日本について考えるブログ




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里山 :: 2007/11/06(Tue)

いつも暗い話ばかり書いてしまうので,今日は少し明るい話題にしようと思います.

そもそも日本や日本人の悪口ばかり書いている私ですが,ぶっちゃけ自分も立派な日本人でして...笑 気を抜くともちろん自分の意見なんてろくに言えず,悶々としてしまうものです.でも,日本という国,世界に誇れることもたくさんあるわけでして,そういうものは,ちゃんともっと誇りに思うべきかもしれません.

で,日本が誇れるもの,と考えるとやはりすぐに思いつくのは「エコロジー」でしょうか.なんだかお金にならないなぁ,とか,地味だなぁと思う方もおられるでしょうが,いえいえ.これからの地球がかかえるかなりシリアスな問題において,その環境問題に敏感な価値観をデフォルトで持っている日本人は,どうみてもすごい!

環境の話で思いつくのは,やはり日本の「里山」という特殊な世界です.里山とは漠然とした言葉ですが,別の視点から定義するなら,「人間がそれ以外の生命と区別されることなく,調和のとれた生態系の一部として機能できるような環境」とでも言えるでしょうか.この環境の中心は生命に不可欠な水を提供する田んぼです.田の環境は稲の成長とともに変化しますが,その中において多くの生物が適した時期を田んぼで過ごすのです.そしてそれは作為的に環境保護の名の下に開発された技術などではなく,あくまで稲作という農耕文化の中においててうまく循環できるというところがすごいのです.

日本人は実は当たり前すぎてこの美しすぎる環境をことさら意識せずにきました.しかしNHKが長期にわたり取材して作製した「映像詩 里山 命めぐる水辺」(タイトルくどっ! 笑)という映像番組は,世界で非常に高い評価を受け,数々の栄誉ある国際賞を受賞しています.この映像を見て,「日本はすげー,すごすぎるよー.」と何人の諸外国の方に思っていただけたことか.

日本人は自己主張が下手で,本質を追求したディスカッションすることが大の苦手ですが,全く逆の意味で捉えれば,心を無にしてありのままの自然を受け入れつつその中で生活していくことに関しては,天賦の才があるといえるでしょう. これは世界がさらにグローバル化し,多くの物や情報・お金がごちゃまぜになった近未来において,「人間の善なる思想」として世界に提示できるほどの重要な要素になりうると思うのです.
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テーマ:エコ・環境・ごみ・資源・リサイクル・ロハスなど - ジャンル:学問・文化・芸術

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