12/31(Mon) 20:58:24 |
  2. URL |
  3. えりざべす #m5Dxg7h6
  4. [ 編集 ]

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