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プジョー206と過ごした3年 :: 2008/03/13(Thu)

プジョー206が我が家に来てから3年間余りが過ぎ,昨年末に最初の車検を受けました.今日は,206との3年間を振り返って,これまでの印象を交えつつ,リアルな206情報をお届けします.これから購入を検討されている方や興味がある方には何かの指針になれば,という思いを込めて.質問などありましたら,気軽にコメント欄へどうぞ.車に興味の無い方は読み飛ばしてください.笑

愛車206の基本情報:
  納車:2004年12月
  グレード:XS (GH-T1NFU 3ドア)
  排気量:1600 cc (直4DOHC)
  動力伝達:5段マニュアル
  現在までの走行距離:約25000 km
  平均燃費:約14 km/L
  最高燃費:約20 km/L (札幌稚内往復などで記録)
  最低燃費:約9.5 km/L (積雪期の札幌市内のみ)

     
      新緑の十勝平野にて.去年の写真です.(^_^;)


では一問一答形式で...

1.燃費はそんなにいいのか?
この車のびっくりポイントのひとつが,燃費のよさであることは間違いありません.納車後にいきなり20 km/Lという好燃費を記録して以来,北海道の郊外を走れば確実に18 km/Lは達成できる優秀さです.しかも,加速するときはきっちりアクセルを踏んでもこの値です.ちなみに瞬間燃費計によると,平坦地を時速60 km定速走行時の燃費はだいたい22 km/L,フル加速時に私が目にした最も悪い瞬間燃費は約4 km/L程度です.

2.猫足は正直どんな感じか?
これはプジョーに興味を抱いておられる方なら重要ポイントだと思います.古くからのプジョーファンの方に言わせれば,「もはや206の足は猫足とは言えない」だそうです.私としては,フランスの田舎の荒れた路面や未舗装路だけでなく,アウトバーンのような高速道も安全に走れるように,時代に応じたチューニングをメーカーが行った結果だと思います.しかしそれでも,ドイツ車のような堅牢さはありません.剛というよりは柔ですね.206の走りが最も冴え渡るのは,やはり高速道路よりも荒れた路面をある程度ペースを上げて走るような時です.低速時の突き上げ感は影を潜め,見事に路面の凹凸をいなしながら駆け抜けます.この時も高いトラクション性能,グリップ性能は一切損なわれません.路面からの入力に対して206のシャシーが極めて俊敏な応答を見せるからです.これはディーラーの試乗では決して分かりません.まさに,猫という動物が見せるしなやかな運動神経そのものです.あと,シートの設計が,このようなシャシー性能に対して極めて調和しており,とても快適にドライブできます.猫足的な乗り味は,このシート性能による部分も大きいと感じます.

3.故障はあるのか?
小さなマイナートラブルが3つあります.まず,センターディスプレイ(外気温や燃費を表示する液晶画面)が,エンジンを停止しても消灯しないことが,3年間で3回ありました.クレームなどはつけていません.エンジンを停止した時に確認するようにはしていますが,何せ滅多に起こらないので...次に,エンジンの始動がぎくしゃくして,すぐにストールしてしまうことがあります.寒い時期に時より起こりますが,頻度は1ヶ月に1回くらいでしょうか.この問題に関しては,始動直後に1回軽くブリッピングすることで解決できます.最後のひとつは,エンジン始動時のABSやエアバッグの起動エラーです.これは再起動(エンジンを切ってもう一度かけ直す)することで解決します.二度目もエラーが出ることはありません.これも寒い時期に生じるのですが,バッテリーの電圧低下のせいかもしれません.トラブルといえば以上の3点のみで,一切重篤な問題は起きていません.

4.不満点はあるのか?
不満は無いといってもいいのですが,あえて言うなら,エンジン音とロードノイズが大きいこと.音楽を楽しむのはけっこう厳しいです.あと,納車直後はボディーからのきしみ音が気になっていましたが,今では全くしなくなりました.組み付けが適度に緩み,本来の「柔」を獲得したのでしょう.そういう意味では,納車から2万5千キロを走行しましたが,本当に各部がしなやかに柔らかく変化してきたと感じます.今もまだ変化中かもしれません.いや,ずっと変化し続けるのかも...笑 ワイパーの向きが逆(左ハンドルと同じ)だという点を気にしておられる方がいるかもしれませんが,これは全く問題ありません.それからエンジンオイルも消費しません.個体差もあるかもしれませんが,エンジンオイルに気を使うことはないです.ということで,本当に不満はありません.

5.なぜXSというグレードを選んだのか?
3ドアモデルが206のデザインで一番気に入ったからです.XSのエクステリアデザインは本当に美しい.あとこのモデルのバケットタイプのシートがとても気に入りました.とてもリラックスできるシートで,長距離走行でも全く疲れません.それはもう魔法にかけられているかのように疲れないんです.

6.スポーティ?
とてもスポーティだと思います.スポーティだと感じる理由はやはりシャシーバランスのよさでしょう.トラクション性能が高いため,スロットルレスポンスがとても秀逸です.アクセルを踏んだ瞬間に車が反応します.ペダル配置は本格的にスポーツ走行をしたい人向けではありません.大柄な方ならちょっと窮屈でしょう.サーキットなんかに持ち込むようなタイプではなくて,あくまで公道で走らせるための車です.ただ,エンジン音が明快なので,ブリッピングを伴う減速シフトは積極的に行えます.高回転から回転を下げてくる時のメカニカルノイズと,室内に僅かに入ってくる吸気音がまた美しいです(アルファロメオなんかと比べてはいけんませんが...笑).最後に忘れてはならない性能,それはブレーキです.ブレーキが素晴らしい.初期制動,コントロール性能とも申し分ありません.ブレーキの泣きと振動もスポーティで,思わず微笑んでしまいます.笑 スポーティとは言え,それは速くて危険なイメージではなく,車に乗ることを真に楽しむイメージです.また,車が多くの情報をドライバーに伝えてくるので,車が人の体の延長線上にあるような一体感が得られます.これは車の状況をいつも理解できるという点で,むしろ安全性の向上に寄与していると思います.

7.購入を考えている方に一言.
206の魅力を一言で表現することは難しいです.ただ,私の受ける印象では,おそらくこの車は作り手が掲げた高い理想をほぼ実現できていて,だからこそ作り手の満足感と誇りに満ちている車なのだろうと感じます.モータージャーナリストの方々から絶賛されることの多いこのコンパクトカーの魅力は,3年経った今,ようやく理解できる気がしています.それでもその魅力は数値で表せるようなものでないことだけは確かです.ところで,作り手が想定していないものは徹底してこの車には存在しません.例えば,静寂性とかリアシートの乗り心地などはあまりよろしくありません.特に,静寂性を重要視するのなら,206の場合は絶対に後悔します.とにかく騒々しい車です.笑 音楽はいい音では聞けないでしょう.ただ,なぜか騒々しいのに疲れません.シートがいいからかもしれませんが,とても不思議です.フランス車は積分力とはよく言ったもので,とにかく疲れないから延々運転できる,そして目的地に飛ばさなくても結局早く着く,これですね.ちなみに後継の207にも乗りました.206とはかなり異なったコンセプトの車になっていますので,後継という位置付けとはいえ,206とは違う車だと考えたほうがいいと思います.207に関してはいずれまた書きたいと思います.

関連カテゴリー:愛車プジョー206

 

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テーマ:愛車 - ジャンル:車・バイク

  1. プジョー206
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またブログ巡り中に立ち寄りました。
応援ポチッ!
  1. 2008/03/14(Fri) 19:34:21 |
  2. URL |
  3. サトシ #-
  4. [ 編集 ]

サトシさん.
またお立ち寄りくださいませ.

  1. 2008/03/14(Fri) 23:43:46 |
  2. URL |
  3. えりざべす #m5Dxg7h6
  4. [ 編集 ]

なんとなく立ち寄ってみました。
我が家もかつて00年式206XTを所有していました。
その後、追加で206CCを買い、206XTから407SWへ移行した今でも「これぞプジョー」と思わせるものは、206だと思っています。
  1. 2010/02/23(Tue) 09:43:56 |
  2. URL |
  3. momo #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

momoさま,はじめまして.コメントありがとうございます.

追加でCCを買ったというのが心にぐぐっときました.^^ 407SWもいいでね.206には全くないテイストがありそうに思います.僕は407には一度も乗ったことないので,一度試乗してみたいです...でも試乗程度じゃ車の持つ味わいはよく分からないのですが...汗

206は僕にとって小型車の理想形です.207や308はグローバル化の圧力を強く感じるモデルですが,新しいことにたくさん挑戦している車で,とても力強く感じます.こちらは未来(現在)のプジョーなんでしょうねぇ...
  1. 2010/02/24(Wed) 00:44:33 |
  2. URL |
  3. えりざべす #m5Dxg7h6
  4. [ 編集 ]

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